オンライン診療システム「リモケア」の機能・特徴とは

コロナ禍があって厚生労働省が要件を緩和していることもあり、「オンライン診療システム」を導入するクリニックが増えています。「オンライン診療システム」は、ビデオ通話機能を用いて、患者さんが遠隔地にいても診察ができるようにしてくれるものですが、現在、非常に多くのソフト、サービスが存在します。

「リモケア」は、その中でも「在宅医療」「訪問医療」に真価を発揮する特筆すべきサービスです。

目次
  1. 「リモケア」の特徴・機能
  2. 「リモケア」の機能
  3. 「リモケア」の導入準備・導入に必要な時間
    1. クリニック側で準備すること
  4. 患者さん側で準備すること
  5. 「電子カルテ」「レセコン」との連携
  6. 「リモケア」のサポート体制
    1. 電話サポート
  7. 「リモケア」の導入費用
    1. 医師用端末(D10ライトプラン)
    2. 医療スタッフ用端末(T10ライトプラン)
  8. まとめ

「リモケア」の特徴・機能

「リモケア」は、医師と患者さんが専用端末を持ち、ビデオ通話で診療を行えるというサービスです。他のオンライン診療システムと異なっているのは、端末には専用SIMが入っており、インターネットではなく携帯電話が用いる回線(NTTドコモの回線)を使って通信を行う点です。

また、一般回線に接続されていない専用サーバーにシステム、データが格納されています。つまり、外部に開かれていないため第三者が侵入することができません。セキュリティーは万全というわけです。

医療に関わるシステムは個人データの漏えいなどに細心の注意を払わなければなりませんが、「リモケア」ではそれを心配する必要はありません。そのように設定された端末(2in1のノートパソコン※)が医師、患者さんに渡されるからです。

開発元である「NECプラットフォームズ株式会社」に伺ったところ、「リモケア」の場合、看護師が一方の端末を持ち、訪問看護の際に医師とビデオ通話を用いて診察を行うことが多いそうです。在宅医療の場合、医師の訪問は患者さんごと月2回という例が多いとのことですが、「リモケア」を利用すれば訪問の間の期間を「オンライン診療」で埋めることができるというわけです。

また、患者さんの状態が悪い場合には、端末を患者さんのお宅に置いて緊急事態に備えるという使い方も可能です(ビデオ通話の開始は医師側からしかできません)。

※2in1ですので、モニター部分を取り外しタブレット(タッチパネル対応)として使用できます。

「リモケア」は以下の機能を備えています。

「リモケア」の機能

  • ビデオ通話
  • 診療メモ
  • 顔認証によるセキュリティー(専用端末)
    etc.

↑「診療メモ」は患者さんの医療に当たるチームの情報交換の場になります

注目すべきは「診療メモ」機能です。これは、いわば掲示板のような機能で、他の事業者が持つ端末をオンラインでつなげば、医師、訪問看護師、介護士、薬剤師など、その患者さんの医療に関わる人が情報を書き込むことができるのです(閲覧・書き込みを人によって制限することも可能)。

これを用いると、いわば医療チームでの情報を共有でき、患者さんのケアについて万全を期すことができます。そのため、「NECプラットフォームズ株式会社」によれば、「リモケア」は「在宅医療ソリューションツール」に発展してきている、とのこと。

↑「リモケア」で顔認証を行っているところ。NECの顔認証技術は世界でもトップクラスのものです

「リモケア」の専用端末は、顔認証技術を用いたセキュリティー機能を持っています。

面白いのは、顔認証を行う際に例えば「目を動かしてください」などワンアクションを要求される点です。これは写真などを用いて顔認証をかいくぐろうとするのを防ぐためです。ちなみに要求されるワンアクションはアクセスするごとに変わります。ですので、例えば端末をどこかに置き忘れたといった場合でも、第三者がシステムにアクセスすることはできないのです。

※「リモケア」の詳細な機能については、本記事末にあるサイトを参照してください。

「リモケア」の導入準備・導入に必要な時間

「リモケア」では、すでに設定の終わった通信可能な端末(2in1のノートパソコン)が医師、訪問看護師、患者さんに渡されますので、特に準備するものはありません。

クリニック側で準備すること

  • 特になし

患者さん側で準備すること

  • 特になし

医師のところに「リモケア」の端末が届いた時点で、顔認証も設定されています。すぐに顔認証を行って使い始めることが可能です。

「NECプラットフォーム株式会社」によれば、「リモケア」の導入には約2カ月かかります。ただし、サンプル機があいていれば1~2週間で渡すことも可能とのこと。

「電子カルテ」「レセコン」との連携

「電子カルテ」「レセコン」との連携はできません。

「リモケア」のサポート体制

「リモケア」のサポートは代理店経由で行われますが、コールセンターによる電話サポートもあります。また、端末が故障したなどの緊急の場合にはスタッフが代替機を持って駆けつけるサービスもあります。この「代替機交換駆けつけ」は、契約者の住所に対して行われるものです。

電話サポート

月~金(9:00~17:00/土日祝・年末年始は休み)

「リモケア」の導入費用

「リモケア」では、端末1台につき月額いくらという料金体系になっています。またこれは、2in1の端末(ハードウェア)のレンタル代と「通信費」「システムサービス料」を含んだ金額です。

医師、医療スタッフ、患者さん、それぞれの導入費は以下になります。

医師用端末(D10ライトプラン)

導入/月額 費用
初期登録料 2万円[税別]
月額利用料 3万円[税別]

医療スタッフ用端末(T10ライトプラン)

導入/月額 費用
初期登録料 2万円[税別]
月額利用料 2万5,000円[税別]

患者さん用端末(Pプラン)

導入/月額 費用
初期登録料 無料
月額利用料 1万2,000円[税別]

例えば、クリニックで1台、訪問看護師で1台を使用するのであれば、初期登録料は「2万円 + 2万円」で4万円。月額利用料は「3万円 + 2万5,000円」で5万5,000円になります。

気を付けたいのは、上掲の「D10ライトプラン」では月の通信量が10GB(ギガバイト)までになる点です。これを超える通信量が発生すると、「通信量20GBまで」の「D20ヘビープラン」にしなければなりません。このプランは月額利用料が「3万4,000円」になります。

まとめ

「リモケア」は、オンライン診療を実現するシステムですが、単にそれにとどまらず、医師、訪問看護師、看護師、薬剤師がチームとなって働くためのプラットフォームとして機能します。これからの地域医療、またターミナルケアを担うシステムとしても注目すべきサービスといえ、在宅医療、訪問医療に携わる医師・看護師・薬剤師にはおすすめです。

「リモケア」についての詳細は以下のページを参照してください。

https://www.remo-care.net/

Mac・Windows・iPadで自由に操作、マニュア ルいらずで最短クリック数で診療効率アップ

特徴

1.使いやすさを追求したUI・UX ・ゲーム事業で培って来た視認性・操作性を追求したシンプルな画面設計 ・必要な情報のみ瞬時に呼び出すことが出来るため、診療中のストレスを軽減 2.診療中の工数削減 ・AIによる自動学習機能、セット作成機能、クイック登録機能等 ・カルテ入力時間の大幅削減による患者様と向き合う時間を増加 3.予約機能・グループ医院管理機能による経営サポート ・電子カルテ内の予約システムとの連動、グループ医院管理機能を活用することにより経営サポート実現 ・さらにオンライン診療の搭載による効率的・効果的な診療体制実現

対象規模

無床クリニック向け 在宅向け

オプション機能

オンライン診療 予約システム モバイル端末 タブレット対応 WEB予約

提供形態

サービス クラウド SaaS 分離型

診療科目

全て
初期費用なし、お手持ちのパソコンですぐに始められる。

特徴

・Full-HDの高画質ライブ伝送が可能(エコー検査動画/手術ライブ動画なども) ・セキュリティ担保の上、インターネット回線利用でありながら、遅延は実測0.3秒 ・直感的で使いやすいデザイン(マニュアルなしでもすぐ使えます) ・ブラウザ通信で行え、専用ソフトインストール不要です。 ・画面上で文字や絵を上書きできるアノテーション機能は説明に便利

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診療科目

全て
予約、事前問診、ビデオチャットでの診察、決済、薬・処方箋の配送をワンストップで完結することが可能に

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CLINICSオンライン診療は、2016年にいち早くリリースし、医療機関の導入実績NO.1。(※) 院内のオペレーションなど、実施におけるノウハウやサポートも充実、セキュリティについてもISMSクラウドセキュリティ認証を取得した安心のシステムです。 予約、事前問診、ビデオチャットでの診察、決済、薬・処方箋の配送をワンストップで完結することが可能です。※「2020年 医療ITのシームレス化・クラウド化と医療ビッグデータビジネスの将来展望 No.1 医療IT・医療情報プラットフォーム編」(富士経済、2020年1月7日発刊)

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執筆 コラム配信 | クリニック開業ナビ

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