書類作成、処方の入力もスムーズ
転記作業が楽になりました

東京都Sクリニック
S医師
  • 外科
  • 内科
  • 循環器科
  • 消化器科
導入時期
令和3(2021)年2月
導入の背景
紙カルテからの移行
患者さんとの対話を尊重する、丁寧な診察が好評のクリニック。英語が堪能な院長が在籍しており、さまざまな患者さんに対応している。
導入前の課題
  • ・3万4千件のカルテの保管。またその中から瞬時に患者さん情報を呼び出したい
  • ・カルテの出し入れ作業を減らしたい
導入後の効果
  • ・カルテを探す作業が僅かになり業務量が減少した(一部のカルテはまだ必要)
  • ・クリック作業だけで患者情報を瞬時に閲覧できるようになった

調べ得る全てのクラウド型電子カルテの中から CLIUSを選びました

電子カルテCLIUS導入のきっかけを教えてください

紙カルテの限界を感じていたためです。
紙カルテは一瞥で検査結果や既往歴、診療情報提供、処方策、各種画像などが分かる一方で、膨大な保管場所が必要です。

さらに、経年劣化、出し入れ作業の発生、文字の判読が難しい点なども改善したいと思っていました。
当院では、カルテ管理システム(赤外線通信方式の無接点ICタグを使用することで、患者番号等をシステムから検索すると、該当するカルテに装着した機器が光り、短時間でカルテを見つけられる)を使っていましたが、そのシステムの製造中止にともなう、パーツ在庫の減少、また容量にも限界が出ているなど、さまざまな問題がありました。

電子カルテ導入についてどのような課題がありましたか?

電子カルテにすることで、患者さんの目を見ながら話す「丁寧な診察」に支障が出ると考えていました。時折、患者さんから「このごろの医師は診察中パソコンばかり見ていて患者さんの方を見てお話ししてくれない」という声を耳にするようになっていたためです。

そのような状況を軽減するために、知人の中には、電子カルテ導入のために診療の傍で打ち込みをするメディカルクラークを雇用している人や、カルテの記入等を整えるために診察後に1〜2時間残業している医師もいました。

このような不安を払拭するには、優れた「音声-文字」互換性を持つ音声入力カルテしかないと思い、数年間探しついに2020年10月、音声認識が可能なカルテの導入に踏み切りました。

導入初期の頃は、ある程度の手間がかかることを仕方ないと思いしばらく使用しました。しかし、残念ながら音声からテキスト化されたものは、90%の変換能力を有しておりましたが、医学用略語が反映されないことも多く、あちこちに散らばっている誤字を毎日細かくチェックし、手動の修正をしなければなりません。このような日々を3カ月ほど送りましたがあまりに負担が重く、このままでは臨床で継続使用できないという結論に達し、音声入力機能がない電子カルテの再選定をスタートしました。

CLIUSを選定した決め手は何ですか?

5つあります。他のクラウド型電子カルテも全て見ましたが、この5つの点で優れていると思い、CLIUSを選定しました。

(1)ハードウェア(PCのOSなど)を自由に選べる
(2)クラウド型電子カルテである
(3)主要な情報が一瞥で俯瞰でき、展開するページ数が少ない
(4)画面の平明さ、文字やフォント、カルテデザインが当院デザインポリシーに適合している
※CLIUSはブラウザ版のためWindowsでも使用可能であるが、Macのようなユーザー感覚=画面が優しい点が好印象だった
(5)導入コストがリーズナブル

低料金にも関わらず、画面遷移が少なくシンプルで見やすい、診察時のストレスが非常に少ない部分はとても気に入っています。 また、OSに限らず、Macのような使用感を実現しているところも大きな魅力です。ここまでこだわりを感じる電子カルテは少ないのではないでしょうか。

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カルテ導入時にどのような不安がありましたか?

診察中に文字入力をするため「患者さんの方を見ない医療にならないか、文字入力の手間はどれくらい大変か、旧カルテを新カルテにどの様に反映できるのか」など、入力の手間や乗り換え時の職員への負担の大きさ等を危惧しました。

しかし、現代のパソコン環境に慣れているスタッフの文字入力能力は想像以上で、「カルテに音声入力が必須」との考えは覆りました。

CLIUSの気に入っている機能、導入し快適になった点はありますか?

以下のように6つほどあります。

(1)カルテに保管している書類、ファイルのプリントアウトが容易
(2)異なるPCから複数人が同時にカルテを閲覧できる
(3)バイタルサインなどの数値を容易に転記できる
  (日毎の数値すべての転記だけでなく、項目単体の2号用紙への転記も可能)


※カルテ画面のキャプチャ(CLIUS作成):バイタルなどの数値を、ワンクリックで2号用紙に転記できる。上記にあるように、上部の日付の部分にある「>」をクリックすると、その日の全ての数値を転記可能。緑枠で示したように、単体の数値を選択すると、その部分のみが転記できるようになる。

(4)処方薬などの候補リストが「よく使う順」に出てくるので使いやすい
(5)過去カルテの処方が容易に転記できる
(6)スキャンした診療情報提供書や、画像データのレポート等の添付が容易


※カルテ画面のキャプチャ(CLIUS作成):形式を問わず、診察に必要なデータを添付可能。

さまざまな機能により手入力作業が減り、業務効率化につながったと考えています。

どのようなクリニック・医師にCLIUSをおすすめできますか?

新規開業でカルテを導入する先生だけではなく、開業済みの先生方にもおすすめだと思います。先述の通り、当初はカルテ操作の不安がありましたが、CLIUSの使い勝手の良さ、画面遷移が少ないことも相まって、スタッフも私も早いタイミングで慣れることができました。

また、サポート体制もとても良く、トラブルがあった際も時にも丁寧に対応していただいています。

CLIUSで今後実装してほしい機能やサービスはありますか?

音声入力については依然として興味があります。CLIUSは、音声入力アプリと連携できるケースもあるようなので、後ほどお話を聞きたいと思っています。

また、患者さんが待ち時間に、問診表に記入した内容がそのまま電子カルテに反映されるシステム[POS(Problem Oriented System)のP(患者が抱えている問題)がカルテに反映されること]についてもぜひ開発してほしいと思っておりました。この部分は「WEB問診」機能として2021年夏に開発されたようなので、こちらも営業の方に改めてご相談させていただきたいです。

実際にCLIUSに触れてみる

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