サポートセンターの回答がわかりやすい。細かな要望にも耳を傾けてくれる
電子カルテを探されたきっかけを教えてください
新規開業のために探していました。クラウド型がいいと思って色々調べて、デザインや機能、使い勝手を比較検討した結果、CLIUSに魅力を感じて導入を決めました。といっても実は、CLIUSのことを知ったのは開業が具体的になる数年前です。大学でお世話になった新井平伊教授が『アルツクリニック東京』を開業された際、ご挨拶に伺いがてら、同院で導入していたCLIUSを見せてもらったのですが、そのときから、画面が見やすくて使いやすそうだなと思っていました。比較検討時に改めて触ってみてのご感想は?
例えば予約機能の場合、期間やメニューなど自在にカスタマイズできるところがすごく気に入りました。しかも、簡単にカスタムできるから誰かに変えてもらう必要もありません。自分で画面をいじって思い通りに変えることで、より見やすく作業しやすい電子カルテになりました。機能面に関してはいかがですか?
Web予約からオンライン診療まですべてCLIUSで完結できるので、別途、アプリやソフトをインストールしなくていいところが気に入っています。オンライン診療はつい最近始めたばかりなのですが、こちらも最初から問題なく使えましたし、患者さん側もスムーズに利用できたようです。初めての機能を使うとき、使い方がわからず困ることなどはないですか?
サポートセンターに電話したらとてもわかりやすく教えてくれるので問題なく使えています。担当の方には、「こんな機能があったらいいな」や「ここは改善してほしい」という要望を伝えることもあるのですが、それに対してもいつも丁寧にお答えくださるのでありがたいです。具体的にはどんなご要望ですか?
たとえば、精神科特有のことに関していうと、ハイリスク妊婦の患者さんや18歳未満の患者さんの診療は、点数が大きく設定されているのですが、加算できないと、算定漏れにつながるので、少しの点数でも漏らさないような提案をCLIUSができるといいなどお伝えしました。これから電子カルテを使ってやっていきたいことはありますか?
せっかく経営分析ツールが入っているので、経営分析についてもしっかり考えていきたいと思っています。今はまだ開業から半年しか経っていないため、細かく経営分析できるだけのデータがそろっていないので、現状は基本的な部分しかチェックしていないのですが、今後はこのツールを活用することで、ホームページでアピールすべきことなども随時変えていけたらと考えています。クリニックとしての今後の目標や目指す医療について教えてください
認知症患者の診療に力を入れていきたいので、認知症に関わる講演や地域のミーティングなどにはなるべく顔を出すようにしています。特に行政主導の集まりには地域の医療関係者も多く参加しているので、顔を覚えてもらうことで、その後、連携がとりやすくなると思うからです。また、妊産婦を含めた女性のメンタルヘルスにも注力していきたいので、産婦人科との連携も大切だと考えています。産婦人科の先生が、精神科にも診てもらいながらお産を迎えたほうがいいと判断した患者さんを紹介してくださることもありますし、更年期の患者さんが、ふたつの診療科を必要とするパターンもあります。クリアスをさらに使いこなして業務を効率化することで、地域包括にもしっかり時間を充てていきたいですね。