看護師の仕事は、どんなこと、どんなときにやりがいを感じられる?

看護師として働くためには、免許を取得する必要があります。看護師であれば国家試験、准看護師であれば都道府県の試験と、試験の種類は異なりますが、いずれにしてもパスするためにはしっかり勉強する必要があります。免許を取得していざ働き始めると、大変なこともありますが、そのぶん大きなやりがいも感じられます。では、看護師の仕事は、どんなこと、どんなときにやりがいを感じられるのでしょうか? また、やりがいを感じられないときにはどんな対策をとったらいいのでしょうか? 詳しく解説していきます。

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目次
  1. 看護師の仕事のやりがいとは
    1. 患者やその家族から感謝されたとき
    2. 患者の快復を見届けられたとき
    3. チームで一丸となって仕事できているとき
    4. 年収が平均より高い。高収入を目指せる
    5. 日常生活で知識を活かせたとき
    6. 転職・復職しやすい
    7. 地域の人に頼りにされる。社会貢献していることを実感できる
  2. 看護師が仕事にやりがいを感じられなくなる原因として考えられることとその対処法は?
    1. 忙しすぎて体力や精神力が保てない
    2. 職場の人間関係がよくない
    3. 働く条件のよくない職場を選んでしまった
    4. ルーティン業務ばかりでつまらない
  3. 自分に合った働き方ができる医療機関を見つけることが大切

看護師の仕事のやりがいとは

まずは、看護師の仕事に関して、どんなこと、どんなときにやりがいを感じるものなのかを確認しましょう。

患者やその家族から感謝されたとき

患者やその家族から、「いつも気にかけてくれてありがとう」「励ましてくれてうれしかった」と感謝の言葉をもらえると、大きなやりがいを感じられます。

看護師の大事な仕事のひとつが、「医師をサポートすること」だということもあって、「縁の下の力持ち」のイメージもあるかもしれませんが、「看護師が支えてくれるから辛い治療も乗り越えられた」という患者は多いものです。また、入院中の患者などに関しては、医師よりも看護師のほうが長い時間接することになるため、患者やその家族からも、「いつもそばで支えてくれる存在」と認識されやすいといえます。

患者の快復を見届けられたとき

自分が担当した患者が快復していく姿を目の当たりにすると、大きなやりがいを感じられるという看護師も多いです。

看護師だけでなく医療従事者全員にいえることですが、医療を提供する主な目的は「患者の身体や心の状態を快復へと導くこと」なので、この目的が達成されたときには、安堵感とともにやりがいを感じられるものです。

チームで一丸となって仕事できているとき

医療を提供するにあたって大切なことのひとつがチームワークです。医療機関では、看護師のほかに、医師、作業療法士、栄養管理士、受付事務などさまざまな人が働いています。その一人ひとりに大切な役割がありますが、それぞれが個々の業務をこなすだけでなく、どうすれば他の職種の人が仕事しやすくなるか、どうすればチーム全体としてよりよい仕事をできるようになるのかも考えて仕事することが大切です。

こうしたチームプレーの大切さをしっかりと理解している人たちと一緒に仕事すると、お互いが相手のことも考えて行動しているため、仕事しやすいだけでなく、「自分ももっとみんなの役に立ちたい」と高いモチベーションを維持できます。

年収が平均より高い。高収入を目指せる

厚生労働省が公表している「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、同年の看護師の平均給与は31万2,600円です。また、時間外勤務手当なども含めた給与額は34万4,300円、年間賞与その多特別給与額(=ボーナス)は85万4,600円なので、平均年収としては498万6,200円ということになります。

参照:賃金構造基本統計調査/令和3年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種
※左上の「EXCEL閲覧用」をダウンロード

これに対して、令和3年における国民全体の平均年収は443万円と公表されているので、年収が高めであることがわかります。

参照:国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」

また、積極的に夜勤に入るなどすれば手当が増えるため、がんばったぶん報われたことを実感しやすいでしょう。

日常生活で知識を活かせたとき

身近な人がケガをしたり体調を崩したりした際、適切に対応できたことで、「看護師の仕事をしていてよかった」と感じられることもあります。たとえば、家族の異変にいち早く気づいて医療機関に付き添えた場合なども、「看護師として経験を積んできたからこそ、深刻な事態になる前に病院に連れていくことができた」と実家できるでしょう。

転職・復職しやすい

医療業界は恒常的に人手が不足しているため、転職・復職しやすい傾向にあります。家族の転勤で引っ越した先で仕事を探さなければならない、妊娠・育児期間を経て復職したい、などといったときにすぐに雇ってくれる先が見つかりやすいことから、「看護師の資格があってよかった」と気持ちを新たに仕事に挑めるでしょう。

地域の人に頼りにされる。社会貢献していることを実感できる

地域密着型クリニックで働く場合などは特に、地域住民に頼りにされていることを実感しやすいでしょう。クリニック外でも、かかりつけ患者から「いつもありがとうね」などと声をかけてもらえると、「看護師をやっていてよかった」と思えるはず。また、地域の学校の健診に同行する機会などもあれば、社会貢献性が高い仕事であることを実感しやすいです。訪問看護や介護施設勤務で、利用者の看取りなどを経験した際にも、そうした思いを抱きやすいでしょう。

看護師が仕事にやりがいを感じられなくなる原因として考えられることとその対処法は?

続いては、看護師が仕事にやりがいを感じられなくなる原因として考えられることと、原因ごとの対処法をみていきます。

忙しすぎて体力や精神力が保てない

いくらやりがいのある仕事でも、忙しすぎて自分の時間がまったく持てなかったり、精神的に追い詰められたりすると、「こんなこといつまでも続けていられない」と思って当然です。

この場合はまず、自分にとっての理想の働き方、仕事とプライベートの理想のバランスを改めて紙に書き出してみます。自分の理想と現実があまりにもかけ離れているのなら、現実を変えるしかありません。では、どうすれば変えられるかというと、まずは勤務先に相談するのもいいですが、勤務先としても、人手が足りないなどの理由からすぐには対処できない場合があります。その場合は、勤務先の要望を聞き入れるのではなく、より条件のよいクリニックへの転職を考えるのが得策といえます。

場合によっては、一度休職して自分を見つめ直す時間を持つのも一手。「退職後にブランク期間があると、理想の職場が見付かっても、面接でそのことを突っ込まれるかもしれない」と気が引けることもあるかもしれませんが、心身の状態が不安定なまま働き続けていては、そのうちもっと仕事がイヤになることが考えられますし、転職活動の目的が理想の働き方追求なら、「前職では自分の時間がまったく持てないことから、理想の看護を追求できなくなりました」などストレートに自分の思いを述べてもいいでしょう。

職場の人間関係がよくない

職場の人間関係が悪く、常にギスギスした環境で働かなければならないとなると、チームワークを考えるどころではありません。職場にいること自体が億劫に感じられるので、たとえ残業手当てが付くとしても定時で帰りたいと思って当然です。

この場合の対応策は、「院内に腹を割って話せる人、信頼できる人がいるかどうか」「話し合いの場を持てば同僚の意識が変わりそうだと考えられるか」などによって変わってきます。

院長や上司に相談することで、職場の人間関係を乱しているスタッフに釘を刺せるようなら、まずは相談してみるのもいいでしょう。しかし、院長自体に問題がある場合などは問題解決のハードルは高いといえます。もちろん、スタッフ同士で結託して、態度を改めてもらえるよう直訴するなどの方法は考えられますが、必ずしもうまくいくというわけではありません。少しでも早く、仕事にやりがいを持って活き活きと働きたいと考えるなら、転職という選択肢を選ぶのが賢明でしょう。

働く条件のよくない職場を選んでしまった

いくら仕事にやりがいがあっても、働く条件のよくない職場を選んでしまい、がんばったぶん、給与や休日をもらえないとなりと、やる気をなくして当然です。特に、相場よりもらえる金額が低い場合や、十分に心身を休めることのできる時間が持てない場合などは、前向きな気持ちをキープするのが難しいでしょう。

この場合は早々に転職活動を始めるべきですが、また同じような条件のクリニックに入職してしまっては元も子もないので、募集条件やクリニックの口コミはしっかりと確認することが大切です。

ルーティン業務ばかりでつまらない

自分の知識やスキルに自信があって、それらをもっと活かしたいと考えている人や、新しいことに積極的にチャレンジしていきたいというタイプの人にとっては、毎日同じ仕事を繰り返すばかりの職場であれば、やりがいを感じられず辟易としてしまうでしょう。

この場合は、同じ職場にいてやりがいを感じられることはまずありません。今すぐ転職先探しを始めることをおすすめします。

たとえば、外来でいつも同じ患者の同じ症状の処置に当たるのに辟易しているなら、診療科に縛られない訪問看護師として働くのも一手。病院勤務で、個々の患者の治療の一部にしか携われないうえ、自分から提案できないことに不満があるなら、患者一人ひとりの治療の全体像を把握して、積極的に治療に関われる小規模なクリニックを選ぶのもいいでしょう。また、現状に不満があるものの、自分に何ができるのかがわからないという場合は、学び直しを検討してもいいかもしれません。

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自分に合った働き方ができる医療機関を見つけることが大切

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提供形態

サービス クラウド SaaS 分離型

診療科目

内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管科、小児外科、皮膚泌尿器科、皮膚科、泌尿器科、性病科、肛門科、産婦人科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、気管食道科、放射線科、麻酔科、心療内科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科、、、、