見やすい画面に一目ぼれ
「さすがゲームを作ってきた会社」と納得

西本町アイクリニック
吉川 市子医師
  • 眼科
導入時期
令和4年6月
導入の背景
新規開業
一般眼科の診療をはじめ、オルケソラトロジーや近視進行抑制にまで対応。患者にとっての利便性を常に考え、web予約、web問診、スマホ決済などを導入する一方、ITがどれだけ進化しても、世の中のすべての基本は「face to face」だと信じ、すべての患者に誠実であることをモットーとしている。そのため、カルテ導入にあたっても、導入することによって業務が効率化できて患者に満足してもらえることも意識した。
導入前の課題
  • ・なぜかPCでのトラブルが多いため、患者情報を安全に保管するためにはどうすればいいか考えていた
  • ・眼科に特化した電子カルテが少ないことから、電子カルテの選択肢の少なさに悩んでいた
  • ・そもそも紙カルテと電子カルテのどちらを選択すべきかわからなかった
導入後の効果
  • ・患者情報をクラウドに保管できることから安心感を得られた
  • ・画面が見やすいため仕事しやすい
  • ・文書のひな形は自在にカスタマイズできることから、一度定型文を作ったあとは仕事の効率が大幅にアップした

クラウド型ならバックアップが万全 万が一のときも安心できる

まずは、電子カルテ導入を検討された理由を教えてください

新規開業に向けてカルテを探すなかでクリアスのことを知ったのですが、そもそも最初は、紙カルテにするのか電子カルテにするのかも決められずにいました。どちらも使った経験はあったのですが、それぞれにメリット、デメリットがあることから、どちらが自分にとってよりよい選択かわからなかったからです。

そんなとき開業医の先輩から、クラウド型であればパソコンに不具合が生じた時もタブレットを予備で準備しておけば診療をとめることなく対応できるし患者データもなくならないと聞いて、電子カルテにしようと決めました。というのも、これまで結構な頻度でパソコンが故障してきているため、大事な患者のデータが消えてしまったらどうしようという不安がありましたが、先輩の話を聞き、自分でも調べたところ、クラウド型ならその点をクリアできるとわかって安心できました。

何社かの電子カルテを比較検討されましたか?

クリアスを含めて2つです。正直、最初は眼科専用の電子カルテがいいと考えていたので、それ以外には探そうともしていませんでしたが、開業のノウハウを知るために本屋さんで色々本を探していたところ、たまたま開業ナビの書籍『10人の医師がたどった開業成功の道 クリニック開業のリアル』を見かけ、クリアスの存在を知りました。その後、ネットでも評判を調べてみたら、「若い会社だからこそ、変化を恐れず、医師からの要望もどんどん取り入れてくれる」との声が多かったことから興味を抱き、トライアルを申し込みました。

試しに使ってみていかがでしたか?

まずいいなと思ったのは、画面がすごく見やすいことです。ゲームを作ってきた会社だからか、どこに何があるかが一目でわかるし、直感的に操作できたので、その時点で“一目ぼれ”でした。これまで、いろんな病院でいろんな電子カルテを使ってきましたが、こんなに画面が見やすい電子カルテは一度も使ったことがないです。実際、開業後に医療関係の友人や後輩が見学にきてくれた際、画面をのぞき込んでは「このカルテ見やすいですね」と言ってくれます。

実際に導入してからも使いやすさを感じていらっしゃいますか?

最初のころは、セット登録をはじめ設定に時間がかかって大変でした。眼科専用じゃないから、他の診療科の検査も含めた検査一覧から、自院でおこなう検査をピックアップするのは時間がかかります。そのため、たとえば麻酔の目薬を使うときも、ちゃんと入力すればレセプトに通るのですが、それをカルテのどこから取ってきてどう入力するのか探している間、患者さんを待たせることになってしまい申し訳ないので、諦めたこともありました。だけど、一通りセット登録してからは、その場で項目を探す必要もないのでスムーズにカルテ入力できているし、そのぶんテンポよく診察をおこなえています。

あと、文書の作成がマイクロソフトオフィスをベースにしているので、テンプレートを自分なりにカスタマイズして柔軟性高く使うこともできるので重宝しています。

クリアスをもっと眼科医にも使ってもらうためにはどんな点が改良されればいいなと思いますか?

眼科医でバイタルや身長体重を測定することはまずないので、代わりに左右の視力や眼圧を入力できるようにしてほしいです。わたしは今のところ、自分の頭のなかでバイタル欄の「腹囲」を「右目」、「頭囲」を「左目」と変換して使っていますが、せめて「腹囲」「頭囲」の項目名を書き換えられるとどの診療科にも対応しやすいかなと思います。それと、眼科に限ったことではないですが、メモ欄に入力した文字の色を変えられるとうれしいです。たとえば、禁忌薬剤は赤、スタッフに伝える事項に関しては青、のように色分けできたら、重要なことを見落としにくくなるので助かります。

スタッフのみなさんはクリアスを問題なく使えていますか?

開業から2カ月くらいは時間に余裕があったこともあり、その間にセット登録も作ってくれたので、だいぶ使い慣れたと思います。わからないことがあればサポートセンターに問い合わせもできますし。ただ、土日もサポートセンターを運営してくださるともっとうれしいです。

今は開業直後と比べて患者さんも増えてきていると思いますが、集患のための施策などあれば教えてください

普通にホームページを用意した程度ですが、実際、患者さんのアンケートを見ると8割がネット検索で当院のことを知ってくれたことがわかったので、ホームページは大事だと思います。特別な工夫などはしていないですが、子どもが多いエリアなので、親しみやすいクリニックだと思ってもらえたらと、あたたかい色味を使うことを意識したくらいですね。まだまだ走り出したばかりで具体的な目標は立っていないですが、クリアスをはじめとする便利なツールも活用しながら、これからもっと自院のことを知ってもらって、地域のみなさんに貢献していけたらと思っています。
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