
【ORCA Q&A】カテゴリの記事では、日医標準レセプトソフト「ORCA」についての「よくある困りごと」の解決法をお届けしています。
今回の記事では、電子カルテでのオーダー入力時に選択式コメントを入力し忘れた場合の、ORCAでの選択式コメントの入力方法についてご紹介します。
Q.ORCAでの選択式コメントの入力方法が知りたい
A.ORCA診療行為名称に「S」がついている場合
選択式コメントのコメントコードの設定がある診療行為に、識別のため名称の左に「S」と表示されています。
選択式コメントを表示する場合は「S」を表示した診療行為直下に「//S」を入力すると、識別符号「S」が付いた診療行為コードに対応する選択式コメント一覧が表示されます。
必要な場合は選択したコメントに内容を入力して完了です。
コード末尾に「_」が付いていたり、コメント末尾に「;」が付いているものは内容入力が必要です。
A.ORCA診療行為名称に「F」がついている場合
選択式コメントのコメントコードの設定がある診療行為に、名称の左に「F」と表示されているものもあります(文字数が32文字を超えるコメントコードが該当)。
選択式コメントを表示したい場合は診療行為画面の最終行に「/c」を入力し【Enter】キーを押下します。
コメント入力画面が表示されますので、コメント欄に全角(最大50文字まで)の入力を行い【確定】をクリックします。
A.ORCA診療行為名称に「R」がついている場合
選択式コメントのコメントコードの設定がある診療行為のうち、診療報酬明細書(レセプト)にコメントが自動表記される診療行為には、識別のため名称の左に「R」が表示されています。
「S」や「F」がついている場合と異なりCLIUSオーダー入力画面やORCA診療行為画面にてご入力いただくなどの操作は必要はありません。診療履歴に応じて適切なコメントをORCAが自動で付与します。
※ORCAにて登録された場合、ORCA Do機能で該当日のカルテに転記していただくか、セット登録いただくことをお勧めいたします。次回来院時、コメント記載内容を含めて転記することが可能です。
特徴
対象規模
オプション機能
提供形態
診療科目
この記事は、2023年7月時点の情報を元に作成しています。
執筆 CLIUS(クリアス )
クラウド型電子カルテCLIUS(クリアス)を2018年より提供。
機器連携、検体検査連携はクラウド型電子カルテでトップクラス。最小限のコスト(初期費用0円〜)で効率的なカルテ運用・診療の実現を目指している。
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