クリニックのホームページに盛り込むキーワードの選定方法は?

クリニックのホームページには、検索に引っ掛かりやすくなるキーワードを盛り込むことが大切だということは、多くの人が知っているでしょう。では、盛り込むべきキーワードはどのように選定していけばいいのでしょうか? 今回は、ホームページをさらに充実させるための選定方法をメインに紹介していきます。

目次
  1. キーワード調査には分析ツールを使う
    1. Googleキーワードプランナー
    2. Googleトレンド
    3. aramakijake.jp(アラマキジャケ)
    4. ruri-co
    5. キーワードファインダー
    6. Ubersuggest
    7. ahrefs(エイチレフス)
    8. tami-co
  2. 分析ツールを使って調査する基本の方法
  3. 自院の次は競合を調査する
  4. 自院の分析結果、競合の分析結果をもとにホームページの文章をリライト、加筆
    1. 見出し1つにつき1つのメッセージ
    2. 誰にでもわかりやすい言葉を使う
    3. 必要な箇所以外、長文はできるだけ避ける
  5. まずは無料のツールから試してみるのもおすすめ

キーワード調査には分析ツールを使う

まずは、現状を分析するために、自院のホームページを訪れた人がどんなキーワードで検索をかけているのかを調べます。分析には下記のツールが役立ちます。

【無料】

Googleキーワードプランナー

アクセス率向上につながるキーワードを見つけることができます。たとえば、自院が東京都新宿区の糖尿病内科なら、東京都新宿区の糖尿病内科に関してよく検索されているキーワードや、各キーワードの検索頻度、検索数の推移などを確認することができます。

参照:Gooogleキーワードプランナー

Googleトレンド

ネーミング通り、トレンドとなっているキーワードに特化した解析ツールです。世界中の検索トレンドをチェックすることができるので、広い視野を持って、これから医療業界で注目されそうなキーワードを探したいときにも役立ちます。

参照:Google Trends

aramakijake.jp(アラマキジャケ)

検索数、順位ごとのアクセス数を予測するツールです。サイト上にキーワードを入力するだけで調べられる簡易さも魅力です。

参照:アラマキジャケ

●キーワードサーファー

Google Chromeをブラウザとして使用することが前提の無料キーワードツールです。Google Chromeの拡張機能として使えるので手軽です。

参照:Keyword Surfer

ruri-co

競合の順位状況と類似率が高いキーワードを調査することができる分析ツールです。目標とするキーワードで上位表示されているページが順位取得しているキーワードを確認することによって、患者のニーズをとらえることができます。

参照:ruri-co

https://ruri-co.biz-samurai.com/

【有料】

キーワードファインダー

SEO対策におすすめのキーワードを毎日自動で取得、表示してくれるので、自分で試行錯誤して調べる時間を省きたい人に向いています。有料ですが、7日間無料で試せるので、まずはお試ししてみてから導入を検討してもいいでしょう。

参照:キーワードファインダー

Ubersuggest

検索ボリュームや被リンクなどを確認できるSEO分析ツールです。無料版では検索回数が制限されますが、分析ツールとはどんなものかを確認するために使ってみるのもいいでしょう。

参照:Ubersuggest

ahrefs(エイチレフス)

自院のサイトだけでなく、あらゆる競合サイトの被リンク分析や検索エンジンの上位表示コンテンツ、想定流入キーワード、ソーシャルメディアの反応を把握できます。

参照:ahrefs

tami-co

自然言語処理、競合分析、ニーズ調査などが容易にできることから、「誰でもSEO記事が企画・執筆できる」をコンセプトとしている、コンテンツマーケ・コンテンツSEO対策ツールです。

参照:tami-co

分析ツールを使って調査する基本の方法

キーワードを調査する際は、まずは自院のコンセプトと関連の深いキーワードを書き出し、一つひとつキーワードツールで分析にかけていきます。すると、それらのキーワードと一緒に検索されているキーワードなどが表示されるので、それを見ながら、患者がどんなキーワードをもとに検索をかけているのか、どんなことを知りたいと思っているのかを把握していきます。

つまり、この調査によって、“メインのキーワードに掛け合わせると有効なキーワード”をあぶり出すことができます。

自院の次は競合を調査する

自院のホームページを調査したら、同じく分析ツールを使って競合となるクリニックについて調べます。競合のホームページを訪れている人はどんなキーワードで辿り着いているのかを知ることで、自院との違いが明らかになるからです。

また、併せて自院および競合に対する口コミもチェックして、それぞれにどんな強みや特徴、ウィークポイントがあるのかを書き出していきます。箇条書きで構わないので、気付いたことをどんどん書き出していくのがコツです。

自院の分析結果、競合の分析結果をもとにホームページの文章をリライト、加筆

自院に関する分析の結果、競合に関する分析の結果を踏まえたうえで、ホームページの原稿を修正していきます。

手順としては、自院と競合について調べたことをまず表に書き出します。たとえば、診療圏内にSクリニック、Hクリニックという2つの競合があったとして、自院、Sクリニック、Hクリニックの3つそれぞれの強みや特徴を書き出していきます。具体的には下記のような表を作成して、マスを埋めていくといいでしょう。

自院 Sクリニック Hクリニック
診療方針
(診療方針に盛り込まれているキーワード)
強み
(強みとしてホームページ上で紹介している文章から抽出したキーワード)
ウィークポイント
口コミに多く含まれているキーワード

表を埋めたら、「競合にはない自院の強み」、いわば「自信を持って全面に出していくべきポイント」や「これから磨きをかけていくポイント」がわかります。

それらのポイントを文章に盛り込むことを考えながら、原稿をリライト、加筆していきます。

見出し1つにつき1つのメッセージ

原稿を書く際は、見出しつにつき1つのメッセージをしたためることを意識しましょう。たとえば、「診療方針」のなかに自院の強みや院長のメッセージも盛り込むのではなく、「診療方針」「自院の強み」「院長のメッセージ」とそれぞれ見出しをわけたほうが、見た目にもスッキリしていて読みやすいですし、特定の情報を知りたい患者が情報を探しやすいというメリットがあります。

誰にでもわかりやすい言葉を使う

難解な医学用語が多いと、門外漢の人は読む気がしなくなってしまいます。その結果、すぐにホームページを離れられたら、もっとも伝えたいことを読んでさえもらえなくなります。誰にでもわかりやすい平易な言葉を使うことを心がけましょう。また、病名や薬名などの固有名詞はどうしても他の言い回しにできない場合がありますが、その場合は注釈をつけるか、文章のなかにその言葉の説明を盛り込むなどするといいでしょう。

必要な箇所以外、長文はできるだけ避ける

SEO対策のためには文字数が多いほうが有利とはいわれていますが、あまりにも長い、論文のような文章ばかりのホームページでは、一般の人は読む気がしません。どうしても長文で説明したいことがあるなら、説明したい言葉にはリンクを貼って新たにひとつのページを作り、そこに詳しい説明を載せるなどの方法もあります。

まずは無料のツールから試してみるのもおすすめ

キーワード分析をどこまで自分でできるかわからないなら、まずは無料のツールから試してみてはいかがでしょうか? 手ごたえを感じたら、そのまま自院での解析と改良をルーティン化してもいいですし、難しくて続けるのが無理だと感じた場合は、ホームページ作成業者などを頼るのもあり。いずれにしろ、一度試すことによって、少なくともやりかたを知ることができるので、外部委託した際にも先方の説明をあらかた理解できるため安心ですよ! また、自院サイトが充実してきたら、Googleが提供しているインターネット検索の分析ツール「search console」を活用して、想定流入キーワードによって実際のところどのくらい流入があったのかも必ず確認したいところ。確認した結果、思ったほど流入が見込めていなかったら、そこから改良を重ねることで、さらに効果的なホームページを目指すことができますよ!

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クリニック開業ナビ

執筆 コラム配信 | クリニック開業ナビ

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