電子カルテ入力の負担を減らしてくれるデバイスとは?

パソコンのタイピングが得意で、電子カルテの入力をさほど負担に感じない人がいる一方、「もっとスムーズに入力できたらいいのに」とストレスを感じている人も大勢います。しかし、タイピングスピードは一朝一夕であがるものではありません。そこでおすすめが、電子カルテの入力をサポートしてくれるデバイスです。具体的にどんなデバイスなのか紹介していきます。

目次
  1. 入力をサポートしてくれるデバイスとはどんなデバイス?
  2. ショートカットを自在に割り当てられる「Stream Deck」
  3. よく使うテキストをワンアクションで入力できる「BRAIN MAGIC」
  4. 最強左手デバイス「Loupedeck Live」
  5. キーの並び替えやアイコンの変更も自在な「Infinitton ライブコンテンツ作成コントローラ」
  6. UNDER1万円で買える「Koolertron 片手キーボード」
  7. ショートカットキーの割り当て以外に役立つデバイスも!

入力をサポートしてくれるデバイスとはどんなデバイス?

パソコンの入力作業をサポートしてくれるデバイスに決まった総称はありませんが、外付けすることで、キーボードやマウスのみを使った場合よりスムーズに入力できるもので、さまざまな仕様のデバイスが存在します。

続いては、具体的に人気のデバイスをみていきましょう。

ショートカットを自在に割り当てられる「Stream Deck」

液晶付きボタンが複数並んだデザインの「Stream Deck」は、配信向けデバイスとしてよく知られています。配信者が使うデバイスがなぜ電子カルテの入力にも役立つかというと、液晶ボタンを押すことでさまざまなマクロやショートカットを実行できるから。

USBポートに挿入して専用ソフトをDLおよびインストールしたら、画面上にプラグインリストが表示されるので、そのなかからよく使うものをそれぞれの液晶ボタンに割り当てることができます。一般的な使用法であれば、Twitterやサウンドボードなどのプラグインを割り当てることになりますが、電子カルテの入力に使う場合、「検査値を確認する」「カルテを閉じる」などを割り当てることで、少ない操作で目的を達成できるようになります。

ちなみに、Stream Deckにはボタンが6個のミニタイプからボタンが32個のXLタイプまでありますが、6個のタイプだとショートカットを6つまでしか登録できないということはなく、1個のボタンにフォルダを登録すると、階層構造でボタンを追加していくことも可能です。

また、「プロファイル」機能を使えば、「通常の診療」「オンライン診療」などのプロファイルごとに関連したボタンだけを登録して、切り替えて使うことも可能。さらに、「マルチアクション」をボタンに登録して、そのなかに複数の機能を登録すれば、1つのボタンを押すだけで、それらの機能を順番に処理していってくれるのも大きなメリットです。
もうひとつ特筆すべき点は、Smart Deckには、ソフトメーカーや個人開発者によって開発されたさまざまなプラグインも存在することです。しかも、それらはストアにて無償で公開されているため自由に導入可能。さらに、ホットキー機能を使えば、各種ソフトの機能を1ボタンに登録することもできます。

参照:elegato「STREAM DECK」

よく使うテキストをワンアクションで入力できる「BRAIN MAGIC」

その他メーカーも紹介していきます。「BRAIN MAGIC」も、作業効率をアップしてくれるデバイスとして注目されています。「BARIN MAGIC」は、倒す・回す・押すの3つの動作を組み合わせることによってシームレスに複数のパラメーターを調整できる「オービタルエンジン」、キーコマンドの割り当てなどに使える、8つのスイッチで構成された「フラットリング」からなるデバイスで、左手のみで操作が可能です。

また、よく使うテキストを登録しておけばワンアクションで入力できる「テキストブロック」機能や、通常マウスでおこなうクリック機能やスクロール機能も左手でおこなえる「マウス機能」のほか、キーの実行を反復する機能なども搭載されています。

参照:BRAIN MAGIC

最強左手デバイス「Loupedeck Live」

ソフトウェアとAPIで統合して、すぐに操作可能なプロファイルが設定されている「Loupedick Live」があれば、ショートカットとマクロを使用することで、あらゆるソフトウェアに独自のカスタムプロファイルを作成できます。すべての操作をショートカットボタンひとつでおこなえることから”左手用デバイス”と呼ばれていますが、左利きの人は右手で操作OK

参照:Loupedeck Live

キーの並び替えやアイコンの変更も自在な「Infinitton ライブコンテンツ作成コントローラ」

自由にショートカットキーを割り当てられるデバイスの大半が3万円を超えるなか、2万円強と比較的安価なため、ショートカットキーを割り当てることでどれだけ作業を効率化できるのかを確認したい人にもおすすめです。専用エディタ「Infinitton Smart Editor」をインストールすることによって、キーの並び替えやアイコンの変更など、エディタ上でレイアウトを自由に変更できます。

参照:Infinitton

UNDER1万円で買える「Koolertron 片手キーボード」

通常の127キー以外に36個のショートカットキーが内蔵されていて、バックライトのセッティングやメディア、マクロなどのキーに割り当てることができるほか、16個のマクロキーをセッティングできます。マクロ機能は、最大16個/349文字のサポートに対応しています。リーズナブルな価格設定のため気軽に試したくなります。

参照:Koolertron 片手キーボード

参照:Koolertron

ショートカットキーの割り当て以外に役立つデバイスも!

パソコンの作業を効率化できるデバイスのなかには、ショートカットキーの割り当て以外に役立つものもあります。たとえば、テンキーがないパソコンのトラックパッドに貼るだけで、トラックパッドモードとテンキーモードを切り替えて使うことができるトラックパットカバー「trackpad cover」、Windows10搭載ノートパソコンの画面の下に取り付けてUSBポートにコードを差し込むだけで、タッチが綿日搭載のパソコンでも、画面上でピンチやスワイプなどのタッチ操作が可能となる「AirBar(エアバー)」など、さまざまなニーズを満たしてくれるものがあるので、不便に感じていることがあるなら、その解決に役立つデバイスがないかどうかを探してみるのもいいですね。

参照:Nums「tracked cover」

参照:TEKWIND「AirBar」

Mac・Windows・iPadで自由に操作、マニュア ルいらずで最短クリック数で診療効率アップ

特徴

1.使いやすさを追求したUI・UX ・ゲーム事業で培って来た視認性・操作性を追求したシンプルな画面設計 ・必要な情報のみ瞬時に呼び出すことが出来るため、診療中のストレスを軽減 2.診療中の工数削減 ・AIによる自動学習機能、セット作成機能、クイック登録機能等 ・カルテ入力時間の大幅削減による患者様と向き合う時間を増加 3.予約機能・グループ医院管理機能による経営サポート ・電子カルテ内の予約システムとの連動、グループ医院管理機能を活用することにより経営サポート実現 ・さらにオンライン診療の搭載による効率的・効果的な診療体制実現

対象規模

無床クリニック向け 在宅向け

オプション機能

オンライン診療 予約システム モバイル端末 タブレット対応 WEB予約

提供形態

サービス クラウド SaaS 分離型

診療科目

内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管科、小児外科、皮膚泌尿器科、皮膚科、泌尿器科、性病科、肛門科、産婦人科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、気管食道科、放射線科、麻酔科、心療内科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科、、、、