複数台の診察室モニターを効果的に使うには?

電子カルテを導入しているクリニックであれば、診察室にモニターがあって当然ですが、台数はクリニックによって異なります。では、複数のモニターを使うことにはどんなメリットがあるのでしょうか? 早速みていきましょう。

目次
  1. クリニック内には何台の最低モニターが必要?
  2. 診察室1部屋に2台以上のモニターを使う目的は?
  3. 1台のパソコンで2台以上のモニターに表示させる方法は?
  4. モニターを2台以上設置したい場合の、モニターを選ぶポイントは?
    1. 画面を縦向きにできる「ピボット機能」の有無
    2. 液晶パネルの枠の「ベゼル幅」
    3. モニターアームに取り付ける場合は「VESA規格対応」の有無
  5. ピボット機能搭載のおすすめモニター
    1. ユーザーの負担を軽減する「LG 27UL550-W 27型」(2022.12.18時点アマゾン価格41,310円)
    2. 4K高解像度の「デルS2722QC」(2022.12.18時点アマゾン価格44,800円/20%オフセール中)
    3. フレームレスで見やすい「PHILIPS 24E1N5500E」(2022.12.18時点アマゾン価格25,800円/9%オフセール中)
  6. ベゼル幅が狭いおすすめモニター
    1. 画面占有率92%「HUAWEI MateView 23.8インチ」(2022.12.18時点アマゾン価格24,364円/9%オフセール中)
    2. コスパ抜群「PHILIPS 221E9/11」(2022.12.18時点アマゾン価格12,480円/21%オフセール中)
    3. 最大4台のモニターを接続して画面出力できる「BenQ アイケアモニター GW2785TC」
  7. VESA規格対応おすすめモニター
    1. 気軽に持ち運べる「MISEDI モバイルモニター」
    2. 4面フレームレス「PHILIPS 272E2FE/11」
  8. モニター選びは妥協NG!

クリニック内には何台の最低モニターが必要?

電子カルテを導入しているクリニックは、基本的に、電子カルテ用とレセコン用の最低2台のモニターを用意しています。診察室には最低1台必要なので、2人以上のドクターがいて診察室が2部屋以上ある場合は、そのぶんモニターの台数を増やす必要があります。

診察室1部屋に2台以上のモニターを使う目的は?

また、診察室1部屋につき、2台以上のモニターを設置しているクリニックも比較的多く、その多くが、画像確認用としてモニターを用意しています。たとえば、レントゲンや心電図、採血の結果を確認するとき、1台のモニターで毎回画面を切り替えていたのでは作業効率が落ちてしまうからです。

なかには、電子カルテ用に1台、レントゲン確認用に1台、採血の確認用に1台など、3台以上のモニターを常設しているクリニックもありますが、3台以上となると、ほとんどの患者が検査を必要としているクリニックなどでなければ、スペースを確保することが無駄に感じられるかもしれません。また、それぞれのモニターを座ったまま確認できるよう角度を調整するために、別途、モニターアームなどを用意する必要もあるでしょう。

1台のパソコンで2台以上のモニターに表示させる方法は?

1台のパソコンで2台のモニターに表示させるためには、パソコンの映像接続端子に対応したモニターと、映像端子に対応したケーブルが必要です。

3画面以上の場合、これに加えて、「3画面以上のマルチディスプレイ対応グラフィックボード」および「グラフィックボードやディスプレイに対応した各種ケーブル」を数本用意する必要があります。なぜかというと、2画面まではマザーボードについているディスプレイ端子で利用できますが、3画面以上で表示したい場合、グラフィックボード(ビデオカード)が必要になるため、それに付随して各種ケーブルも用意することが必須となります。

また、ノートパソコンは基本的に2画面までにしか対応していないので、3画面以上で表示させたい場合は、デスクトップである必要があります。

モニターを2台以上設置したい場合の、モニターを選ぶポイントは?

続いては、2台以上のモニターを設置したい場合の、モニターを選ぶポイントをみていきましょう。

画面を縦向きにできる「ピボット機能」の有無

心電図などの縦長の画像を表示させたいなら、画面を90度回転させて縦向きにできる「ピボット機能」があると便利です。

液晶パネルの枠の「ベゼル幅」

液晶パネルの枠の部分を「ベゼル幅」といいますが、この幅が狭いと、2台以上のモニターを左右に並べたとき、パソコン間のフレームが気になりにくく、画面に集中することができます。ベゼル幅が極めて狭いタイプであれば、複数画面を1画面に見立てて表示させるのにも役立ちます。

ベゼル幅が狭いモニターは、「スリムベゼルモニター」と呼ぶこともあります。また、フレームがほとんど気にならないことから、「フレームレスモニター」と呼ばれることもあります。

モニターアームに取り付ける場合は「VESA規格対応」の有無

デスクスペースが狭いことから、モニターをモニターアームに取り付けたいと考えているなら、VESA規格に対応しているモニターを選ぶといいでしょう。「VESA」とは、映像機器をスタンドやアームなどに取り付ける際のネジ穴間隔について定めた国際標準規格のことで、これに対応していれば問題なく取り付けられます。

ピボット機能搭載のおすすめモニター

続いては、ピボット機能搭載モニターのなかからおすすめをいくつか紹介します。

ユーザーの負担を軽減する「LG 27UL550-W 27型」(2022.12.18時点アマゾン価格41,310円)

ブルーライト軽減やフリッカーフリー機能も搭載しているため、長時間画面を見続けることによる負担が軽減されます。チルトの調整もできるため、ちょうどよい角度を追求できます。

参照:LG 27UL550-W 27型

4K高解像度の「デルS2722QC」(2022.12.18時点アマゾン価格44,800円/20%オフセール中)

「4K UHD解像度」と「sRGB」カバー率99%の色域で鮮やかな色彩を実現。ブルーライト発生量を低減させるComFortView機能も搭載。

参照:デルS2722QC

フレームレスで見やすい「PHILIPS 24E1N5500E」(2022.12.18時点アマゾン価格25,800円/9%オフセール中)

フレームレスで隣接するモニターとの境界が気になりにくいので、ストレスフリーで業務に集中できます。ブルーライト軽減、ちらつき防止機能なども搭載。

参照:PHILIPS 24E1N5500E

ベゼル幅が狭いおすすめモニター

続いては、ベゼル幅が狭いモニターのなかからおすすめをピックアップします。

画面占有率92%「HUAWEI MateView 23.8インチ」(2022.12.18時点アマゾン価格24,364円/9%オフセール中)

画面占有率が92%と高く、IPSパネルの採用によって視野角も広いので、デュアルディスプレイやトリプルディスプレイとしての使用にも適しています。また、ピボット機能も搭載しています。

参照:HUAWEI MateView 23.8インチ

コスパ抜群「PHILIPS 221E9/11」(2022.12.18時点アマゾン価格12,480円/21%オフセール中)

チラつき防止テクノロジーやブルーライトを低減する「ローブルーモード」などの機能搭載の充実したモデルながら、コスパ面での満足度の高い一台。HDMIポートが2つ搭載されているので、複数のデバイスを接続して切り替えながら使用できます。

参照:PHILIPS 221E9/11

最大4台のモニターを接続して画面出力できる「BenQ アイケアモニター GW2785TC」

最大4台のモニターを接続して、画面を出力することができます。また、ノートパソコンを充電しながら画面を表示することもできるので、ノートパソコンをメインで使用しているクリニックにもおすすめです。

参照:BenQ アイケアモニター GW2785TC

VESA規格対応おすすめモニター

続いては、VESA規格対応のモニターをみていきましょう。

気軽に持ち運べる「MISEDI モバイルモニター」

14インチ軽量で気軽に持ち運べるので、普段は診察室で使用して、必要があれば出張などに持参するといった使い方もできます。

参照:MISEDI モバイルモニター

4面フレームレス「PHILIPS 272E2FE/11」

上下左右ともにフレームレスなデザインなので、画面間での目線をシームレスに移動できます。ちらつき防止、ブルーライト軽減機能も搭載で業務の負担軽減に役立ちます。

参照:PHILIPS 272E2FE/11

モニター選びは妥協NG!

電子カルテは毎日使うものなので、「お買い得だから」との理由で機能面に関して妥協すると、パソコンを使う業務の効率が落ちることも考えられます。ストレスフリーで気持ちよく仕事するためにも、店頭で実物を確認するなどして、納得度の高いものを選んでくださいね。

Mac・Windows・iPadで自由に操作、マニュア ルいらずで最短クリック数で診療効率アップ

特徴

1.使いやすさを追求したUI・UX ・ゲーム事業で培って来た視認性・操作性を追求したシンプルな画面設計 ・必要な情報のみ瞬時に呼び出すことが出来るため、診療中のストレスを軽減 2.診療中の工数削減 ・AIによる自動学習機能、セット作成機能、クイック登録機能等 ・カルテ入力時間の大幅削減による患者様と向き合う時間を増加 3.予約機能・グループ医院管理機能による経営サポート ・電子カルテ内の予約システムとの連動、グループ医院管理機能を活用することにより経営サポート実現 ・さらにオンライン診療の搭載による効率的・効果的な診療体制実現

対象規模

無床クリニック向け 在宅向け

オプション機能

オンライン診療 予約システム モバイル端末 タブレット対応 WEB予約

提供形態

サービス クラウド SaaS 分離型

診療科目

内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管科、小児外科、皮膚泌尿器科、皮膚科、泌尿器科、性病科、肛門科、産婦人科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、気管食道科、放射線科、麻酔科、心療内科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科、、、、