開業に伴い、直感的に使えてシンプルな画面設計の電子カルテを探していました
CLIUSを導入する以前、カルテ管理や記入をどのように行っていましたか?
開業する以前、病院の勤務医をしていたときは電子カルテで診療していました。ただ、病院の場合は外来だけでなく、入院・輸血・手術といった、いくつもの二次システムと連携させる都合上、複雑な操作に苦労していた記憶があります。
また私が事業継承するまで、ここでは紙カルテを使用していました。今の受付は当時のクリニックと同じスタッフなので、今回紙カルテから電子カルテに移行したことになります。
電子カルテの導入前に、どのような課題や要望をお持ちでしたか?
病院での診療と比べて、クリニックでの診療は連携する機器もシンプルです。それに伴って、複雑な操作がない、使いやすいクラウド型電子カルテを導入したいと思っていました。
マニュアルがいらない「直感的に使える」点に驚きました
導入のきっかけを教えてください。
まずは、クラウド型の電子カルテであるということです。勤務医時代、病院向けのカルテもクリニック向けのカルテもたくさん見てきました。でも、私が見てきたカルテの大半はオンプレだったので、院内にサーバーを置かなければならず、セキュリティーやバックアップの管理も大変。クラウド型を採用しているCLIUSは、管理という大変さから解き放ってくれると思いました。
さらに、CLIUSの画面上がシンプルなデザインで、驚くほど使いやすかったこともポイントです。マニュアルを見なくても「ここを押せばこうなるかな」という予測ができて、その予測がそのまま機能や操作性に生きていると感じました。
また、CLIUSの運営会社「Donuts」のことは知らなかったのですが、色々調べる中で業界No.1の勤怠管理システム「ジョブカン」を開発・運営している会社だということがわかり、その安心感も導入を後押ししてくれました。
診察の手間を省ける機能が充実しています。
特に業務に役立っている機能は何ですか?
データをドラッグ&ドロップでCLIUS上に簡単に取り込める「画像・ファイル登録」機能です。
データを保存できる電子カルテはたくさんありますが、画像まで取り込める電子カルテはまだ多くない印象です。私の場合、傷の具合やむくみを写真におさめ、その写真にコメントもつけてからCLIUSの電子カルテ上に貼り付けています。患者さんに説明するときも、その写真を見せれば患部の経過が一目瞭然なんですね。患者さんにとってもものすごい説得力になります。
心電図なども、スキャナーで取り込んでCLIUSに貼り付けておけば、いちいち前の心電図を取り出さなくて済む。紹介状などの書類も同様です。全体的に診療がスムーズになってとても助かっています。
導入の際や実際の業務で、スタッフの反応はどうでしたか?
導入に関して、他のスタッフが苦労した点はないです。単純に、他のスタッフはレセコンの方を多く触るからなのかもしれないですが、紙カルテからの移行でも大きなトラブルはなく、スムーズだったと思います。
CLIUSをおすすめしたい人や、推奨できるポイントを教えてください
開業予定の方には特におすすめですね。CLIUSの「直感的に使えるわかりやすい設計」は画面を見ればわかるので、診療のしやすさをイメージしやすいと思いますし、その結果導入を検討できるのではないかと思います。
さらに、コスト面を気にする人にもいいかもしれません。ランニングコストのパフォーマンスも十分いいと思っています。