クリニックを開業すると、院長は自分のものだけでなく、スタッフのユニフォームについても準備しなくてはいけません。ユニフォームは、クリニックに対する患者さんの印象を左右しますので重要なポイントです。できれば、患者さんが好印象を抱き、スタッフにも高評価のユニフォームにしたいところです。そこで、ユニフォーム選びのポイントについて、『株式会社東京ユニフォーム』に取材しました。同社は、あらゆる業種のユニフォームを扱っていますが、医療系のユニフォームについても充実した品ぞろえを誇ります。
最近の医療ユニフォームのトレンドとは?
――最近の医療ユニフォームのトレンドを教えてください。
従来の画一的な白衣だけではなく、さまざまに工夫を凝らした医療施設用のユニフォームが登場しています。
例えば、スポーツブランドメーカーとのコラボ商品です。
https://www.tokyouniform.com/shop/medicaldepot/pickup/pickup3.php
https://www.tokyouniform.com/shop/medicaldepot/pickup/pickup6.php
『Mizuno』さん(上写真)、『asics』さん(下写真)とコラボした医療ウエアですが、スポーツウエアで培ったノウハウを生かした製品となっています。
――格好いいですね。
動きにフィットし、タフで吸汗速乾性が高いなどの特徴を備えています。制菌・抗ウイルス・抗カビ加工を施したユニフォームもあります。
――現在、どのような医療ユニフォームに人気がありますか?
「スクラブ」商品が人気です。スクラブは、「ごしごしこすって洗う」という意味の英単語「scrub」からきていますが、半袖で首元がVネックとなっている医療用白衣のことです。頑丈な素材が使用されているため、強く洗っても生地が傷みにくいのが特徴です。
また、従来型の白衣よりもカラーバリエーションが豊富で、その点も人気の理由です。
↑『株式会社東京ユニフォーム』通販サイトより/スクリーンショット
例えば、上掲の「PANTONEスクラブ 白衣(男女兼用)」は全27色と多色展開で好評をいただいています。病院内でのチーム分け、また患者さんからの視認性向上のために使用されることが多いです。
――医療ユニフォームを選ぶときに注意すべき点はありますか?
医療現場の皆さんは、テキパキと迅速に動かれると思いますので、ストレッチ性など「動きやすさ」と「丈夫さ」に注意して選ぶのがよいでしょう。
――医療ユニフォームは一人何着ぐらい用意すべきでしょうか?
医療現場で使うものですから、毎日着替え、清潔に保つのが基本です。ですから、理想は一人5着、最低でも3着は必要となるでしょう。
――これから開業する医師へのアドバイスをお願いします。
ユニフォームは常に着ているものなので、「動きやすさ」と「着心地」を重視して選ぶのがよいと思います。部署やチームごとにカラーを変えたり、刺繍・プリントなどでオリジナル性を出したりするのも人気があります。ぜひ、開院時には参考にしてください。
まとめ
というわけで、現在ではスポーツブランドとコラボした製品など、格好いい医療ユニフォームが数多く登場しています。医療現場では女性が多いですが、レディースでもタフで格好いいデザインの医療ウエアが多数あります。開院だけでなく、現在のスタッフウエアを一新しようという際には、ぜひご一考ください。カタログを見ているだけでも飽きませんよ!
取材協力:『株式会社東京ユニフォーム』
特徴
対象規模
オプション機能
提供形態
診療科目
この記事は、2021年9月時点の情報を元に作成しています。