Macとも親和性の高いカルテに出会えました
CLIUS 導入のきっかけを教えてください。
私はこだわりが強いタイプなので、電子カルテ選びにおいても自分で納得したものを使いたいと思っていました。開業にあたり、電子カルテを検索する中でCLIUSに出会い、直接問い合わせを行ったのがきっかけです。今までに勤務してきた医療機関でさまざまな電子カルテに触ってきましたが、それらの中には、画面の切り替えに時間がかかるものもありました。
まず選定に当たり、
1)カルテ入力に無駄な時間を費やすことなく診療に集中できること
2)動作にストレスを感じないこと
を導入における最低限の条件にしてカルテを探していました。また、日常ではMacを使用しているので、Macで使える電子カルテを選びたいと思っていたことも導入のきっかけになりました。
さまざまな院内機器とシームレスに連携しやすいことがCLIUSの魅力です
CLIUSのどんな点に魅力を感じますか?
まず、検査機器とシームレスに連携しやすい点です。当院では、血算生化学検査や尿検査、PACSなどすべての機器がCLIUSと連携し、シームレスに閲覧できるようになっています。
当院で行った検査は、すべてCLIUSのサーバーに送られ、CLIUSから検査結果の参照や画像の閲覧もできます。検査結果を閲覧するためにカルテとは別のモニターやPCを起動する必要がありません。
また、ORCAと自動釣銭機を連携して、自動化による効率化と感染症対策ができるところもありがたいところです。
従来の自動釣銭機だと、ORCAと連携ができない、もしくは連携できても機能が限定的なものがほとんどでした。例えば、金額情報と患者情報が紐づかなかったり、保険・自費の区分が分かれていなかったりと、いくつかの課題がありました。当院で導入した自動釣銭機とCLIUS・ORCAとの連携なら、そういった不便な点を全てクリアしているので、快適に運用できています。感染症対策の面では、釣銭の受け渡しが不要なことから患者さんに安心していただけていると感じています。
カルテ内に文書保存。
紙書類を保管するための棚も不要で、省スペースを実現できました
業務に役立っている機能は何ですか?
文書管理や文書発行機能ですね。文書管理からお話しすると、一般的に、診療上発生した文書ファイルをスキャナで管理することは厄介です。しかし、CLIUSであれば文書にタグを付けることができ、すぐに目的の文書にたどり着けるため、業務に役立っています。
当院では、文書ファイルに6つのタグを作成して管理しています。患者様の保険証データを検索したり、持参された健康状態の文書や他院での検査結果書を抽出したりすることができています。また、文書ファイルの一覧にはサムネイルが付いており、中身がひと目で分かり重宝しています。
加えて、当院では、原本が不要なものはすべてスキャンし、データを取り込んだうえで破棄しています。院内はほぼ文書フリーになっていますので、書類を保管するための棚やカルテ棚は必要なく省スペースを実現しています。
文書発行機能についても、業務に役立っています。
導入当初、健康診断表などは検査数値を入力しなければいけないため、いくらかは紙での運用が発生すると想定していました。しかし、CLIUSの導入に当たり、検査機器との連携は想像を超えるもので、院内の検査結果をCLIUSで受け取り、健康診断書のひな形に機器コードを埋め込むことで検査結果を自動転記できています。紙運用も不要ですし、転記する手間や転記ミスのリスクもなくなりました。
さらに、オリジナルのひな形が作成できるところも便利です。
特に検査会社から送られてくる検査結果は、ご年配の方には字が小さく読みづらいという課題がありました。当院では、独自に検査結果表を作成のうえCLIUSから取り込んだ検査結果を出力して患者さんにお渡ししています。患者さんからは、見やすいとご好評をいただいております。
豊田先生が話す「文書管理」「文書発行機能」などの機能詳細が分かる資料はこちら
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当社のサポート体制はいかがですか?
サポートセンターに電話した時、すぐに繋がって、非常に丁寧に対応をしていただきました。即解決しなければいけない問題があっても、患者さんをお待たせすることもなく解決できています。また、後日対応でも構わない内容であれば、エンジニアの方などが、テクニカルな内容も含めてメール対応してくださいます。十分な時間を取って納得できる対応をしてくださっているので、とても信頼しています。
開業当初は使い慣れてないために、どうしてもお電話することが多かったですが、今は安定的に運用できるようになり、問い合わせ回数も減りました。