検索されやすい「症状」をクリニックホームページに落とし込むべき理由とは?

クリニック開業時には、自院の強みや得意な診療を前面に打ち出してホームページを作成したり宣伝したりするパターンが多いでしょう。しかし、集患を考えるとそれだけでは不十分。なぜなら、クリニックが得意な治療のニーズが高いとは限らないからです。では、具体的にはどんなことを考えるといいかというと、まずは、地域の自院の診療科を受診する患者の症状を知ることが有効です。詳しく解説していきます。

目次
  1. 一般的な患者のクリニック来院までの流れは?
  2. 検索に引っ掛かりやすくするポイント①:検索数が多いキーワードを調べる
    1. 1.Googleキーワードプランナー
    2. 2.Ubersuggest
    3. 3.ahrefs(エイチレフス)
  3. 検索に引っ掛かりやすくするポイント②:自院のホームページに検索数が多いキーワードを盛り込む
  4. 検索に引っ掛かりやすくするポイント③:自院のホームページの分析をおこなう。随時改善する
    1. 1.Google Search Console
    2. 2.Google アナリティクス
    3. 3.TACT SEO
    4. 4.キーワードファインダー
  5. ページの修正だけでなく、ページの追加もできると尚可

一般的な患者のクリニック来院までの流れは?

まずは、患者がクリニックに来院するまでの一般的な流れについて考えてみましょう。

急患である場合を除き、多くの人は、気になる症状があるときには「症状+地域名」などでインターネット検索をかけるでしょう。次に、上位に表示された複数のクリニックを見比べます。比較検討する際には、「口コミ」「★の数」などをチェックする人が大半です。あるいは、なるべく早く診察してほしい場合は、当日遅くまで診療しているかなども確認しますが、いずれにしても、まずは自分の症状、または症状から考えられる病名とエリアを検索することに変わりはありません。

ということはつまり、「よく検索される症状」「開業しようとする地域」を踏まえてホームページを制作しておけば、「検索に引っ掛かる確率が上がる=潜在的患者から認識してもらえる確率が上がる」ということです。

検索に引っ掛かりやすくするポイント①:検索数が多いキーワードを調べる

続いては、具体的にどんな施策を講じていけばいいのかを説明します。

検索に引っ掛かりやすいホームページにするために、まずはどんなキーワードがよく検索されているかを調べることが大事です。その際に利用するのは、検索ボリュームを調べられる専用ツール。自院の診療科と関連のあるキーワードを洗い出すために、たとえば「内科」と入力して、「内科」というキーワードと関連性の高いキーワードなどを表示させることが有効です。

検索ボリュームを調べられるツールとしては、以下のようなツールがあります。

1.Googleキーワードプランナー

Google広告の管理画面から利用できる「キーワードプランナー」なら、キーワードと関連亭の高いキーワードだけでなく、キーワードごとの月間平均検索ボリュームもわかります。広告を運用していない場合は正確な数値まで確認することはできませんが、無料でも利用可能できるので、SEO対策に活かすことができるでしょう。

参照:キーワードプランナーの使い方

2.Ubersuggest

検索ボリュームに加えて、SEOでの上位化難易度も数値として確認できます。無料で利用可能ですが、検索回数は1日3回まで。それ以上の件数の検索に利用したい場合、2,999円の有料会員契約が必要です。また、有料会員登録すれば、より詳細なデータを確認できるほか、キーワードの提案なども受けることができます。

参照:無料キーワード検索ツール Ubersuggest

3.ahrefs(エイチレフス)

キーワードごとの検索ボリュームや難易度、出稿されている広告数を含むさまざまな項目について確認できる「キーワードエクスプローラー」が搭載された有料ツールです。競合先のホームページの施策などを探ることもできるため、徹底した分析には役立つでしょう。

参照:ahrefs

検索に引っ掛かりやすくするポイント②:自院のホームページに検索数が多いキーワードを盛り込む

検索に引っ掛かりやすいキーワードを把握したら、そのキーワードをホームページに盛り込みます。診療・治療をおこなっている疾患名一覧に盛り込むのはもちろん、各疾患の解説コンテンツなども作成すれば、より検索に引っ掛かりやすくなるでしょう。

検索に引っ掛かりやすくするポイント③:自院のホームページの分析をおこなう。随時改善する

ホームページ開設後には、専用のツールを使って、どんなキーワードが患者のサイト訪問につながっているかを調べます。調べた結果、狙っていたキーワードが思うように伸びていないことがわかったら、ホームページのコンテンツを随時修正することが望ましいでしょう。

分析には、具体的には以下のようなツールが役立ちます。

1.Google Search Console

ページ単位で、どんなキーワードから流入を獲得しているかを調べることができるツールです。そのほかにも、内部対策、外部対策に活用できる機能が豊富に搭載されている無料ツールです。

参照:Google Search Console

2.Google アナリティクス

「集客」→「キャンペーン」→「オーガニック検索キーワード」から流入を獲得しているキーワードを確認できるほか、データ分析に必要なさまざまなツールを無料で利用できます。

参照:Googleアナリティクス

3.TACT SEO

キーワード調査から内部施策・コンテンツ課題分析まで自動でおこなってくれるSEOツールです。キーワードを自動でグルーピングしてくれるなどの独自の機能も魅力です。

参照:TACT SEO

4.キーワードファインダー

キーワードマップを自動で作成できるツールです。選定したキーワードの月間検索数やSEO難易度などを瞬時に把握することができます。また、おすすめのキーワードを提案してくれるため、分析にかかる時間を短縮することができます。

参照:キーワードファインダー

ページの修正だけでなく、ページの追加もできると尚可

分析の結果、自院のホームページには集患・増患に役立つキーワードが十分盛り込まれていないことがわかった場合、コンテンツの内容を修正することはもちろん、新たなコンテンツ投入を検討するのもいいでしょう。制作会社との契約によっては、高額な追加作業費を請求されることもあるので、これから開業する場合や、そろそろホームページをリニューアルしたいなと思っている場合などは、その点を踏まえたうえで制作会社を選ぶことができたらいいですね。

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クリニック開業ナビ

執筆 コラム配信 | クリニック開業ナビ

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