数ある電子カルテから自院にぴったりのものを選ぶためには、情報の収集が欠かせません。各メーカーの電子カルテの機能や特徴、使い勝手のよさはもちろんのこと、それぞれの電子カルテの評判も気になるところです。そのなかから今回は、株式会社ラボテック(以下、ラボテック)の電子カルテの評判を紹介します。
医療現場の多様なニーズに対応
クリニック向けの電子カルテシステム「SUPER CLINIC IV」 首都圏・関西圏トップクラスの導入実績とそれに伴う確かな導入ノウハウを持つ株式会社ラボテックでは、電子カルテ専門メーカーとして開発から販売・保守サポートまでをすべて自社グループ内で完結しています。電子カルテ「SUPER CLINIC IV」は、ユーザー目線を重視した過不足のない機能や操作性の高さが魅力です。
詳しい内容を知りたい方は下記フォームからお問い合わせください。
ラボテックの電子カルテのコンセプトは?
まずは、ラボテックの電子カルテの特徴を説明します。
ラボテックは、無床のクリニック向けの電子カルテシステム「SUPER CLINIC」を扱っています。ラボテックの基本理念である「医療のIT化推進による社会への貢献」に基づいて開発された電子カルテシステムで、インフォームドコンセントやEBMによる患者の安心と安全性の確保実現、カルテ情報の請求データへの自動変換などによって、医療現場を強力にサポートする総合診療システムです。
直感的に操作できるよう、デザインはシンプル。マウスではスクロール、タッチペンではタッチ&スライドが動作の基本で、入力はほぼクリックだけでおこなえます。
ラボテックの電子カルテ「SUPER CLINIC」の機能面の機能は?
「過去カルテや問診情報を素早く参照できる」「テンプレートセット、編集バー、Do入力、シェーマなどの便利な機能がそろっている」「お薬事典や処方チェック、処方の体重換算機能などの診療支援機能も充実している」など各種システムに定評があります。
外部システムとの連携もスムーズで、精算機・釣銭機、診察券、カルテビューワ、音声入力、外注検査、CR画像、心電図、院内検査機器などの多様な外部システムリンケージが魅力です。
また、会計・レセプト管理も自在なことも大きな特徴。各種帳簿や統計機能も搭載されているので、正確で効率的な運用が叶います。
「無線LAN」「往診システム」「リハビリカルテ」「服薬指導」などのオプション機能を追加すれば、さらに効率的な診療業務を実現することもできます。
「SUPER CLINIC」の利用料は?
「SUPER CLINIS」の利用料は、初期費用2,000,000円~、月額基本料30,000円~となっています。詳しくはラボテックに直接お問い合わせください。
ユーザーからはどんな声が上がっている?
続いては、実際に「SUPER CLINIC」を導入しているクリニックからどんな声が上がっているかをみていきましょう。
「使いやすさを感じるUIであること、サポート体制が充実していること、3人分のカルテが同時に開けることの3点が決め手となって導入しました。実際に使い始めてからは、診察が効率化されただけでなく、会計チェックもスムーズにおこなうことができるため、紙カルテ時代と比べて請求漏れも減りました」(医療法人喜多岡医院様)
「耳鼻咽喉科用の電子内視鏡、赤外線フレンツェル眼鏡、外来診療向け双眼顕微鏡(CCDカメラ)の画像を画像サーバに取り込んで電子カルテとリンクさせて、患者さま情報を呼び出すと自動で画像が開くようにしています。オージオメータの聴力データも画像サーバに保管しているので、診察デスクにいながら患者様に多角的な説明ができるので好評です」(北嶋医院様)
「ラボテックの電子カルテは、テンプレートなどを搭載することで"カルテを書く"作業を極力少なくしてくれているので、精神科医がもっとも大切にしている、患者様の目をじっくり見て話を聴くことを第一に診察できます」(吉祥寺クローバークリニック様)
「ラボテックは全国の臨床検査代行会社の検査結果を医療機関に配信するサービスをおこなっています。私も毎日、検査結果をダウンロードしてカルテに自動貼り付けしていますが、それも(そうやって医療の未来を考えてくれていることも)決め手のひとつでした。実際に導入してからは、リモートメンテナンスによって、今、クリニックで起きている現象を『身内感覚』で親身になって解決してくれることに好感を抱いています。このように、『もしも』に強いことも選択理由のひとつでした」(木村メディカルクリニック様)
参照:LABOTECH「SUPER CLINIC」ユーザー様の声
ラボテックの評判は?
続いては、ラボテックの評判をランキングから考察していきます。
日経メディカルOnlineの医師会員を対象に実施された「電子カルテ・ICT導入に関するアンケート2021」の結果、ラボテックの「SUPER CLINIC」はシェアランキング第8位にランクインしています。ランキングトップ10は以下の通りとなっています。
≪電子カルテ導入シェアランキング2021≫
順位 | 前回 | 企業名、代表的な製品名 | 形式 |
---|---|---|---|
1位 | 1位 | PHC「Medicomシリーズ」 | オンプレミス型 |
2位 | 6位 | ユヤマ「BrainBoxシリーズ」 | オンプレミス型/クラウド型 |
3位 | 5位 | ダイナミクス「Dynamics」 | オンプレミス型 |
同率4位 | 6位 | エムスリーデジカル「M3 Digikar」 | クラウド型 |
同率4位 | NEW | シィ・エム・エス「Doctor’s Desktop3」 | オンプレミス型 |
同率4位 | 10位 | 富士フィルムヘルスケアシステムズ「Hi-SEEDシリーズ」 | オンプレミス型/クラウド型 |
同率4位 | 2位 | 富士通Japan「HOPE」シリーズ | オンプレミス型/クラウド型 |
同率8位 | 9位 | キャノンメディカルシステムズ「TOSMECシリーズ」 | オンプレミス型 |
同率8位 | 2位 | ラボテック「SUPER CLINIC」 | オンプレミス型 |
同率10位 | 2位 | ビー・エム・エル「Medical Station」「Qualis」 | オンプレミス型 |
同率10位 | 6位 | 島津メディカルシステムズ「SimCLINICシリーズ」 | オンプレミス型 |
同率10位 | NEW | Donuts「CLIUS」 | クラウド型 |
同率10位 | NEW | MIU「Dopanet Doctors」 | オンプレミス型 |
また、同じアンケートにおける開業年数別の電子カルテのシェアランキングでは、「開業5以下」では4位、「開業21年以上」では5位にランクインしていることから、長期にわたって開業医たちから支持されている電子カルテであることがわかります。
参照:日経メディカル開業サポート 第16回【医師390人に聞いた】電子カルテ導入シェアランキング2021速報!
医療現場の多様なニーズに対応
クリニック向けの電子カルテシステム「SUPER CLINIC IV」 首都圏・関西圏トップクラスの導入実績とそれに伴う確かな導入ノウハウを持つ株式会社ラボテックでは、電子カルテ専門メーカーとして開発から販売・保守サポートまでをすべて自社グループ内で完結しています。電子カルテ「SUPER CLINIC IV」は、ユーザー目線を重視した過不足のない機能や操作性の高さが魅力です。
詳しい内容を知りたい方は下記フォームからお問い合わせください。
パソコンが得意でなくても電子カルテは気軽に使える!
ラボテック「SUPER CLINIC」のユーザーボイスにも「身内感覚でサポートしてもらえるので安心」とのコメントがありましたが、昨今は多くの電子カルテメーカーがサポートにも力を入れています。医師の皆さんが、本業である医療に専念できるよう、万全の態勢でサポートしているので、パソコンが苦手で電子カルテの導入に踏み切れないというクリニックも、ぜひ導入を検討してみてくださいね。
特徴
対象規模
提供形態
オプション機能
診療科目
この記事は、2022年3月時点の情報を元に作成しています。