医療、特に看護師同士の現場では、女性が多い職場環境ならではの「あるある」に遭遇することが少なくありません。ここでは、特に多くの声が寄せられた特徴やエピソードをもとに、男性看護師の仕事ぶりや苦労、職場での役割について紹介していきます。
1. 力仕事を任されがち
- 重いものを持ったり、高いところにあるものを取らされる
- 肥満体型の患者様の移乗介助や体位変換などで声をかけることが多い
- メンズが多い病院にはメンズ会などがある
- 力があるので、体格の良い患者さんの移乗を男性看護師にお願いしがち
- 暴れる危険な患者さんに対応するためのマンパワーに期待されている
- ADLが低い患者のケアは力仕事なので男性看護師に任される
男性看護師の頼もしさが発揮される場面のひとつです。体格や力が必要とされる業務が多い一方で、それが重荷に感じることも少なくありません。チーム全体でサポートし合える環境づくりが大切ですね。
2. 女々しいと見られることも
- なよなよしている看護師が多い
- 女性っぽさ（少しオネエ）がないと女性社会の看護師は続かない。逆に適度な女性っぽさがある男性看護師が長く続けられている
- 女性の会話に自然と入ってこれる
- 女性社会で生きるため、おばさん化してくる
女性が多い職場では、柔軟なコミュニケーションスキルが求められることが多く、これを「女々しい」と表現するのは一種の愛嬌ともいえるでしょう。女性社会での適応力の高さは、男性看護師の大きな武器です。
3. 肩身が狭くなりがち
- 看護学校での肩身が狭い
- 休憩室で肩身の狭い思いをしている人が多い
- 女性患者に気を遣う場面が多く、導尿や清拭などで女性を指名されることも
女性患者へのケアや女性スタッフが多い環境での肩身の狭さは、男性看護師ならではの苦労といえます。特に、デリケートな場面での対応は重要な課題です。男性看護師の視点を職場全体で共有することで、働きやすい環境を整えたいものです。
4. 職場でのバランサーになりがち
- 誰に対しても中立な立場を取ってくれる人が多いため、愚痴を聞かされることが多い
- 女性ばかりの職場でクッション材になりがち
- グループ分けでは発表などを押し付けられがち
男性看護師は職場の「潤滑油」的存在として活躍することが多いです。適度な中立性とコミュニケーション力で、職場全体の雰囲気を和らげる重要な役割を担っています。
まとめ
男性看護師が直面する「あるある」は、その個性と職場の特性が絡み合ったものばかり。それぞれの経験が職場をよりよい場所にするヒントになるかもしれません。これを読んで、共感したり、新たな視点を得たりするきっかけになれば幸いです。
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この記事は、2024年12月時点の情報を元に作成しています。
