
看護師の多くが日々感じる「無駄な残業」について、リアルな声をランキング形式でまとめました。現場で働く看護師の皆さんなら、「わかる!」と共感していただける内容ばかりです。ぜひ、同僚と共有して職場改善のきっかけにしてください!
第1位:「終わっていても帰れない」先輩や同僚待ち
「自分が仕事終わっていても先輩が終わっていないと帰れない。」
「自分の仕事が終わっていても先輩が終わっていない時は帰れない。」
「他の人の仕事終わり待ち。」
「あと記録だけの方を待つ(手伝える事はないので帰った方がいい)。」
チームワークを大切にするがゆえ、個々の業務が終わっても帰宅せず他者を待つ文化が根付いている職場も多いようです。このような「暗黙の了解」が、結果として無駄な残業を生み出しています。
第2位:「無駄に早く出勤・遅く帰る」前残業と後残業のループ
「新人の時先輩より絶対早くこないといけない前残業。」
「始業前までに朝分の点滴作成のための前残業。」
「勤務帯いれかわって記録書くだけの時間に『何かやることありますか?』。」
看護師にとって、定時を守るのは容易ではありません。早出して患者情報を収集し、勤務終了後も周囲を手伝うことが日常化しています。この「ループ」こそが無駄残業の象徴です。
第3位:「不要な会議や研修」無駄に感じる時間の使い方
「謎の委員会、研修会。」
「職員全員参加のよくわからない研修。」
「年に数回強制参加の勉強会がある。」
看護師の声には、必要性が感じられない会議や研修への不満が多く見られました。こうした活動を勤務時間内に行えず、残業として持ち越す現状は改善が必要です。
第4位:「医師の指示や薬が遅れる」終業間際のストレス
「終業間近に届いた薬のセット。」
「医師の来棟が遅く、そこから指示受けをする。」
「医師の処方待ち。」
医師の指示や薬の届くタイミングが遅れることで、看護師の退勤時間が延びてしまうのは日常茶飯事。効率的な指示出しや薬の準備体制が求められています。
第5位:「無駄な記録や書類整理」必要以上の負担
「レベルの低い看護研究。」
「検温表に記載があるのに、SOAPにも記載しろと言われる。」
「看護サマリーを時間外に記載している。」
書類作業が増えることで、記録の重複や無駄な時間が発生しています。特に、現場では日々の患者対応を優先するため、これらの作業が後回しになることが問題視されています。
第6位:「他部署への手伝い」無駄残業の連鎖
「自部署が暇な際、他部署の手伝いに行くが、そちらの業務で残業があった時。」
「夜勤ペアがまだ仕事終わってないから、自分の仕事は終わってても日勤の手伝い。」
他部署の業務に巻き込まれたり、夜勤の人員不足を補うために手伝うなど、他人の業務が原因で残業が発生する場面も少なくありません。
第7位:「情報収集や準備」前残業の常態化
「前残業で担当患者の点滴を作ること。」
「始業前の情報収集の時間。」
患者の情報収集や点滴準備など、本来は勤務中に行うべき作業を「前残業」として負担する看護師が多いです。これも、無駄残業の一因として挙げられています。
第8位:「患者との長話や無駄な時間」意外なトラップ
「仕事はもう終わってて、夜勤までの繋ぎに下膳しに行っただけなのに話の長い患者に捕まる。」
「数人で足りるのに一緒にやる入院処理。」
思わぬ場面での時間消費も残業につながります。患者との対応に時間を割くことは必要ですが、優先順位を見極めることも重要です。
まとめ
看護師の「無駄残業あるある」は、職場の文化や業務の進め方に根深く関係しています。これらの課題を改善するためには、現場の意見を反映させた働き方改革が求められます。職場ごとに具体的な解決策を話し合うことで、効率的な勤務体制が実現できるかもしれません。
皆さんの職場では、どの「あるある」が当てはまりましたか?
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診療科目
この記事は、2024年11月時点の情報を元に作成しています。