オンライン診療ポケットドクター」の機能・特長について

新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない今、通院中であっても、感染を恐れて医療機関に足を運びたくないという人が増えています。とはいえ、医師の診察を受けないと症状の良化・悪化の判断もできませんし、薬を処方してもらえません。
そこで注目されているのが、離れていてもスマホやタブレットの画面を通して診察が可能な「オンライン診療ツール」です。2020年4月に、新型コロナウイルスの影響で初診でのオンライン診療が時限的に解禁となったこともあり、導入を検討するクリニックが増えています。今回紹介する「オンライン診療ポケットドクター」は、診察から薬・処方せんの配送管理といった業務を一つのアプリ内で行うことが可能な、オールインワン型のオンライン診療ツールです。

目次
  1. 「オンライン診療ポケットドクター」の機能
    1. 「オンライン診療ポケットドクター」の主な機能
  2. 「オンライン診療ポケットドクター」の導入準備・導入に必要な時間
    1. クリニック側で準備すること
    2. 患者さん側で準備すること
  3. 電子カルテなど他ツールとの連携
  4. サポート
  5. 「オンライン診療ポケットドクター」の導入費用
  6. まとめ

「オンライン診療ポケットドクター」の機能

「オンライン診療ポケットドクター」は、ビデオ通話によるオンライン診療だけでなく、患者さんの予約管理や薬・処方せんの配送管理、ヘルスデータの共有、クレジットカード決済までを、一つのアプリで行えるツールです。

クリニック側は「オンライン診療ポケットドクター」を導入、初期設定をすることで、オンライン診療用の医療機関番号であるポケドクナンバーが発行され、その番号を患者に共有する事でオンライン診療が可能となります。患者さん側は、自身で登録した医療機関の中から希望に沿う医療機関を予約し、オンライン診療を受ける流れです。つまり、クリニック側は「オンライン診療ポケットドクター」というプラットフォームを利用して、オンライン診療を行う形となります。

「オンライン診療ポケットドクター」の基本的な機能は以下のとおりです。

「オンライン診療ポケットドクター」の主な機能

  • 予約管理
  • リマインド通知機能
  • ビデオ通話機能
  • 「指さし指示」「赤ペン指示」機能
  • スナップショットの共有
  • 音声データの録音
  • クレジットカード決済サービス
    etc.

患者さんはアプリから直接オンライン診療予約をすることが可能です。クリニック側は、対応ドクターと予約受付が可能な時間、受付件数を設定します。また、予約した患者さんには、診療当日になると予約のリマインド通知を送り、受診忘れを防ぎます。

予約管理機能は、オンライン診療だけでなく対面診療の予約システムとしても利用可能。そのため、「そもそも予約システムを導入していない」というクリニックから好評とのこと。

「ポケットドクター」は、「指さし指示」と「赤ペン指示」ができるのが大きな特長です。オンライン診療中の画面に、医師側の操作で指さしマークを表示させたり、赤ペンで書き込んだりして患部を指摘できます。「根元が……」「指のこの部分が……」と口頭だと伝わらないこともありますが、このツールを使えば的確な指示・指導が行えるようになります。

また、スナップショットの共有や、診療時の音声を録音し、データとして残すこともできます。録音した音声はシステム上で再生可能。データはあくまでクリニック側でのみ再生可能で、患者さん側に録音データは残りません。録音する旨は利用規約に記載しています。

その他、有償オプションとして、クレジットカード決済サービスを導入できます。医療機関側は導入しているレセコン(※)で計算した医療費(自己負担額)を、アプリの請求額欄に入力するだけでOK。PDF化した明細書や領収書を添付でき、添付データは別途患者さんにメールで送られます。

※レセコンと直接連携はできません

アプリは患者さんがiOSの「ヘルスケア」またはAndroidの「OMRON connect」で血圧や血糖値などを管理している場合にアプリ間で連携をとることができ、診療の参考情報として医師が閲覧できます。

「オンライン診療ポケットドクター」の導入準備・導入に必要な時間

クリニック側で準備すること

  • インターネット環境
  • 動作保証環境に適したスマホ、またはタブレット

患者さん側で準備すること

  • インターネット環境
  • 動作保証環境に適したスマホ、またはタブレット

クリニック側はサービス申し込み後、ストアから「オンライン診療ポケットドクター」をダウンロードし、初期設定を行うだけで利用可能。患者さん側も同様にストアからアプリをダウンロードします。患者さん側ではアカウント情報を自分で登録。これで準備は完了です。診察を受ける場合は、予約時に症状、保険証情報、決済方法を入力できます。

クリニック側が導入を希望する場合は、申込書に必要事項を記入し、担当窓口に送付します。その後、サービス提供者側でアカウント発行などの諸手続きが行われ、アカウント情報が送られます。アカウント情報が送られてきたら、アプリをインストールしてログインすることで利用可能となります。申し込みから利用可能になるまでは、5営業日程度とのこと。

また、有償オプションのクレジットカード決済サービスは、別途、必要書類に記入してアプリの申込書と一緒に担当窓口に送付します。こちらは開設まで約1カ月です。

電子カルテなど他ツールとの連携

詳細はお問い合わせください。

サポート

契約後は、最適なサービスを提供できるように問い合わせ窓口を設けているとのこと。

「オンライン診療ポケットドクター」の導入費用

導入費用についてはお問い合わせください。

まとめ

「オンライン診療ポケットドクター」は、赤ペンや指さしマークの表示、また高画質のスナップショットの共有など、患者さんへの分かりやすさを重視したオールインワンのオンライン診療ツールです。診療予約システムの導入を考えているのであれば、まずトライアルプランで試してみてはいかがでしょうか。

※「オンライン診療ポケットドクター」についての詳細は以下のページを参照してください。

https://www.pocketdoctor.jp/med/

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対象規模

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オプション機能

オンライン診療 予約システム モバイル端末 タブレット対応 WEB予約

提供形態

サービス クラウド SaaS 分離型

診療科目

内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管科、小児外科、皮膚泌尿器科、皮膚科、泌尿器科、性病科、肛門科、産婦人科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、気管食道科、放射線科、麻酔科、心療内科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科、、、、
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オンライン診療機能

診療予約 ビデオチャット受信 クレジットカード決済 診察時間設定

システム提携

電子カルテ

診療科目

内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管科、小児外科、皮膚泌尿器科、皮膚科、泌尿器科、性病科、肛門科、産婦人科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、気管食道科、放射線科、麻酔科、心療内科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科、、、、

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執筆 コラム配信 | クリニック開業ナビ

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