クリニックにおすすめのwebカメラは?

オンライン診療に力を入れていきたいと考えているなら、webカメラの性能にこだわるのが賢明です。なぜなら、どれだけ丁寧に診療をおこなっても、画質や音質がクリアでなければ、カメラの向こうの相手は少なからずストレスを感じるためです。また、オンライン診療をおこなう予定はないとしても、たとえば、電子カルテのなかにはwebカメラで保険証を撮影して保存しておくことができるものもありますし、今のうちに用意しておけばなにかと活用できるシーンは増えてくるでしょう。そこで今回は、クリニックにおすすめのwebカメラを紹介していきます。

目次
  1. webカメラを選ぶ際のチェックポイントは?
    1. 画質
    2. フレームレート
    3. 音質(内蔵マイクの性能)
    4. 最短撮影距離
    5. 価格
  2. クリニックにおすすめのwebカメラ
    1. 顔映りがよくなる「DMM. make リングライト付きwebカメラ DKS-CAM3」
    2. 色味と明るさを自動調整してくれる「C980GR」
    3. 65度から90度まで3段階で視野角を調整できる「BRIO RightLight3」
    4. 自然でクリアな音声を伝えられる「C920n」
    5. 持ち運びにも便利な「c525n」
    6. 4Kのなめらかな映像で細部まで鮮明「MAXHUB W20」
    7. 三脚にも取付可能な「UCAM-CX80FBBK」
    8. 院内のセキュリティ強化に役立つ「WEBCAM-101BK」
  3. webカメラ導入時の注意点は?

webカメラを選ぶ際のチェックポイントは?

まずは、webカメラを選ぶときにチェックしたいポイントをみていきましょう。

画質

もっとも重視すべき点はなんといっても画質です。カメラの画質は、画像を構成する点の数である「画素数」と、点の密度を表す「解像度」によって決まるので、まずはこの2つをチェックします。画素数の目安は、100万画素あれば実用には十分であるものの、患者に説明する際に文字が入った図などを見てもらうことがあるなら、200万画素以上あることが望ましいでしょう。解像度は、最低でもHD 720p以上、できればフルHD 1.080pのモデルを選びたいところです。

ただし、画素数、解像度ともに大きければ大きいほどいいかというとそうではありません。なぜかというと、画素数や解像度に比例してデータ量が大きくなるからです。データ量が大きくなれば、パソコンのスペックや通信環境によっては、ZoomやTeamsに対応できない場合があります。場合によっては、途中でフリーズしてしまうこともありえるので、画素数、解像度と併せてパソコンのスペックおよび通信環境も確認することが大切です。

フレームレート

フレームレートとは「1秒あたりのフレーム数のこと」で、単位はfpsで表されます。この数値が大きいほど画像のカクつきが少なく、なめらかな映像になります。ある程度なめらかな映像を送るためには30fpsは必要です。動画配信に適したフレームレートは60fpsとされるので、より見やすい映像を求めるなら60fpsを目安に選んでもいいかもしれません。

音質(内蔵マイクの性能)

マイク内蔵タイプのwebカメラを選べば、別途、ヘッドセットやマイクを用意する必要がありません。市販のwebカメラはほとんどがマイク内蔵タイプなので、マイクの有無に関しては確認程度で問題ありませんが、よりクリアな音質にこだわりたいなら、周囲の雑音をカットする「ノイズキャンセリング機能(ノイズリダクション機能)」搭載の製品を選ぶといいでしょう。

最短撮影距離

最短撮影距離とは、被写体にピントを合わせることができるもっとも短い距離のこと。最短撮影距離が短ければ、手元まで接写しやすいということになります。また、ピントの焦点を自動で合わせてくれる「オートフォーカス機能」搭載の製品を選べば、ベストな位置に手元を動かす必要がないのでよりスムーズにコミュニケーションがとれるでしょう。

価格

webカメラの価格は、安いもので数千円、高価なものだと数万円程度です。2万円台でかなり高性能なものを買えますが、1万円以下でも決して性能が悪いということはありません。チェックポイントさえおさえておけば、いいものを選択することが可能です。

クリニックにおすすめのwebカメラ

続いては、具体的におすすめのwebカメラを紹介していきます。

最大解像度 最大フレームレート 内蔵マイク 最短撮影距離 参考価格
※2020,12,16時点のamazon価格
DMM. make リングライト付きwebカメラ 1920×1080p 最大60フレーム/秒 あり 8cm~
オートフォーカス機能搭載
5.564円(16%割引後の価格)
ロジクール C980GR 1920×1080p 60FPS あり
ノイズリダクション機能搭載
要問合せ
オートフォーカス機能搭載
19,900円
ロジクール BRIO RightLight3 4096×2160p 最大90フレーム/秒(~1280×720p) あり
ノイズリダクション機能搭載
要問合せ
オートフォーカス機能搭載
24,900円
ロジクール C920n 1920×1080p 3oFPS あり 7cm
プレミアムオートフォーカス
6,115円(18%割引後の価格)
ロジクール C525n 1280×720p 最大30フレーム/秒 あり
ノイズリダクション機能搭載
7cm 16,480円
MAXHUB W20 4K 30フレーム/秒 あり
ノイズリダクション機能搭載
要問合せ
オートフォーカス機能搭載
21,100円
エレコム UCAM-CX80FBBK 3840×2160p 最大60フレーム/秒(~1920×1080p),30フレーム/秒(~3840×2160)※USB-Aでパソコンと接続時は30FPSに制限 あり
ノイズリダクション機能搭載
30cm~無限遠(レンズ先端より) 15,573円(35%割引後の価格)
エレコム WEBCAM-101BK 1920×1080p 最大30フレーム/秒 あり 要問合せ 11,800円

顔映りがよくなる「DMM. make リングライト付きwebカメラ DKS-CAM3」

色温度は3色、明るさは無段階で調整可能。本体上部にあるタッチボタンで簡単に操作できるので、画面に映った自分の顔を見ながら好みの色温度と明るさに調整できます。

参照:DMM. make リングライト付きwebカメラ DKS-CAM3

色味と明るさを自動調整してくれる「C980GR」

色味と明るさを自動調整して、自然な顔映りに整えてくれるwebカメラです。ライブストリーミングを意識した機種のため、室内の照明条件が悪くても顔映りがキレイに。

参照:ロジクール「C980GR」

65度から90度まで3段階で視野角を調整できる「BRIO RightLight3」

65度、78度、90度の3段階で視野角を調整できるので、より理想の画角におさめることができます。解像度は極めて高く、4Kのクリアな映像で顔色を明るく見せてくれます。

参照:ロジクール「BRIO RightLight3」

自然でクリアな音声を伝えられる「C920n」

三脚に対応しているほか、デスクに直接置くこともできるので設置場所を選びません。また、カメラ両サイドにマイクを搭載したデュアルマイク構造なので、自然でクリアな音声を伝えることができます。

参照:ロジクール「C920n」

持ち運びにも便利な「c525n」

360度自在に動かすことができるうえ、折り畳む際にレンズ面が内側に閉じるため、持ち運ぶにあたってカメラのレンズが傷つく心配をしなくて済みます。

参照:ロジクール「c525n」

4Kのなめらかな映像で細部まで鮮明「MAXHUB W20」

4K高画質のソニー製カメラかつオートフォーカス機能搭載なので、患者に鮮明な画像を提供できます。 360度の水平回転と上下左右への角度調整が可能なので、ベストな位置に設置できます。

参照:MAXHUB W20

三脚にも取付可能な「UCAM-CX80FBBK」

4Kならではのきめ細かな映像で顔映りをよくしてくれるwebカメラ。三脚にも取付可能なため、設置場所に制限がありません。

参照:エレコム「UCAM-CX80FBBK」

院内のセキュリティ強化に役立つ「WEBCAM-101BK」

webカメラを導入するにあたって注意すべきことのひとつが、webカメラの乗っ取り(ハッキング)による盗撮です。webカメラのハッキングは、マルウェアに感染するか、もしくはOSやアプリなどをインストールした際におこなわれるので十分注意することが必要ですが、万が一を考えて、盗撮を未然に防ぐことも大切。こちらのwebカメラには、ハッキングによる盗撮防止のためにプライバシーシャッターが搭載されています。

参照:エレコム「WEBCAM-101BK」

webカメラ導入時の注意点は?

エレコム「WEBCAM-101BK」の紹介文でも説明した通り、webカメラを導入すると、万が一ハッキングされた際に院内を盗撮されることがあり得ます。そのことを知ったうえで、事前に十分対策しておくことはとても大切。プライバシーシャッター搭載以外の機種を導入するなら、使用時以外はカメラに布やテープを貼るのも一手。「そんなことしなくても盗撮なんてされているわけない」と思う人もいるかもしれませんが、100%大丈夫とは言い切れないので念には念を入れて対策を講じてくださいね。

Mac・Windows・iPadで自由に操作、マニュア ルいらずで最短クリック数で診療効率アップ

特徴

1.使いやすさを追求したUI・UX ・ゲーム事業で培って来た視認性・操作性を追求したシンプルな画面設計 ・必要な情報のみ瞬時に呼び出すことが出来るため、診療中のストレスを軽減 2.診療中の工数削減 ・AIによる自動学習機能、セット作成機能、クイック登録機能等 ・カルテ入力時間の大幅削減による患者様と向き合う時間を増加 3.予約機能・グループ医院管理機能による経営サポート ・電子カルテ内の予約システムとの連動、グループ医院管理機能を活用することにより経営サポート実現 ・さらにオンライン診療の搭載による効率的・効果的な診療体制実現

対象規模

無床クリニック向け 在宅向け

オプション機能

オンライン診療 予約システム モバイル端末 タブレット対応 WEB予約

提供形態

サービス クラウド SaaS 分離型

診療科目

内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管科、小児外科、皮膚泌尿器科、皮膚科、泌尿器科、性病科、肛門科、産婦人科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、気管食道科、放射線科、麻酔科、心療内科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科、、、、