クリニックの患者にすすめたい 自宅での健康管理にぴったりな血圧計は?

患者の健康をサポートするのは医師の使命です。とはいえ、診察時にしっかり生活指導しても、それを守れるかどうかは患者次第。ドクターは患者の自宅での様子まで監視することはできないので、万が一言いつけを守らずに生活していることが原因で症状がなかなか改善しないとしても、どうすることもできないのが現実です。しかし、現在の状態を数値として確認することができると、患者側も意識を高く持ちやすくなります。たとえば体重や血圧もそのひとつ。そこで今回は、患者の自宅での体調管理にすすめたい血圧計を紹介します。

目次
  1. 「上腕式―アームイン式」のチョイスがおすすめ
  2. 自宅での健康管理に適した血圧計は?
    1. 【測定データをスマホアプリで管理できる】テルモ ES-2020DZ
    2. 【早朝高血圧のアラートが出る】オムロンHEM-1021
    3. 【腕の太い人にも対応】オムロン HEM-1040
  3. 血圧記録にはアプリが役立つ
  4. 血圧測定を習慣づけてもらうことを優先するなら「カフ式」なども選択肢に入れるのもアリ

「上腕式―アームイン式」のチョイスがおすすめ

メリット デメリット
上腕式-カフ式 ・コンパクトで収納しやすい
・比較的安い
・きちんと巻けば正確な数値が出やすい
・カフを適度な強さで巻くのにコツがいる
上腕式-アームイン式 ・腕を通すだけで測定できる
・全自動でより正確に計測できる
・設置スペースの確保が必要
・価格が高め
手首式 ・持ち運びできるくらいコンパクトで外出先でも手軽に計測できる ・肘の高さによって数値が変わりやすい

高血圧の診断がついた患者に、自宅で血圧測定してもらうことは非常に大切です。しかし、測定はしていても正しく計測できていないとなると意味がありません。

そこでまず気を付けたいのが、「上腕式の血圧計を選ぶこと」です。

市販の血圧計は、主に上腕カフ・オシロメトリック法に基づくものと、手首で測定するものがあります。前者はさらに、自分でカフを巻くタイプと、「アームイン型」と呼ばれる輪のなかに腕を入れて測定するタイプに分類されますが、いずれも比較的正確な数値が出やすいです。一方、手首で測定するタイプは、上腕式に比べて正しく測定できない確率が高いです。

また、自分でカフを巻くタイプと、輪のなかに腕を入れて測定するタイプではいずれが使いやすいかというと、患者が高齢者であれば、自分ではうまくカフを巻けない場合があるので、「アームイン式」を選ぶのが最善であるといえるでしょう。

自宅での健康管理に適した血圧計は?

続いては、具体的な商品を紹介していきます。

前述の通り、上腕式かつアームイン式の血圧計がもっとも正確な数値が出やすいことから、今回は「上腕式―アームイン式」に絞ってピックアップします。

【測定データをスマホアプリで管理できる】テルモ ES-2020DZ

測定したデータをパソコンやスマホアプリに記録することができます。パソコンへのデータ転送にはリーダライターを使います。左右どちらの腕で測っても、動脈上にきちんとマイクが当たるため、血管音を正確に測定できます。

参照:テルモ ES-2020DZ

【早朝高血圧のアラートが出る】オムロンHEM-1021

「測定姿勢チェック表示」(正確測定サポート機能)付きなので、正しく測定できているかを一目で確認することができます。また、1週間の朝の平均値が135/85mmHgを超えると「早朝高血圧マーク」が点灯して、早朝高血圧であることを教えてくれます。腕を必要以上に締め付けることがないよう、「ぴったりフィット腕帯」機能も搭載しています。

参照:オムロンHEM-1021

【腕の太い人にも対応】オムロン HEM-1040

腕の内径を、標準タイプに比べて約30%大きくした大口径タイプです。上腕周囲42cmの人まで測定可能です。早朝高血圧の確認に役立つ「早朝高血圧マーク」や、84回/2人分の過去の血圧血を記録して表示する「メモリ機能」を搭載しています。

参照:オムロン HEM-1040

血圧記録にはアプリが役立つ

測定した数値は、ペンで紙やノートに記入しても構いませんが、昨今はスマホの普及によってアプリで記録する人が増えています。血圧計も出しているオムロンをはじめ、多くの会社が血圧記録に役立つアプリを提供しているので、クリニックで目ぼしいアプリの仕様をチェックしてみて、もっとも使い勝手がよいと思ったものを患者にすすめられるといいでしょう。

参照:OMRON connect

血圧測定を習慣づけてもらうことを優先するなら「カフ式」なども選択肢に入れるのもアリ

今回は、「どの年齢層でも使いやすく、正確な数値が出やすい」ことを第一条件として、「アームイン式」を紹介しましたが、血圧の数値がそこまで深刻な状態ではなく、まずは血圧測定を習慣づけることからはじめてほしい患者などに対しては、カフ式も候補としてすすめるのもありかもしれません。もちろん、患者の健康状態だけではなく、生活習慣や年齢などの条件も加味しながらベストなものをすすめることが大切。種類ごとのメリットやデメリットを伝えたうえで、患者自身にも考えてもらうのもいいかもしれませんね。

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