現役ナースが明かす「業務効率化の秘策」とは?

定時上がりのコツから、クレーマー対応、会話術まで。

看護師の仕事って、教科書だけでは学べない「現場の知恵」が山ほどありますよね。
今回は、全国の看護師さんたちに聞いた「ほかの看護師に教えたい秘儀」をご紹介します。
思わず「それ、わかる!」「明日から真似したい!」と思うような現場ワザが続々登場します。

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目次
  1. 「記録は“今すぐ”書く」が鉄則!
  2. 「手の看護」を忘れない
  3. 「話が長い患者さん」へのスマート対応術
  4. 「怒る患者さん」こそ笑顔で褒める
  5. 「麻酔科医を味方につける」
  6. 「5W1H」でインシデント報告が時短&的確に!
  7. 「堂々と・感情的にならず」クレーマー対応の極意
  8. 「伝わるサマリー」は“読む人の立場”で書く
  9. 「高齢者との会話術」は“雰囲気を読む力”
  10. 「当たり前のことを丁寧に」
  11. 「優先順位を頭で常に組み替える」
  12. 「患者さんの目線に合わせて、心の底を聴く」
  13. おわりに:ナースの“秘儀”は、現場に生きている

「記録は“今すぐ”書く」が鉄則!

「記録はなるべくすぐ打つ。後回しにしたら、仕事が溜まるし、忘れてしまう」(アクアリウムさん・40代)

多くのナースが共感する“定時上がり”の基本。
「あとで書こう」は、だいたい「帰れなくなる」への第一歩。
検査や処置のちょっとした待ち時間にも数行でも書いておくと、後が本当に楽になります。

「手の看護」を忘れない

――“看”は「手」と「目」で見るもの

「看護の“看”は手と目で見ると書く。目だけで患者さんを見るのではなく、触って見ることも大切」(さちさん・50代)

胃カメラでは患者の呼吸に合わせて背中をさすり、大腸カメラでは腹部をゆっくり撫でる。
採血では“叩かずに”末梢から中枢へさすることで血管を見つける。
まさに30年以上のキャリアからにじみ出る「手の技」です。
“そっと触れる”という看護の原点を、あらためて思い出させてくれますね。

「話が長い患者さん」へのスマート対応術

「長話になりそうな患者さんのもとへ行くときは、
周囲に“5分経ったらピッチ鳴らして”とお願いしておく」(みさちょさん・30代)

ナチュラルに呼ばれたふうを装える、目からウロコのテク。
患者さんを傷つけず、でも業務は滞らせない。
“優しさと効率の両立”を叶える、まさに看護師ならではの知恵です。

「怒る患者さん」こそ笑顔で褒める

「怒りっぽい患者さんほど、笑顔で“お父さん!”と呼んで、明るく無邪気に接する」(波さん・30代)

“あなたには怯みません”という姿勢で元気に対応。
叱られても、ムッとされても、明るく返す。
患者の「支配しよう」という心理をやわらげる効果があるそう。
クレーム対応とは真逆の「無邪気戦法」、これは試す価値ありです。

「麻酔科医を味方につける」

「オペ看が本当に味方につけるべきは麻酔科医。
執刀は外科でも、手術を支えているのは麻酔科だから」(ろったんさん・30代)

手術室勤務のリアルな声。
導入や術後のスムーズな連携には、麻酔科医との関係性がカギ。
“味方を見誤らない”という現場の人間関係術、納得です。

「5W1H」でインシデント報告が時短&的確に!

「〇月〇日〇時頃、自室で患者がトイレに行こうとした際、車いすにつまずき…」
「対応や原因を含めて5W1Hで書くと、後から読む人が理解しやすい」(のぞみさん・30代)

簡潔で伝わる報告文のコツは、まさに“ニュース記事のように書く”こと。
「なぜ動いたのか」「どんな姿勢だったのか」を加えるだけで、次の看護につながります。

「堂々と・感情的にならず」クレーマー対応の極意

「クレーマーは“下に見える相手”を狙う。
だからこそ、堂々と対等に接することが大切」(イロドリさん・40代)

怒鳴られても、一呼吸おいて冷静に対応。
「失礼があったら教えてください」と穏やかに尋ね、
感情ではなく“事実”で向き合う――。

さらにイロドリさんは、普段からの関係づくりを重視しています。

「必要がなくても一日一回は雑談をする。
“敵ではない”と感じてもらえたら、それだけで8割は解決です。」

相手を“理解する努力”を惜しまない姿勢。
これぞ、熟練ナースの人間力です。

「伝わるサマリー」は“読む人の立場”で書く

「病院ではなく“自宅でどうすればいいか”が分かる内容を意識」(同上)

在宅スタッフやケアマネが「次に何をすればいいか」が分かるように、
状態だけでなく「どう支援すれば維持できるか」を明記。
補助食品や器材の商品名まで書くことで、スムーズな在宅移行を実現。
まさに“相手ファーストの看護記録”です。

「高齢者との会話術」は“雰囲気を読む力”

「話しかけてきた雰囲気で、何を求めているのか分かるようになった」(kakoさん・30代)

話したい、聞いてほしい、昔を思い出したい――。
高齢者の心理を感じ取り、欲している反応を返す。
それだけで、不穏が落ち着いたり、本音を引き出せたりする。
“技術ではなく感性”が光るナーススキルです。

「当たり前のことを丁寧に」

「あいさつ・マナーを守れば人間関係は大丈夫。悪口を言う場からは離れる」(こみささん・30代)

華やかな“秘儀”ではないけれど、職場を穏やかに保つ最強の方法。
ケアの技術も、人間関係も、“基本を大事にできる人”が一番強い。

「優先順位を頭で常に組み替える」

「その都度入れ替わる優先順位を考えながら、臨機応変に動く」(清水めぐみさん・50代)

救急現場で学んだ“思考のスピード”。
状況が変わるたびに頭の中で瞬時に組み替える。
これはまさに“経験が作る技術”。
どんな現場でも通用するスキルです。

「患者さんの目線に合わせて、心の底を聴く」

「しゃがんで目線を合わせ、相槌・オウム返し・タッチングで“ありのまま”を受け止める」(ぱんさん・40代)

「ゆっくりお話できる時間があります」と伝えることで、
患者さんも安心して心を開いてくれる。
“技術”ではなく、“時間のかけ方”が信頼を生むという深い学びです。

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おわりに:ナースの“秘儀”は、現場に生きている

どの「秘儀」も、特別な資格やマニュアルではなく、
日々の現場から生まれた知恵と工夫。
看護師という仕事が、人と人との信頼で成り立っていることを改めて感じました。

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執筆 CLIUS(クリアス )

クラウド型電子カルテCLIUS(クリアス)を2018年より提供。
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