【2025年最新版】婦人科オンライン診療クリニック・婦人科オンライン診療サービス9選|人気の理由は? オンライン診療導入検討中のクリニック必見

近年、オンライン診療を導入する医療機関が増えています。外科をはじめ、処置や検査が必要な診療科ではうまく機能しませんが、オンライン診療を導入することで大きなメリットを得られる診療科もあります。そのひとつが婦人科ですが、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか? また、婦人科がオンライン診療を導入する場合のおすすめのシステムは? 人気の婦人科オンライン診療クリニックはどんな施策をとっている? 詳しく解説していきます。

目次
  1. オンライン診療導入前に確認すべき法的要件は?
  2. 婦人科がオンライン診療を導入するメリットは?
    1. 【集患・増患】婦人科の受診に対して抵抗がある人にも受診してもらいやすい
    2. 【患者満足度向上】人目を気にして受診できずにいる患者に受診してもらいやすい
    3. 【集患・増患】【患者満足度向上】【口コミ対策】仕事や家事・育児に追われている女性をサポートできる
    4. 【患者の待ち時間削減】【業務効率化】患者の分散が叶いやすい
  3. オンライン診療のデメリットは?
    1. 処置や検査が必要な患者には適用できない
    2. すべての薬がオンライン診療で処方できるわけではない
    3. オンライン診療を実施するための時間を確保する必要がある
    4. オンライン診療の精度を上げるためのシステム導入にお金がかかる
  4. オンライン診療導入の費用対効果は? 収益モデルと補助金活用を考えよう
  5. オンライン診療が向いている患者とは?
  6. 婦人科がオンライン診療システムを導入する際の選定ポイントは?
    1. 婦人科での導入実績があるか
    2. サポート体制が整っているか
    3. 費用および費用の内訳
    4. 操作性
    5. セキュリティ対策および法規制遵守
  7. 婦人科におすすめのオンライン診療システム10選
    1. 利用者数NO.1の月経管理アプリ「ルナルナ」と連携した「ルナルナオンライン診療」
    2. 予約から配送までの必要な機能がすべてそろっている「curon(クロン)」
    3. オンライン診療・予約・問診・ビデオ通話・支払いまで一元管理できる「CLINICSオンライン診療」
    4. オンライン診療導入から運用までワンストップでサポートしてくれる「SOKUYAKU for クリニック版」
    5. 顧客満足度96%を達成「メディカル革命 by GMO」
    6. かかりつけ医のためのオンライン診療システム「YADOC(ヤードック)」
    7. クリニックの予約・問診・決済をまとめてDX化する「MAPsサキドリ」
    8. 映像上に赤ペンや指差しマークを表示できる「ポケットドクター」
    9. シンプルな操作性で誰もが気軽に使える「CARADAオンライン診療」
    10. セキュリティの担保がラクチン「On診(おんしん)」
  8. 婦人科オンライン診療クリニックまたは婦人科オンライン診療サービス9選
    1. 婦人科以外のメニューも豊富な「CLINIC FOR オンライン診療」
    2. 24時間365日診察可能な「スマルナ(smaluna)」
    3. 知名度NO.1「DMMオンラインクリニック」
    4. 性的なテーマを積極的に発信する「イースト駅前クリニック女性外来」
    5. 生理の悩みに特化した「オンラインピル処方 メデリピル」
    6. 忙しい女性のための婦人科・美容皮膚科「ケイ・レディースクリニック新宿」
    7. ピル以外のことでも相談できる「マイピルオンライン」
    8. 月経管理アプリと提携している「ルナルナ オンライン診療」
    9. 「ルナルナ オンライン診療」と同じ会社が提供している「CARADAオンライン診療」
  9. 婦人科オンライン診療でよくある相談は?
    1. ピル(低用量ピル・超低用量ピル・中用量ピル・アフターピル)
    2. 月経移動
    3. 生理痛や生理不順
    4. 性感染症
    5. 性交および性的なことに関する悩み
    6. 更年期障害・ホルモンバランスの乱れ
    7. 妊活相談・妊活カウンセリング
  10. 婦人科オンライン診療に関してよくある質問≪Q&A≫
    1. 決済手段は?
    2. オンライン診療を導入すると儲かるか?
    3. 婦人科がオンライン診療を導入する際の注意点は?
  11. オンライン診療を導入する場合はセキュリティ対策も不可欠

オンライン診療導入前に確認すべき法的要件は?

オンライン診療を導入する際には、厚生労働省が定める「オンライン診療の適切な実施に関する指針」を必ず確認して、遵守する必要があります。2022年の指針改定によって、初診からのオンライン診療が原則解禁されましたが、適切な実施のためにはどのような要件をクリアする必要があるのか(医師の判断のポイント、どんなケースであれば触診不要であるかなど)が定められています。自院の診療内容が指針に適合するか、事前に十分検討しましょう。また、情報通信機器を用いた診療に伴う責任の所在や、個人情報保護法、医療法との関連についても理解を深めておくことが重要です。

参照:厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」

婦人科がオンライン診療を導入するメリットは?

まずは、婦人科がオンライン診療を導入するメリットを確認していきましょう。婦人科がオンライン診療を導入する主なメリットは次の通りです。

  • 婦人科の受診に対して抵抗がある人にも受診してもらいやすい
  • 人目を気にして受診できずにいる患者に受診してもらいやすい
  • 仕事や家事・育児に追われている女性をサポートできる
  • 患者の分散が叶いやすい
  • それぞれ詳しく解説していきます。

    【集患・増患】婦人科の受診に対して抵抗がある人にも受診してもらいやすい

    婦人科の受診をためらっている患者は一定数いると考えられます。理由は、婦人科領域の悩みはデリケートである場合が多いため。たとえば、「まずは相談したいだけだけど、診察が必要だと言われたらどうしよう(=診察には抵抗がある)」と躊躇しているケースや、生理痛や性交痛に悩んでいるものの、「こんなことを相談してもいいのだろうか?」と悩んでしまい受診に踏み切れないケースなどもあるでしょう。

    患者のこうした不安を払しょくするために、ホームページやSNSで「まずはオンライン診療で悩みを相談してはどうですか?」などのメッセージを発信すると同時に、「こんな相談もお気軽に」と、具体的な相談内容を列挙しておくと、患者の不安緩和および集患・増患につながりやすくなります。

    【患者満足度向上】人目を気にして受診できずにいる患者に受診してもらいやすい

    受診目的がデリケートであればあるほど、「知り合いと鉢合わせたらどうしよう」という不安が大きくなります。たとえば、「相手に避妊具を装着してもらえなかったからアフターピルを処方してほしい」などの場合、「誰にも知られずピルだけ受け取りたい」と考える女性は多いはず。

    また、不妊について相談したい思いがあるものの、妊娠中の定期健診に訪れている妊婦さんたちを目の当たりにしたくないという気持ちから、「オンライン診療なら周りの患者を気にしなくて済むのに……」と考えている人などもいるでしょう。

    そのため、オンライン診療の受診でアフターピルを処方できる体制を整えることや、妊娠を希望している女性からオンラインで相談があったときには、妊婦さんの定期健診とかぶらない時間帯での来院をサジェスチョンするなどの配慮があれば、患者満足度が向上しやすいと考えられます。

    【集患・増患】【患者満足度向上】【口コミ対策】仕事や家事・育児に追われている女性をサポートできる

    気になる症状があって婦人科を受診したいという気持ちはあるものの、仕事や家事・育児に追われていてなかなか時間がとれないという女性は多いです。特に、実際の症状に関わらず、患者自身が「緊急度が低い」と自己判断している場合は診察を後回しにする傾向にあるので、「気になる症状がある人は、まずはオンライン診療からでもご相談ください」のメッセージを発信するとともに、診察時間外の時間をオンライン診療対応時間として設定すれば、今以上に多くの女性をサポートできるでしょう。

    【患者の待ち時間削減】【業務効率化】患者の分散が叶いやすい

    現状、検査や診察なしで相談だけ受けたい患者、薬の処方のみを希望している患者なども来院して診察を受けている場合、オンライン診療を導入して、「来院の必要がない患者にオンライン診療への移行も可能ですよ」とアドバイスすることで、患者の分散が叶いやすくなります。

    それによって、診察時間の待ち時間を軽減できれば、スタッフの業務効率や患者満足度も向上します。

    オンライン診療のデメリットは?

    オンライン診療には、次の4つのデメリットもあります。

  • 処置や検査が必要な患者には適用できない
  • すべての薬がオンライン診療で処方できるわけではない
  • オンライン診療を実施するための時間を確保する必要がある
  • オンライン診療の精度を上げるためのシステム導入にお金がかかる
  • それぞれ詳しく解説していきます。

    処置や検査が必要な患者には適用できない

    投薬や検査、触診などが必要な場合、オンライン診療は適用となりません。ただし、検査結果が出るまでに時間がかかる場合などは、「診察結果はオンライン診療で伝える」などと工夫することはできるでしょう。

    すべての薬がオンライン診療で処方できるわけではない

    薬の処方のためにオンライン診療を希望する患者は多いですが、オンライン診療のみでは処方できない薬があります。

    たとえば、更年期障害の患者に対して、医療用漢方やホルモン補充療法の薬などを処方することはできますが、更年期障害によるメンタルの不調を緩和してほしいとの相談があったとしても、向精神薬などの一部の薬は処方できません。

    オンライン診療を実施するための時間を確保する必要がある

    医師がひとりである場合、対面での診察と並行してオンライン診療を実施することはできません。そのため、何曜日の何時から何時をオンライン診療に充てるのかなどを決めて、必要な時間を確保する必要があります。

    オンライン診療の精度を上げるためのシステム導入にお金がかかる

    オンライン診療は、ビデオ通話システムがあれば実施できるため、ZOOMやskype、LINE、Google meetなどの無料のツールを活用することも可能です。

    しかし、これらのツールは電子カルテと連携することはできないため、オンライン診療の日時や各患者のデータの管理が煩雑になります。また、患者にログインしてもらうための診察用URLを事前に用意して、診療前に患者に伝える手間も生じるため、導入費がかかっても、専用のシステムを導入することが望ましいといえます。

    オンライン診療導入の費用対効果は? 収益モデルと補助金活用を考えよう

    オンライン診療システムの導入には、初期費用(数万~数十万円)と月額利用料(数千円~数万円)、決済手数料などがかかります。しかしそのぶん、オンライン診療料(保険診療の場合)や自由診療(ピル処方、相談など)の収益を得ることができます。ただし、収益が導入費+利用料を上回るとは限らないので、システム導入前に、見込み患者数や診療単価から損益分岐点をシミュレーションして、費用対効果を検討することが重要です。また、国や自治体が提供するIT導入補助金などを活用できる場合もあるため、情報収集をおすすめします。

    オンライン診療が向いている患者とは?

    続いては、オンライン診療が向いている患者を確認していきます。オンライン診療のメリット、デメリットからわかる通り、オンライン診療が向いている患者は次の通りとなります。

  • オンライン診療で処方可能な薬の処方を希望している
  • 婦人科領域のヘルスケアに不安があり、まずは相談だけしたいと考えている
  • 平日日中などに来院の時間がとれず、受診が先送りになっている
  • つまり、これらに該当する患者が自院のターゲットである場合、オンライン診療を導入するメリットは大きいと考えられます。

    患者の症状や要望によっては、オンライン診療のみでの診療は難しい場合もありますが、「まずは一度オンライン診療でお話を聴きますよ」というスタンスを伝えることで、受診してもらいやすくなります。

    ただし、オンライン診療は対面診療を補完するものです。オンラインでの診察の結果、触診や内診、検査が必要と判断した場合や、緊急性が高いと判断した場合には、速やかに対面診療へ移行できるよう体制を整えておく必要があります。「どのような場合にオンライン診療から対面診療に切り替えるか」の院内基準を明確にして、予約システムやスタッフ間での連携フローを確立しましょう。患者にも、オンライン診療の限界と、必要に応じて来院をお願いする場合があることを事前に説明しておくことが重要です。

    婦人科がオンライン診療システムを導入する際の選定ポイントは?

    続いては、導入するオンライン診療システムの選定ポイントを解説していきます。婦人科がオンライン診療システムを導入するにあたっては、次のポイントをチェックすることが大切です。

  • 婦人科での導入実績があるか
  • サポート体制が整っているか
  • 費用および費用の内訳
  • 操作性
  • セキュリティ対策および法規制遵守
  • それぞれ詳しくみていきましょう。

    婦人科での導入実績があるか

    まずチェックしたいのが、婦人科での導入実績です。オンライン診療システムに限らず、医療DXを実現できるITシステムは、特定の診療科に特化していることがあるので、婦人科向きであるかをチェックすることはとても大切です。導入実績があるかどうかは、メーカーのホームページの導入事例などで確認することも可能ですが、そうしたページが設けられていない場合は、営業担当者に直接確認するといいでしょう。

    サポート体制が整っているか

    システムに不具合や不明点があったときにすぐに対応してもらえるかどうかは非常に重要です。加えて、メーカーの対応時間外に不具合が起きたときのために、ZOOMをはじめとする汎用性の高いツールなどで代替する方法も心得ておいたほうが安心です。システム自体に問題はない場合でも、パソコンもしくは自宅のwi-fi環境などが問題で接続できないということはあり得ます。

    費用および費用の内訳

    システム導入費や月々の利用料は大切な選定ポイントです。システムによっては手数料が発生する場合もありますし、支払方法の選択肢も異なります。また、システムの更新時や追加機能の導入時にかかる費用についても確認しておくことが大切です。

    操作性

    医療機関側の操作性のよさはもちろん、患者側の操作性のよさにも目を向けることが大切です。また、スタッフがITに不慣れな場合は、「直感的に操作できるか」などの観点でチェックすると、ストレスフリーで使える可能性が高いといえます。

    セキュリティ対策および法規制遵守

    オンライン診療を導入するにあたっては、個人情報の漏洩を防ぐためのセキュリティ対策を意識および強化することが不可欠です。データ暗号化やアクセス制限、GDPR、個人情報保護法への準拠など、法規制に則ったシステムを選定するよう心がけましょう。

    婦人科におすすめのオンライン診療システム10選

    続いては、婦人科におすすめのオンライン診療システムを紹介していきます。

    利用者数NO.1の月経管理アプリ「ルナルナ」と連携した「ルナルナオンライン診療」

    月経管理アプリとして女性たちに支持されているアプリ、「ルナルナ」と連携しているのが大きな特徴です。患者は、いつも使っているアプリからオンライン診療を予約できるため、より気軽に受診してくれます。オンライン診療前のアラートにも気づいてもらいやすく、診療忘れを減らすことができます。

    参照:ルナルナオンライン診療

    予約から配送までの必要な機能がすべてそろっている「curon(クロン)」

    カレンダー形式で予約受付/管理が自由に設定可能。画面を通して、検査結果などを患者に情報できることや、院外処方の場合、薬局にワンストップで処方箋を送信できること、宅配業者に自動で集荷依頼できること、宛名レベルも印刷できることなどが魅力です。導入費・月額利用料は無料で、決済手数料のみ発生します。

    参照:curon(クロン)

    オンライン診療・予約・問診・ビデオ通話・支払いまで一元管理できる「CLINICSオンライン診療」

    オンライン診療・予約・問診・ビデオ通話・支払いまで一元管理できるシステムです。専属の導入支援担当者が、PC環境の確認から診察メニューや運用方法の相談、テスト診察・システム画面の操作説明、患者への案内方法の説明までおこなってくれるので、オンライン診療システムの利用が初めてでも心配不要です。

    参照:CLINICSオンライン診療

    オンライン診療導入から運用までワンストップでサポートしてくれる「SOKUYAKU for クリニック版」

    “診療・処方・薬の配達までオンラインでSOKU完了”をキャッチコピーとするSOKUYAKUは、エリアによっては薬の配達が最短当日なので、すぐにでも薬がほしい患者に喜んでもらえます。アプリ内で患者がクリニックをお気に入り登録すると、次回の診察を簡単に予約できる「かかりつけ登録機能」などの便利な機能も豊富に搭載しています。

    参照:SOKUYAKU for クリニック版

    顧客満足度96%を達成「メディカル革命 by GMO」

    予約管理のレベルを上げることによって医療機関の経営効率を向上させてくれるうえ、連鎖予約、指名予約、優先予約などによって思い通りの予約制御が可能なことも大きな特徴。また、常に最新バージョンを利用できるクラウドシステムだから、高い拡張性が実現されています。

    参照:メディカル革命 by GMO

    かかりつけ医のためのオンライン診療システム「YADOC(ヤードック)」

    「YADOC(ヤードック)」は、地域の患者を大事にする医療機関向けのシステムです。オンライン診療に欠かせない「予約機能」「ビデオチャット」「決済機能」の3つの機能を兼ね備えていることはもちろん、スムーズで質も高いオンライン診療を実現するための「モニタリング機能」「カスタマイズ問診機能」「メッセージ機能」なども擁しています。

    参照:YADOC(ヤードック)

    クリニックの予約・問診・決済をまとめてDX化する「MAPsサキドリ」

    予約・問診・電子カルテ連携・決済・リマインドなどの幅広い機能を兼ね備えた「MAPsサキドリ」なら、「再診率の向上」「患者満足度の向上」「業務効率の向上」の3つを叶えることができます。患者に、LINEアカウントとサキドリアプリを連携してもらえば、LINEアカウントでのサキドリへのログインや予約時のリマインド通知受け取りも実現できます。

    参照:MAPsサキドリ

    映像上に赤ペンや指差しマークを表示できる「ポケットドクター」

    医療機関への診療予約から診察、薬や処方箋尾受け取りまでの一連の流れをアプリで実現できるシステムです。映像上に赤ペンや指差しマークを表示することができるため、患者は、まるで対面で診療を受けているかのように具体的な指示を得ることができます。

    参照:ポケットドクター

    シンプルな操作性で誰もが気軽に使える「CARADAオンライン診療」

    シンプルな操作性、手厚いサポート、各種医療システムとのシームレスな連携などが特徴の「CARADAオンライン診療」。予約から薬・処方箋の配送まで、オンライン診療に必要な機能が充実しています。

    参照:CARADAオンライン診療

    セキュリティの担保がラクチン「On診(おんしん)」

    既存の電子カルテシステムとクラウド上で連携することによって、セキュリティを担保できるオンライン診療システムです。院内の待合室と同じように、オンライン上で待機している患者を医師が順番に診察するシステムです。順番を待っている患者は、自宅などで自由に過ごすことができます。

    参照:On診(おんしん)

    婦人科オンライン診療クリニックまたは婦人科オンライン診療サービス9選

    続いては、今人気の婦人科オンライン診療クリニックまたは婦人科オンライン診療サービスの特徴や口コミを紹介していきます。

    婦人科以外のメニューも豊富な「CLINIC FOR オンライン診療」

    「CLINIC FOR」は、東京や大阪に複数の店舗を持つクリニックであると同時に、オンライン診療にも力を入れています。オンライン診療のメニューは婦人科領域に限定せず、男性肥満症治療や禁煙治療、男性AGAなどの診療メニューも取り入れています。

    婦人科領域の診療メニューは、低用量ピル、月経移動(旅行やイベントを快適に過ごすために周期をずらすためのピル処方)、アフターピル、性感染症治療の4点のみですが、女性向け診療メニューとして、女性AGA、美容皮膚、女性肥満症治療をはじめとする診療メニューを取りそろえているほか、性別を問わない内科・皮膚科・アレルギー科の診療メニューなども各種取りそろえていることから、「婦人科領域の診療を受けた患者が他の診療科の診療を受ける」または「他の診療科の診療を受けた患者が婦人科領域の診療を受ける」といった相乗効果が期待できます。

    【CLINIC FORの評判・口コミ】
    「CLINIC FOR」は、日経トレンディ2020年ヒット商品ベスト30における19位「オンライン診療」に掲載されていることから、オンライン診療が普及しつつある早い段階から、世間に認知されていたことがわかります。

    SNSでは、「会員登録から薬の処方まで15分で終わってびびった」「土日祝も対応してくれるし、処方してもらった薬が家に届くからすごく手間が省ける」などの声が上がっています。

    参照:CLINIC FOR オンライン診療

    24時間365日診察可能な「スマルナ(smaluna)」

    「スマルナ(smaluna)」は、「アプリなしで即時予約OK」「24時間365日診察可能」を謡っている女性向けオンライン診療クリニックです。医師がひとりであれば、24時間365日診察可能というわけにはいきませんが、複数人の医師が働いているクリニックであればこうした対応も可能なはず。しかも、深夜や早朝に診察を希望する人は少ないと考えられるため、実質、オンコール対応のような状態で、しかも在宅で診療できるため医師の負担は軽いと考えられます。

    「スマルナ(smaluna)」の診療メニューは、低用量ピル・超低用量ピル、中用量ピル、アフターピルの3つの婦人科領域のメニューに加えて、メディカルダイエット、メディカルスキンケア、女性AGAが用意されています。いずれも、女性の悩みに寄り添ったメニューであるといえます。

    【スマルナ(smaluna)の評判・口コミ】
    SNSでは、「ピルもう届いた! クーポンがあったから安く買えた! スマルナに変えてよかったら友達紹介コードがあるから使いたい人いたら言ってね」などの声が上がっていることから、クーポンや友達紹介コードを活用して集患・増患に役立てていることがわかります。

    参照:スマルナ(smaluna)

    知名度NO.1「DMMオンラインクリニック」

    DMM.comと医療法人社団DMHが連携して提供しているオンライン診療サービスです。DMM.comに知名度があるため、立ち上げ当初から大きな話題となりました。「CLINIC FOR」同様、診療科目がバラエティに富んでいるため、婦人科以外の診療科から患者が流れてくることもあるでしょう。婦人科領域の診療メニューとしては、「性感染症」「ピル」の2つが用意されています。

    性感染症の診療メニューを受診した患者は、性病検査キットを購入して自宅で簡易検査をおこなう流れとなります。

    【DMMオンラインクリニックの評判・口コミ】
    SNSでは、「ちゃんとお医者さんに相談できて安心だし、DMMポイントやPaypay支払いもできるのがうれしい」との声も。貯まったポイントを診察に使えるというのは、患者からすると大きな魅力となり得るでしょう。

    参照:DMMオンラインクリニック

    性的なテーマを積極的に発信する「イースト駅前クリニック女性外来」

    「イースト駅前クリニック女性外来」は、全国に3店舗展開しているクリニックですが、うち2店舗はオンライン専用となっており、実質、来院での診療も受け付けているのは新宿院のみです。

    診療メニューは、低用量ピル・FAGA・メディカルダイエットの3種類。利用にあたっては、web問診表に記入した後、診察券アプリをダウンロードして、当日にオンライン診療を希望する旨をクリニックに電話で伝える必要があるため、患者からするとやや手間に感じられるかもしれません。

    【イースト駅前クリニック女性外来の評判・口コミ】
    「イースト駅前クリニック女性外来」はSNSやYouTubeでの発信内容が特徴的。「女性のマスターベーションの正しい頻度・回数とは?」「女性がセックスに不満を持つ理由ランキング」などのデリケートなテーマが多いことから、数多くの視聴やいいねを獲得しています。

    参照:イースト駅前クリニック女性外来 オンライン診療

    生理の悩みに特化した「オンラインピル処方 メデリピル」

    タレントのゆうちゃみをアンバサダーに起用してCMを展開していることから、注目度が高まっている「メデリピル」。現役産婦人科医が生理やからだの悩み相談に乗りながら、一人ひとりに合ったピルを処方してくれる、目的特化型のオンラインピル診療サービスです。

    【オンラインピル処方 メデリピル の評判・口コミ】
    SNSでは、「旅行の予定と生理日が重なりそうだったので生理移動を検討しました。メデリピルに問い合わせると1時間ほどで返信がありました」とLINEでの問い合わせ画面のスクリーンショットをアップしている人も。オンライン診療に加えてLINEでの質問にも返信する体制を整えておくアイディアは、今後オンライン診療を導入しようか検討中のクリニックにとっても参考になるものかもしれません。

    参照:オンラインピル処方 メデリピル

    忙しい女性のための婦人科・美容皮膚科「ケイ・レディースクリニック新宿」

    「忙しい女性のための婦人科・美容皮膚科」をキャッチコピーとしている「ケイ・レディースクリニック新宿」。対面診療をおこなう新宿のクリニックでは、低用量ピル、モーニングアフターピルを処方していますが、オンライン診療でも同様にピルを処方してもらうことができます。

    【ケイ・レディースクリニック新宿の評判・口コミ】
    口コミサイトには、「初診でしたが、オンライン診療でピルを処方してもらえてスムーズで助かりました」などの声が集まっています。

    参照:ケイ・レディースクリニック新宿

    ピル以外のことでも相談できる「マイピルオンライン」

    「マイピルオンライン」というサービス名ではありますが、「ピル以外のことでもお気軽にご相談ください」のメッセージを発信。また、オンライン診療専門のクリニックにしては珍しく、診察や処方を担当する医師のプロフィールを顔写真付きでホームページに掲載しています。

    【マイピルオンラインの評判・口コミ】
    SNSには、「マイピルオンラインなら電話相談でピルを届けてくれるから本当におすすめ」の声も。ホームページでも、電話での診療に対応している旨を説明しています。

    参照:マイピルオンライン

    月経管理アプリと提携している「ルナルナ オンライン診療」

    「ルナルナ オンライン診療」は、全国の病院・クリニックから利用したい医療機関を検索して予約できる、産婦人科向けオンライン診療システムです。月経管理アプリ利用者数NO.1の「ルナルナ」と連携しているので、ルナルナアプリユーザーにとっては利用の垣根が低いといえるでしょう。

    【ルナルナ オンライン診療の評判・口コミ】
    SNSには、「ルナルナのオンライン診療で担当してくれた女医さんが穏やかで好印象でした。こんな先生が近所にいたらいいのに」などの声も。患者がSNSにポストしたくなるほどの丁寧な診療を心がけていれば、オンライン診療でも集患・増患が叶いそうです。

    参照:ルナルナ オンライン診療

    「ルナルナ オンライン診療」と同じ会社が提供している「CARADAオンライン診療」

    「CARADAオンライン診療」は、「ルナルナ オンライン診療」同様、『カラダメディカ』が提供しているサービスです。「ルナルナ オンライン診療」が産婦人科向けオンライン診療システムであるのに対して、「CARADA オンライン診療」は診療科を絞っていないので、たとえば婦人科と美容皮膚科の2つの診療科を有しているクリニックなどは参加しやすいサービスだといえるでしょう。

    【CARADA オンライン診療の評判・口コミ】
    SNSでは、「CARADAオンライン診療」のオンライン診療に対応しているクリニックからの投稿も多いため、自身が通っているクリニックのポストを見て、サービスのことを知る患者もいるかもしれません。

    参照:CARADAオンライン診療

    婦人科オンライン診療でよくある相談は?

    上記9つのクリニックおよびサービスが得意とする相談内容に加え、一般的に婦人科オンライン診療で適用となる相談内容としては次のようなことが挙げられます。

  • ピル(低用量ピル・超低用量ピル・中用量ピル・アフターピル)
  • 月経移動
  • 生理痛や生理不順
  • 性感染症
  • 性交および性的なことに関する悩み
  • 更年期障害・ホルモンバランスの乱れ
  • 妊活相談・妊活カウンセリング
  • それぞれ具体的に次のような診療をおこなうことになります。

    ピル(低用量ピル・超低用量ピル・中用量ピル・アフターピル)

    ピル処方の目的が月経のコントロールであるのか避妊であるのか、もしくは生理痛やPMSに悩んでいるのかなどを確認して処方するピルを決定したら、処方箋を発行するか、もしくは処方箋発行と同時に薬の配送手続きもおこないます。

    月経移動

    月経移動を希望している患者にはピルを処方することになるため、オンライン診療後は処方箋発行または処方箋発行および薬の配送手続きをおこないます。

    生理痛や生理不順

    生理痛や生理不順に悩んでいる患者がオンライン診療を受ける目的は、ピルの処方である場合が多いと考えられますが、オンライン診療を通して副作用などについて詳しく理解した結果、「今は処方してもらう必要はない」と判断する女性もいます。

    診療メニューそのものを「ピル(の処方)」としているクリニックのなかには、たとえば「DMMオンラインクリニック」など、薬を処方しなかった場合の診察代は0円としているところもあります。

    性感染症

    性感染症に罹患している可能性がある場合、性病検査キットの購入を促し、自宅で検査してもらう流れになります。

    性交および性的なことに関する悩み

    「イースト駅前クリニック女性外来」をはじめ、性交および性的なことに関する悩みに対して積極的に発信しているクリニックに関しては、たとえば性交痛など、人には言いづらい悩みを抱えている女性がアドバイスを求めるケースがあるでしょう。オンライン診療で話を聴いて、「自分の身体に問題があるのではないか」と患者が悩んでいることがわかった場合、患者のニーズに応じて対面診療をすすめたほうがいいこともあるかもしれません。

    更年期障害・ホルモンバランスの乱れ

    更年期障害・ホルモンバランスの乱れによって、「疲れやすい」「イライラする」などの症状に悩んでいる患者に対しては、対処法を伝えるほか、薬を処方することも提案できます。ただし、前述の通り、薬の種類によってはオンライン診療では処方できないので、更年期やホルモンバランスの乱れが原因で気持ちが沈みがちであることに悩んでいる患者に対しては、対面診療をすすめたほうがいい場合もあります。

    妊活相談・妊活カウンセリング

    妊活について相談したいという患者は、本来であれば、まずは現状の身体の状態を知るために検査を受けてもらいたいところです。しかしなかには、「妊活を進めていくにあたって、信頼できる婦人科を知りたい」などの目的で、オンライン診療で相談を持ち掛ける患者がいることなども考えられます。そのため、オンライン診療でできること・できないことをしっかり伝えたうえで、どのように妊活を進めていくことが理想であるかのか、どんな検査があるのかなどを説明して、患者に納得してもらうことが大切です。

    婦人科オンライン診療に関してよくある質問≪Q&A≫

    続いては、婦人科オンライン診療に関してよくある質問とその答えをみていきましょう。

    決済手段は?

    オンライン診療システムを導入する場合、導入したオンライン診療システムがどの決済手段に対応しているかによって、対応できる決済手段が変わってきます。特定のオンライン診療システムを利用することなく、必要に応じてZOOMなどでオンライン診療用URLを発行する場合に関しては、決済方法に関してもLINEやメールなどで患者に直接伝えることになるので、自院が採用している決済手段を伝えられればそれで構いません。

    オンライン診療を導入すると儲かるか?

    どんな診療メニューを提供するのか、どれくらいの人数の患者が利用してくれるのかなどによって異なるため、一概に儲かるとはいえません。ただし、オンライン診療のみ・またはオンライン診療メインで開業する場合に関しては、対面での診察スペースやスタッフを確保する必要がないだけでなく、場合によっては家賃や光熱費も不要となるため、収益がマイナスとはなりにくいでしょう。

    婦人科がオンライン診療を導入する際の注意点は?

    婦人科オンライン診療の領域においては、避妊目的のピル処方など、自費診療メニューを展開する大手クリニックが乱立しています。そのため、同じ土俵で勝負しようとなると、差別化やブランディングをじっくり練ることが不可欠です。そうではなく、「自院のかかりつけ患者に対してできるだけ手厚いサポートを提供するためにオンライン診療にも対応したい」などの場合は、オンライン診療対応時間の設定なども無理のない範囲からスタートして、患者のニーズなどを確認しながら調整していくといいでしょう。

    オンライン診療を導入する場合はセキュリティ対策も不可欠

    オンライン診療の導入を検討しているクリニックは、オンライン診療を導入する目的やターゲット、診療メニューなどを決めていくことと並行して、セキュリティ対策を強化させることを考えることも大切です。オンライン診療システムの提供元が、セキュリティ対策が万全であることを謳っている場合も、自院のパソコンのセキュリティについても今一度見直すなどして、患者の個人情報保護に努めるようにしましょう。

    Mac・Windows・iPadで自由に操作、マニュア ルいらずで最短クリック数で診療効率アップ

    特徴

    1.使いやすさを追求したUI・UX ・ゲーム事業で培って来た視認性・操作性を追求したシンプルな画面設計 ・必要な情報のみ瞬時に呼び出すことが出来るため、診療中のストレスを軽減 2.診療中の工数削減 ・AIによる自動学習機能、セット作成機能、クイック登録機能等 ・カルテ入力時間の大幅削減による患者様と向き合う時間を増加 3.予約機能・グループ医院管理機能による経営サポート ・電子カルテ内の予約システムとの連動、グループ医院管理機能を活用することにより経営サポート実現 ・さらにオンライン診療の搭載による効率的・効果的な診療体制実現

    対象規模

    無床クリニック向け 在宅向け

    オプション機能

    オンライン診療 予約システム モバイル端末 タブレット対応 WEB予約

    提供形態

    サービス クラウド SaaS 分離型

    診療科目

    内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管科、小児外科、皮膚泌尿器科、皮膚科、泌尿器科、性病科、肛門科、産婦人科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、気管食道科、放射線科、麻酔科、心療内科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科、、、、