看護師として働いていると、知らず知らずのうちに染みついてしまう“クセ”や“行動パターン”。
今回は現役看護師のみなさんに「あなたの“職業病”ってどんなもの?」というテーマでアンケートを実施!結果をまとめた職業病ランキングを発表します。
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第1位:人の血管を見がち
堂々の1位は、「人の腕や血管をつい見てしまう」という職業病。
街中でも電車の中でも、ふとした瞬間に“採血モード”が発動してしまうようです。
「仕事外でも無意識に人の腕をみて血管走行を確認し、採血がとりやすそうな人を見つけると密かにテンションがあがります。」(らいち/30代後半)
「電車で吊革につかまっている人の腕を見て『この血管なら20G入るな…』と考えてしまう」(匿名/40代前半)
「老健勤務で採血の機会が減っても、良い血管を見ると“刺したい”衝動が出ます(笑)」(M.S/30代後半)
この「血管を見る癖」は、看護師歴が長い人ほど抜けにくいよう。
無意識に他人の腕に目がいってしまうあたり、まさにプロの習性ですね。
第2位:自分や家族をアセスメントしがち
自分や家族の体調不良に遭遇したとき、“看護師スイッチ”が自動的にONになる人も多いようです。
「家族が体調不良の時に、問診やバイタル測定をしてアセスメントしてしまう」(R.I/30代前半)
「子どもの発熱で受診する前に、症状をまとめて医師に報告。まるで夜勤の申し送りみたいです」(まるこ/40代前半)
「自分の不調でも“この程度なら市販薬で様子見”と判断してしまい、受診を後回しにしがち」(Tomochin/30代前半)
専門職ならではの「冷静な分析」が、家庭内でも発揮されてしまうようです。
ただし、“プロ意識”と“親心”がぶつかる瞬間も――。
「子どもの熱が長引くと、つい最悪の疾患を考えて検索魔になる」(E/30代後半)
冷静さと不安の両立…ナースならではの葛藤ですね。
第3位:日常生活で医療用語を使いがち
看護師仲間同士なら通じる言葉も、一般人にはちょっと“専門的”に聞こえることがあります。
「会話中に『その話のエビデンスある?』と言ってしまう」(Y.S/30代前半)
「友達がむせたときに“誤嚥した”って言って、変な顔をされた」(まりも/20代後半)
「自分の体調を説明するとき“心窩部が痛い”とか言ってしまう。すぐ医療者だとバレます」(S.N/40代前半)
この癖、看護師同士では自然でも、一般の会話だと“専門家オーラ”が出すぎることも。
「仕事で染みついた表現」は、なかなか抜けないようです。
第4位:救急車・ナースコール・モニター音に過敏反応
耳が覚えている“あの音”に、身体が反応してしまう――これも典型的な看護師あるある。
「勤務後、ナースコールやモニター音の幻聴が聞こえる」(谷野/30代後半)
「救急車のサイレンを聞くと“〇〇病院に行くかな”と考えてしまう」(am/30代後半)
「テレビで救急車の音がすると、無意識に心拍数が上がる」(匿名/20代後半)
まるで条件反射のように体が反応してしまうのは、それだけ緊迫した現場で日々働いている証拠。
仕事を離れても、“耳が看護師”のままなのです。
第5位:手洗いや消毒を徹底しすぎる
感染対策が身についている看護師ほど、プライベートでも徹底してしまうようです。
「アルコールスプレーを使う時、手指だけじゃなく前腕までしっかり消毒してしまう」(看護師夫婦の妻/30代前半)
「何かに触れたらすぐ手洗い。家族から“潔癖すぎない?”と言われます」(A.I/40代後半)
「手洗いのとき、無意識に30秒かけて“カメの歌”を歌っている(笑)」(N.T/20代後半)
感染対策の意識が高いのは良いことですが、「休むこともケアのうち」という意識も忘れずにいたいですね。
その他にもある!「ナース職業病」いろいろ
そのほか、アンケートでは少数ながらこんな意見も寄せられました。
- 「テレビの医療ドラマにツッコミを入れてしまう」
- 「食事が異常に早い」
- 「“お大事に”が口癖」
- 「日常生活でも常に優先順位をつけて考えるようになった」
- 「待ち合わせを“18時”ではなく“18時0分”で確認してしまう」
日常のあらゆる場面で“看護師スキル”が発動しているようです。
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まとめ
看護師の職業病は、どれも「日々、患者さんに真剣に向き合っている証」。
無意識の行動にも、プロ意識や経験がしっかり染みついていることがわかります。
仕事と私生活の境目が難しいこともありますが、
そのぶん“看護師として生きる姿勢”が自然体でにじみ出ている――
それがナースという職業のすごさでもありますね。
特徴
対象規模
オプション機能
提供形態
診療科目
この記事は、時点の情報を元に作成しています。
執筆 CLIUS(クリアス )
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