物件を借りないで鍼灸院の開業をするメリットデメリット

鍼灸院の開業にかかるコストは、店舗を借りる場合、物件取得費や設備資金、内装工事などをあわせると、(店舗の形態にもよりますが)最低でもおおよそ初期費用だけで100万円ほど必要だと言われています。
開業後にかかる運転資金も考えると、少しでもコストを抑えて「リスクを負いたくない」と考える方も少なくないのではないでしょうか。
また、コスト以外にも手続きや開業準備が大変そうだと感じることもあるかもしれません。
鍼灸師の開業には、店舗物件や自宅を施術所として開設する「開業届」か、施術所を開設せず出張やシェアサロンで業務を行う「出張業務開始届」を保健所に提出する方法と2種類あります。
そこで、今回は「出張業務開始届」を出して出張鍼灸師としてシェアサロンで開業した筆者の経験談も含めて、物件を借りないメリットデメリットや注意点、成功の秘訣を実体験を交えながらお伝えします。
開業を目指す皆様の参考になれば幸いです。

目次
  1. 物件を借りないで鍼灸院開業するメリット
    1. コストがかからない
    2. 手続きが簡単
    3. うまくいかなかったときに再挑戦しやすい
    4. 心理的負担が最小限
  2. 店舗を借りないで開業するデメリット
    1. 治療環境が整っていない
    2. 知ってもらう機会が少ない
    3. 信頼度を高めるハードルが高い
    4. 治療方針と治療空間のミスマッチ
    5. 遠方の患者様への治療ができない可能性がある
    6. 屋号や施術所名での宣伝ができない
  3. 店舗を借りずに鍼灸院開業を成功させるポイント
    1. 顧客リストを大切にする
    2. “自分”のファンづくり
    3. ブランディング
    4. ネット上に看板を出す
    5. 口コミや紹介制度の充実
    6. 予約枠をつくりこむ
  4. まとめ

物件を借りないで鍼灸院開業するメリット

コストがかからない

物件を借りない開業には、自宅開業、シェアサロン開業、出張開業などいくつかありますが、自宅開業の場合、設備基準を満たしていれば必要なベッドなど50万円以内で済みますが、リフォームが必要な場合、さらに規模によって数万~数十万円はかかります。
物件を借りないで開業する場合は、店舗や看板をつくる初期費用、家賃などの固定費が0円です。つまり売上はほぼ利益となります。
仮に1人で店舗開業する場合でも、都内であれば10万円程度の家賃が固定費としてかかります。また物件取得費や、外看板の設置、待合室の什器など開業までに100万円前後から、内装や設備によっては、数百万円の初期費用が必要となります。
実際に筆者が家賃8万円ほどの店舗物件を借りようとしたところ、物件取得費や火災保険などへの加入も合わせて、物件を借りるだけで60万円ほどの見積りとなり、什器や内装を購入するとなるとやはり最低でも100万円が必要だという試算となりました。
シェアサロンの場合は、首都圏の場合は1時間×1〜2,000円程度の相場となります。出張で患者様のご自宅に伺う場合は、施術場所にかかる費用は0円です。
こういった金額的に大きい初期費用や固定費がかからないため、出張鍼灸師は金銭的な負担が軽くなります。

手続きが簡単

鍼灸師の開業は、施術所あるいは出張届を出す鍼灸師の住所を管轄する保健所に申請するだけで費用はかからず開業することができます。
施術所開設届を管轄する保健所に提出する一般的な鍼灸院開設パターンの場合、届出にあたって、構造設備基準及び衛生上の措置を満たす必要があります。

  • 6.6㎡以上の専用の施術室
  • 3.3㎡以上の待合室
  • 室面積の1/7以上に相当する部分を外気に開放、あるいは換気装置がある
  • 器具、手指の消毒設備
  • 施術室と待合室の区画は固定壁で完全に仕切られている
  • ベッドを2台以上設置する場合、各々カーテンで仕切りプライバシーに配慮する

自宅に施術所を開設する自宅開業は、基本的な届出は物件を借りる施術所の開設届と同じです。ただし、先に説明した構造設備基準及び衛生上の措置に加えて、施術室と住居、店舗などと構造上独立している必要があります。
管轄の保健所によるところはありますが、住居入り口と店舗入り口は分けなくてはいけません。
営業用の店舗物件と違い、マンションなどの場合は店舗として営業しても良いのか、一軒家の場合も近隣の住宅とトラブルにならないか等、確認や配慮が必要となります。
また、念のため物件を契約する前や内装の図面が出来上がった際には、管轄の保健所に行って確認してから契約や工事の着工をするとスムーズに申請が通りますが、確認を怠ると設備基準を満たしていないために、申請が通らない可能性がでてきます。
このように、店舗や自宅で施術所を開設する場合、保健所の許可や、設備を整えるための内装や衛生機器をそろえるコストがかかるうえ、保健所との手続きや打ち合わせ、ご近所への配慮などが必要となります。

しかし、物件を借りない場合、保健所に提出する必要書類は出張業務開始届と届出者の資格免許証原本と写しのみです。
業務を開始した際に届出用紙1枚を提出します。物件開業や自宅開業の場合と違い、構造設備基準及び衛生上の措置を整える必要がないため、設備工事前の保健所との事前相談や、内装工事会社との打ち合わせや費用もかからず、紙1枚でその場ですぐに開業できます。

うまくいかなかったときに再挑戦しやすい

一度店舗物件を借りてしまうと内装したりコストをかけたこともあり、移転することはなかなか難しいですが、シェアサロンや訪問治療の場合はエリアを変えることで、まったく新しい事業をはじめることができる可能性があります。

また、メニュー名や価格設定、技術力が適正なのか、市場調査を行いながらテスト営業することもできるので、たとえば治療メインで集客していたけど、違う地域では需要の高い美容メインに切り替えるなど、ガラッとイメージを変えて挑戦することができます。

事業が少しうまくいっていないなと感じた時でも、コストをかけずに再挑戦しやすいので、安全な独立開業ができると言えます。

心理的負担が最小限

出張鍼灸師としての独立は心理的な負担がとても少ないことが、人によっては最大のメリットかもしれません。
物件を借りて事業として施術所を開設する開業は人生をかけてはじめる大仕事だといっても過言ではないと思います。
出張鍼灸師の場合ももちろん同様ですが、コストがかかっていない分だけ少し気持ちが楽です。
心配事が少ない分、患者様に寄り添う気持ちや技術をより高め、悩みや不調、病気を改善するということに集中しやすいと言えます。
また“独立開業”へのはじめの一歩としてもハードルが低く挑戦しやすいので、まだ資金が少ない若い方や、フルタイムで働くことが難しい小さいお子さんがいる女性鍼灸師、副業的な形でもチャレンジすることができます。

店舗を借りないで開業するデメリット

治療環境が整っていない

シェアサロンの場合、最低限のベッドなどはありますが専門の治療機器はないので鍼や灸などの備品と同様に、パルスやその他治療に必要な道具を自分で用意する必要があります。
出張の場合は道具やベッドの用意もですが、患者様のご自宅なので、お部屋の広さや家具があって施術するための十分な治療スペースが確保されておらず、治療の妨げになる可能性があります。
まれに、大きい施術道具をもって患者様のご自宅のある5階まで階段で昇らなくてはいけなかったり、ベッドサイドにまったくスペースがなくベッドに乗るしか治療ができなかったりと、施術所ではあり得ない想定外の行動をしなくてはならず、体力と気力を奪われることがあります。
どちらも毎回、施術道具をすべて自分で持っていき、持参したものだけで、使用できる空間を使って臨機応変に治療を完了させる必要があります。

知ってもらう機会が少ない

店舗物件の場合、看板を出すことができます。また、店舗と看板があれば、その近隣を通る人すべてに常にコマーシャルをしているような状態になります。ですが、物件を借りない場合はそれができないため、地域の方に認知してもらう機会も減ってしまいます。
また施術所がない場合、googleやクーポンサイト、ポータルサイトに店舗を掲載できないことが多々あります。個人名で運営しているinstagramやFacebook、Twitter、ブログなどのSNSで自力集客するしかなく、客足が伸びにくい傾向にあります。

信頼度を高めるハードルが高い

認知されることが少ない弊害としてもう1つ、お客さんに不安を与えてしまうことも挙げられます。〇〇にある鍼灸院の人”という肩書がないと、ちょっと怪しい…と思うお客さんは多いもの
実際に筆者も、遠回しに鍼灸師免許をたしかにもっているのか?や、資格を取ってから何年ぐらいでどこで経験を積んだのかといったことを不安から質問されたことがあります。
また、シェアサロンも様々な人が利用しているため、女性はとくに肌を出すような治療は避けたがり、リピートしにくくなります。信頼関係がすでに築けている患者様であれば大丈夫ですが、新規の患者様からの信頼度は得にくくなります。

治療方針と治療空間のミスマッチ

自宅や施術所を開設しての開業の場合、例えば分かりやすく治療院という感じを出すのか、ナチュラル志向なのか、女性が好みやすいエステのような内装にするかによって、患者様に治療のコンセプトを伝えられます。
また、音楽や調光、室温などの環境を整えるだけでも心身共にリラックスできるもの。
治療方法や施術者のからだの大きさによって必要な施術スペースも異なるので、自分の施術所であれば使い勝手の良い施術スペースを確保することができます。
ただし、自宅を施術所として開設している場合、1番難しいのは生活感を出さないことだと実際によく耳にします。
自宅だとどうしても生活感が出てしまうため、念入りに掃除などをして治療空間を整える必要があります。
たとえば晩御飯の準備をしているような食べ物の匂いがしている部屋だと、プロが治療を行う空間としては適してはいません。生活感が出ないようこまやかな配慮が施術所より必要となります。
出張の場合は、患者様のご自宅であるため生活音やご家族様のお声などが治療する施術者の集中力の妨げになる可能性もあります。
シェアサロンの場合は、サロンや個室によって壁全面がピンクだったり、海がテーマなどのコンセプトがある場合が多く、治療方針や自分自身のカラーとミスマッチになる可能性があり、お互いに落ち着かない環境で治療をしなくてはいけない可能性があります。
また、料金が安かったり、駅チカ、綺麗なシェアサロンは他業種のエステティシャンやセラピストとも争奪戦になるため、患者様の希望日時で予約が取れず、せっかくの問い合わせが売上につながらなくなってしまう危険性もあるので、事前に何件かシェアサロンの下見をしておきましょう。

遠方の患者様への治療ができない可能性がある

出張鍼灸師の治療は、患者様にとってご自宅や都合の良い立地で施術が受けられるというメリットがあります。ですが、あはき法によってあくまでも往診というかたちなので、治療ができるのは届出を提出した住所から片道16キロ以内と定められています。
遠方の患者様にお越しいただく分には問題ないですが、使用したいシェアサロンが遠かったり、患者様のご自宅が遠いと違反となってしまうので注意しましょう。

屋号や施術所名での宣伝ができない

出張届は個人名での届けになるため、あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律「あはき法」によって屋号や施術所名での広告は認められていません。
鍼灸院開設の場合は、あはき法の第7条によって様々な制限が課されます。
その内容は以下の通りとなっており、出張鍼灸師として開業をしている場合は個人名での届出を行っているため「〇〇鍼灸院」という屋号を勝手につけて広告すると、30万円以下の罰金に処せられます。
=========
第七条 あん摩業、マッサージ業、指圧業、はり業若しくはきゅう業又はこれらの施術所に関しては、何人も、いかなる方法によるを問わず、左に掲げる事項以外の事項について、広告をしてはならない。
一 施術者である旨並びに施術者の氏名及び住所
二 第一条に規定する業務の種類
三 施術所の名称、電話番号及び所在の場所を表示する事項
=========
また、先にもお伝えしたとおり屋号や決まった施術場所がないと広告掲載ができない媒体もあるので要注意です。
例えばクーポンサイトやポータルサイトに掲載ができないと集客ができず安定した売上をあげることができなくなります。
施術所がなければ屋号をつけることもできないので、マップ等に掲載依頼を希望する場合も個人名で自宅を登録することとなってしまい申請が許可されにくかったり、施術者の個人情報を載せることになるので防犯上の意味でもおすすめではありません。
条件によって掲載できない場合、SNSと紹介だけに頼ることとなり新規集客のハードルがあがり苦労することとなります。

店舗を借りずに鍼灸院開業を成功させるポイント

ここまで店舗を借りずに鍼灸院を開業するメリットデメリットについてあげてきましたが、実は筆者は半年ほどシェアサロンで出張鍼灸師として営業後、現在は施術所を開設して鍼灸院をひとりで運営しています。
週に3日ほど他のお仕事をしながら、口コミのみで月に10万円ほど売上が上がったタイミングで立地の良い物件をたまたま見つけたため、施術所を開設し、現在は鍼灸院のお仕事だけに集中しています。
コスト面などのメリットや、心理的負担が少ないため出張鍼灸師のままでもよかったのですが、長期的に考えるとお客様のもとに出張することが体力面で不安があったため開設に至りました。
ですが、困難はありましたが、ある程度安定して利益が出たことと固定客がついたという出張鍼灸師としての成功があったからこそ、一歩を踏み出すことができました。
簡単にできる出張鍼灸師としての独立開業。ですが、デメリットであげたように開業後にさまざまなハードルがあります。
ここからは、はじめての独立開業を成功に導くためのポイントをお伝えします。

顧客リストを大切にする

すでに顧客がついている場合、今通ってくださる患者様はすべて見込み客です。勤め先でこれまでに真面目にサービスをどれだけ行っていたかによりますが、お客様との信頼関係を築き、独立開業後も変わらず通っていただけるよう、連絡先をお伝えするなど丁寧にご案内しましょう。

ただし、勤め先とのトラブルにはならないように気を付ける必要があります。

なかには独立開業支援を行っている鍼灸院もあるので、自身の現在の勤め先のスタンスとオーナーや社長、院長などに相談すると心強い味方になってくれることもあります。

また、学校卒業後や、まったくの新天地での出張鍼灸師としての開業は顧客リストを持っていないため、最初はとても大変です。

友人や知人の紹介、患者様になってくれそうな方の連絡先は必ず伺い、あとで集客につながるように準備しましょう。

“自分”のファンづくり

自分自身の人柄や経歴を知って興味と関心、好感をもってもらえるように、instagramやブログを開設してSNSに情報を発信することに慣れておきましょう。これは、独立前、学生のうちからでもできる開業準備なので、今すぐ始めることをおすすめします。
筆者の場合は、開業を考えていない時からinstagramで東洋医学や美容、薬膳などについて自分自身の趣味と勉強も兼ねて発信をしていました。
フォロワー数を増やす目的ではなかったため、直接的な集客にはつながっていませんが、その内容を患者様に雑談として直接お伝えしているので現在、口コミで「知識が豊富で安心感がある」というお声を多数いただくことがあります。
すると、こういった患者様は安心感からリピーターになってくださり、また、その口コミを見た方の新規集客のステップとしても興味を引くこととなり、安定的な集客と経営を行うことができるようになります。

ブランディング

美容や治療、東洋医学やスポーツ医学なのか、どのようなお悩みの患者様に来ていただきたいのか、看板を出して店舗を持っていない分、メリットでもあげたように事業の方向転換がしやすいので、テスト営業しながらはじめのうちはトライ&エラーでしっかりと方向性を定めつつブランディングします。すると、マーケティングもしやすくなり、お悩みを解決したい患者様を集客できるようになります。

ネット上に看板を出す

先にも書いた通り、店舗を持たないと看板をつけることはできません。その分、ネット上での看板となるHPを充実させましょう。SEO対策等をしっかり行い、検索をした人に届くようにすれば、よりあなたの治療を理解した人が来るので、ミスマッチを防ぐことができリピーターにつながりやすくなります。
検索ボリュームなどを調べ、治療方針と患者様のニーズから適切なキーワードを検索しブログ記事などを書きます。
また、ブログでもinstagramでもどのような治療を行っていて、どんな効果があるのか、またよく頂くような質問に答えるなどQ&A方式を取ると、来店前の疑問に答える形になるので患者様にとっても安心感を感じていただきやすくなります。
たとえば「鍼はいたいんですか?」や「お灸って熱いんですか?」「どれぐらいの頻度で通った方が良いですか?」などは簡単な質問ですが気になることなので、答えを準備しておくと実際に治療を行う際にもスムーズに説明することができます。

口コミや紹介制度の充実

店舗のあるないに関わらず、鍼灸院を開業し続けていくためには、口コミや紹介によって、来院してくださる人を増やすことがとても重要です。ご紹介チケットの用意や、googleのクチコミがしやすいようにQRコードで案内したり、口コミをネットで書いてくれたら次回割引など、様々な方法があります。
お客様との信頼関係を築いている途中であまりしつこくしてしまうと良い印象にはならないので、開業したてのときは例えば口コミを書いてくださることを前提としてモニターなどを募集すると、お客様とwinwinの関係をつくることができます。
また、もっとも好意的な熱量のある口コミはお客様が自発的に書き込んでくださったり、ご家族様やご友人の方にお話してくださることです。
Instagramなどに投稿しやすいように、フォトスポットになるものを用意することも、自然な口コミにつながります。
筆者の場合はテーブル上にフォトフレームにサロン名とサロンロゴが入ったものを用意して、季節感のあるアイテムをおいて目を引くようにしています。
以前はそこにQRコードをつけてHPにアクセスできるようにしていましたが、今は「思わず写真撮りたくなる」を目指してインテリア含めてデザイン重視でシンプルにしています。

予約枠をつくりこむ

出張の場合、移動時間に対しては料金が発生するわけではないので、効率よく動けるように予約を組み立てましょう。〇〇駅のお客様は月曜日、△△駅のお客様は木曜日、など。
シェアサロンの場合は、お客様のご希望に沿うことができるように、いくつか近隣のレンタルサロンの下見をしっかりと行い、別の場所でもスムーズにご案内できるように準備をしておきましょう。
施術所がある場合は、お客様がいらっしゃるので突然ご来店されてもベッドに空きがあれば対応出来たり、単純な予約調整だけで済みますが、患者様が治療を受けたいと思ったときに受けることができる準備は万全に整える必要があります。
また、物件を借りる借りないに関わらず、どのような開業スタイルであっても個人あるいは少数で営業する場合は、予約システムと公式LINEのアカウントを導入することをおすすめします。
筆者は完全予約制サロンを一人で運営していますが、施術中に電話がなっても取ることはできないですし、突然ご来店されても対応できません。
お客様自身で24時間自由に予約を入れることができる予約システムの導入と、公式LINEのアカウントの導入によって、予約や問い合わせはほぼネットで完結するので、治療に集中し施術者の事務等にかかる時間の削減と、患者様の利便性を叶えることができます。

まとめ

鍼灸師の独立開業は多様性があり、物件を借りなくても努力とアイディア次第で軌道に乗せ成功に近づけます。
しかし、その道はなかなか険しいので、小さくても物件を借りたり、HPを外注することも検討しながら、うまくあなた独自の鍼灸院開業を目指してください。
参考までに、一般公開されていないクリニックや鍼灸院に最適な優良物件を紹介されているサイトや、宣伝や広告、集客の心強い味方になってくれるHP作成サイトを最後にご紹介しますね。

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執筆 鍼灸師・東洋医学ライター 坂部

女優やモデルも数多く通う表参道の中医学に基づいた鍼灸院に13年勤務した経験を活かし、地元横浜で鍼灸院「gem鍼灸サロン横浜元町」を開業。代表を務める。
“女性のための小さな美容鍼灸療院”として、美容や健康、未病に悩む女性たちのサポートをする傍ら、東洋医学のすばらしさを広める一端を担いたいと思い、美容健康分野と東洋医学系のライターとしても活動。
1万人以上施術した現場のリアルな女性たちの悩みの声と、中医学的な観点の治療と東洋医学の知識の共有で美しく健やかな女性が増えることを目指している。
instagram: https://www.instagram.com/gem_motomachi/


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