クリニックのHPは、初めて利用する患者さんにどのようなクリニックなのかを知ってもらうだけでなく、オンラインでの問い合わせや診療予約の受付などにも必要です。集患に影響するため、できるだけ工夫したいところですが、せっかくなら「ドメイン」も独自のものにして、クリニックの個性を出してみてはいかがでしょうか?
ドメインとは?
HPのアドレス(URL)は「https://www.△△△.com/」といった形が一般的です。ドメインというのは、このアドレスのうち「△△△.com」の部分。クリニックの場合は、△△△にクリニック名が入ることが多いですね。
HP作成サービスでクリニックのHPを作る場合、URLに「サブドメイン」といって、サービス名やプロバイダ名が入るケースがほとんどです。例えば、無料でHPが作れる『Wix』の場合は、「https://www.△△△.wixsite.com」といった形です。実際、こうしたサブドメインがURLに入っているクリニックも少なくありません。
プロバイダ名がドメインに入ることで何か問題があるかというと、実は大きな影響はありません。ただ、独自のドメインであれば個性を出すことができ、特徴的なURLだと覚えてもらいやすくなります。インターネット上での検索結果にも影響がありますし、クリニックのブランドパワーを高める意味でも有効です。
ドメイン取得サービスを利用しよう
独自ドメインを取得する方法はいくつかあります。まずは独自ドメインの取得サービスを利用することです。例えば、『GMOインターネット株式会社』が運営している『お名前.com』が有名です。
同サービスの場合は、HPトップ画面の検索窓に希望する文字列を入力。「〇〇〇clinic」とクリニックの名前をそのまま入力してもいいですし、内科の場合は「naika」など、診療分野を入れるのもいいでしょう。
希望する文字列を入れた形で利用可能なドメインが検索結果に表示されるので、好きなものを選びます。ドメインは、よく使われている「.com」「.jp」のほかに、「.tokyo」といった地域を表している特徴的なものも選択可能。語呂などクリニックの名前との相性を考慮して選ぶのもいいですね。
独自ドメインを取得する際は「取得料金」が発生します。安価なものだと100円未満のものもありますが、人気の高いドメインは数百円から数千円の高額なケースもあります。また、ドメインを維持するための更新料も必要。更新料は1年間で1,000~2,000円の価格帯ですが、レンタルサーバーを同時に利用することで登録料が無料になるなど、割引サービスもあります。
ドメインの取得サービスは、『GMOペパボ株式会社』が展開する『ムームードメイン』や『さくらインターネット株式会社』の『さくらのドメイン』などもあります。各社の料金やサービス内容を比較してみて、どのサービスを利用するか決めるといいでしょう。
また、『Wix』や『ジンドゥー』のように、有料プランに登録することで、独自ドメインが取得できるHP作成サービスもあります。『Wix』の場合は、年額料金の「プレミアムプラン」に、『ジンドゥー』は「START」プランに登録すれば、サブドメインを含めないオリジナルのドメインに変更可能です。
「独自ドメイン」の取得方法をご紹介しました。クリニックのHP作成を業者にお願いする場合は、独自ドメイン取得も対応してくれる場合もあるので、一緒に頼むのもいいでしょう。クリニックの個性をアップさせられるだけでなく、患者さんの印象にも影響する要素ですから、ぜひ世界で一つのドメインを作ってみてはいかがでしょうか?
特徴
その他特徴
対応業務
診療科目
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この記事は、2021年5月時点の情報を元に作成しています。