
看護の仕事って本当に大変。体力も精神力も必要で、時には自分の時間や感情を削って患者さんと向き合うことも。でも、そんな中にも「やっててよかった」と思える瞬間ってありますよね。
今回は、現役の看護師さんたちに「看護師としてのやりがい」について聞いてみました。きっと、あなたにも共感できる言葉があるはずです。
患者さんの回復した姿を見たとき
患者さんの回復は、看護師にとって何よりのご褒美。リハビリや治療を通して少しずつ元気を取り戻していく姿を見ると、自然と笑顔になれます。
「入院時にはほとんど動けなかった方がリハビリをして日々回復する様子を見られることがうれしかったです」(sora/30代・後半)
「やっぱり患者さんが歩けるようになったとき、声が出せるようになったとき、退院するときなど回復が目に見えてわかる時です」(きょん/40代・後半)
「術後状態が悪かった人が、元気になって歩いて退院した時」(谷/30代・後半)
「ありがとう」の一言をもらったとき
感謝の気持ちを直接伝えてもらえることは、何よりのやりがいに。
「患者さんや家族にありがとうと笑顔で言ってもらえるとやりがいを感じる。あなたのおかげで〇〇できたと感謝されるとやりがいを感じる」(Tomochin/30代・前半)
「患者さんに『あなたに出会えてよかった』『あなたがいると安心する』と感謝の言葉をかけていただいた時です」(wakimon/50代・前半)
「患者さんにありがとうと言われた時や、お給料がもらえた時嬉しいです」(みそ/40代・前半)
「めちゃめちゃ感謝された時に感じることはある」(kawa/50代・前半)
コミュニケーションを取れたとき
看護業務の合間のささやかな会話が、患者さんの心の支えになることも。
「病院は患者さんにとって不便で苦痛な環境。そんな中でちょっとした会話を通して笑顔を見ることができることにやりがいを感じました」(sora/30代・後半)
「お話をすることが出来た時に『たくさん話せてスッキリしたわ』と言われた時に、看護業務以外で精神的にサポートできるとやりがいを感じる」(まりも/20代・後半)
処置がうまくいったとき
日々のケアや処置の中で、「できた!」と実感できる瞬間も、やりがいにつながります。
「採血で毎回失敗されるという人に一発で採血できたとき」(さきなな/30代・前半)
「患者さんにとって良い方に進む看護ができた時」(momo/20代・後半)
「忙しい中で、患者さんに寄り添う」(midori/20代・後半)
「患者さんだけじゃない。家族の笑顔も、看護師の喜びに」
看護の対象は患者さんだけではなく、そのご家族も。
「ご本人が笑顔で退院される様子だけでなく、その周りの大事なご家族までも笑顔だと、一つの家庭の幸せに貢献できたのだと感じる」(ひよこまま/20代・後半)
「患者家族のケアや相談支援業務で患者家族の笑顔や安心が得られた時」(Iomy/50代・前半)
「子どもたちの成長を支える喜び」
小児科では、子どもと保護者、両方へのサポートがやりがいに。
「患児の主訴を訴えや客観的観察から汲み取れたり、患児が前向きに治療に臨む手助けができたり、保護者の不安の軽減に努めることができるところです」(らいち/30代・後半)
「スタッフとしての成長やチームワークにもやりがい」
ベテランナースの中には、スタッフ育成やチーム全体を支えることをやりがいに感じる人も。
「スタッフが育つ事。スタッフが働きやすくなる事。自分の振った采配でスタッフや業務が上手く回る事。結果良い看護につながる事」(Iomy/50代・前半)
さいごに
看護師のやりがいって、本当に人それぞれ。
でも、どのエピソードにも共通しているのは「人とのつながり」でした。患者さんや家族、仲間との関わりの中に、看護師としての自分の存在価値を見出している方が多いようです。
忙しい毎日の中でも、ふとした瞬間に「自分自身のやりがい」を思い出せると、また少し前向きになれるかもしれません。
特徴
対象規模
オプション機能
提供形態
診療科目
この記事は、2025年4月時点の情報を元に作成しています。
執筆 CLIUS(クリアス )
クラウド型電子カルテCLIUS(クリアス)を2018年より提供。
機器連携、検体検査連携はクラウド型電子カルテでトップクラス。最小限のコスト(初期費用0円〜)で効率的なカルテ運用・診療の実現を目指している。
他の関連記事はこちら