ワークライフバランスをとりながら
診療の準備ができる
クラウド型電子カルテを検討していました
電子カルテの導入前に、どのような課題や要望をお持ちでしたか?
将来的に視野に入れている訪問診療ができる(院外からアクセス可能な)電子カルテを考えていました。また、開業の直後に子供が生まれることが決まっていましたので、早めに帰宅して家でも作業できるものを導入したかったです。そのため、クラウド型電子カルテを前提として検討していました。
検索や文書機能の使い勝手の良さ、
営業の方の対応等から導入に踏み切りました
CLIUS導入のきっかけを教えてください。
特によく使う機能の使用感がきっかけだと思います。検討段階では、いくつかのカルテを見に行きました。当院は文書作成をする機会が多いので、どこのメーカーさんのカルテでも、文書の検索・管理をする機能の使い勝手を重要視していました。
CLIUSは保存した文書が串刺し検索できること、フォルダ分けまでできる点から文書作成しやすいと感じ、気に入りました。
ただ、CLIUSを提供している「Donuts」という会社名については、実はほとんど知りませんでした。電子カルテ業界としては後発のサービスのため最初は不安もありましたが、医療外ではバックオフィス全体を扱ったクラウドサービス「ジョブカン」シリーズで実績を出している会社だと分かり、技術面も信用できました。
CLIUSのどんな点に魅力を感じましたか?
ユーザーの意見を大切にしている点です。機能や使い勝手など、私も要望があれば伝えています。技術の方々にも信頼を寄せているので、さらなる進化が期待できるところが大きな魅力だと思っています。そのほか、明朗会計なところも良いと思いました。
電子カルテに限らず、初期費用や月額費用を公表していない医療システム・サービスが多い中で、CLIUSはサイトや資料に料金が明記されています。
不透明な営業トークもなく、その場で料金を提示してくださって、信用できると思いました。
また、先ほど話したような文書作成機能、検索機能の使い勝手も魅力でした。自分が診察で使いたい機能面や、営業の方の対応、料金の明確さに加えて、今後の進化への期待感など、多くの面に魅力を感じました。
クリップボード機能のおかげで、
さまざまな診療パターンに合わせて診察の準備ができています
特に業務に役立っている機能は何ですか?
クリップボード機能です。2019年の秋にCLIUSの方とやりとりをしていた当時、この機能はまだありませんでした。事前に「実装してほしい」と相談していましたが、4月に開業する2ヵ月ほど前にリリースされたときはとても良いタイミングだと思いました。
(※♦︎新機能追加♦︎ クリップボード(未来カルテ・サマリ)機能をリリース!)
クリップボードでは、患者さんごとにセットが作れる点も魅力です。
正直、どこのメーカーさんでも処方等のセット管理や作成はできます。ただ、患者さんごとに処方や検査も含めセット登録できるカルテは、私が見た中ではCLIUSだけだと思います。すごく気に入っています。
クリップボード機能は具体的にどのように使っていますか?
当院は完全予約制で、じっくり時間をとって患者さんとお話をします。そのため、先ほど話した処方等のセットのほかには、患者情報の予習や、カルテを途中まで書いておく際に使います。また、サマリとしても活用しています。
特に当院は病歴の長い患者さんが多いので、いつ発作が起きてどのように落ち着いたのか、そして処方の変遷も記録しています。
紹介状を書く時にもサマリは必要ですし、自立支援医療や精神障害者手帳の申請手続きにも役立ちます。当院の患者さんはほぼ全員この手続きを行っており、さらに継続(更新)手続きは毎年必要です。
書類準備にかかる作業もカバーしてくれるのがクリップボード機能だと思っています。
当社のサポート体制はいかがですか?
リモートですぐに解決してくださるところが安心です。トラブルがあったときに連絡すると、リモートシステムを使って、サポートの方が画面共有をしながら説明・操作案内をしてくれます。解決までがスピーディーで助かっています。
CLIUS(クリアス )はどんな方におすすめですか?
場所を選ばす操作できるので、ワークライフバランスを大切にしながら働きたい人にとっておすすめです。そして私のように訪問診療を見据えている人にも良いと思います。また、クリップボード機能で患者さん独自のセットを作れる点から、定期通院の患者さんがメインのクリニックでも使いやすいと思います。
今後のCLIUSに期待する点を教えてください
先ほども話した通り、開発について特に期待しています。利用者の声に耳を傾けてくださる姿勢がとても伝わってきます。使いやすくするための工夫・改善を重ね、これからどんどん良くなっていくカルテだと思います。