12月25日…クリスマスのこの日も、CLIUSスタッフは研鑽を続けていました。

このサイトにお越しいただいた方に説明は不要かとは思いますが、1958年に制定された国民健康保険法により、日本では誰もが公的医療保険に加入しており、医療機関を受診すると一定の負担金額のみで、保険診療を受けることができます。

この際に支払う金額は診療報酬によって計算されますが、この診療報酬は2年に1回改定され、今年平成30年にも改定がありました。

弊社CLIUSは無床診療所向けの電子カルテですので、今回の改正の主なポイントを外来医療に絞ると、

      ・外来医療の機能分化、かかりつけ医の機能の評価として、
         「機能強化加算」（80点）を新設

      ・質の高い在宅医療・訪問看護の確保として、
         「在宅患者訪問診療料Ⅰ」（同一建物居住者以外 830点）（同一建物居住者 178点）を新設

      ・遠隔診療の評価として、
         「オンライン診療料」（70点）を新設

などが挙げられます。

私たちは週に1回、この診療報酬に関する講習を受けています。
診療報酬の内容についての講義と、匿名化されたレセプトを弊社電子カルテCLIUSや日医標準レセプトORCAで、速く正確に打ち込む練習です。

講師をお勤めいただいているのは、日本の医事業務のリーディングカンパニー、ニチイ学館様です。

今日、その先生方にクリスマスプレゼントをいただきました。

「診療報酬点数表」

厚さが5cmほどあり、買うと1冊3,000円近くするものですが、
なんと！
1人1冊いただきました。

今までは必要時に、チームのものか個人で持っている方にお借りしていましたが、
自分のものだと、書き込んで勉強することができるので、とてもありがたいです。

Xmasとしてはちょっとシュールなプレゼントで、一気に現実に引き戻されましたが、
でも、「頑張らなきゃ！」と改めて気を引き締め直した出来事でした。

ちなみにもう1枚の写真は、チームのとある人が必死に学んでいるORCAについての本で、

今では付箋だらけになっています。
弊社はORCAの認定事業所でもあるので、電子カルテと同様にこちらもプロフェッショナルでなければなりません。
今日いただいた診療報酬点数表も、
1ヶ月もすればこのような状態に…なると思います。

日々、勉強です。

■「CLIUS（クリアス）」概要
「CLIUS（クリアス）」は医師にとって効率的なカルテ入力作業を実現し、患者様と親密な診察時間を設けることができる電子カルテサービスです。診療の中核として開発され、直感的な操作を実現し、自動学習機能やレセプト分析サポートでクリニックの時間創出のお手伝いを行い、他医療機関や周辺システムと連携しやすい設計となっております。
公式サイトURL：https://clius.jp/

文／宮原