導入を検討したい、感染対策もできるインカムとは

昨今、医療の現場にはさまざまなデジタルツールが導入され、高品質な医療の提供に貢献しています。こうしたデジタルツール以外にも、医療現場で役立つアイテムは数多くあります。例えば、離れた場所にいる医師やスタッフともコミュニケーションが取れる「インカム」も、医療現場での貢献が期待できるアイテムです。

目次
  1. インカム導入のメリット
    1. ハンズフリーで情報共有ができる
    2. 患者さんのストレスも軽減
  2. おすすめのインカムは?
    1. アルインコ「ラペルトーク DJ-PX5」
    2. ケンウッド「UBZ-M51S」
    3. モトローラ「CL08」
    4. ベアー「Bridgecom-X5」

インカム導入のメリット

インカム導入のメリットをご紹介します。

ハンズフリーで情報共有ができる

「インカム」は無線機の一種です。一般的に「ヘッドセット」を装着して使用し、ハンズフリーでやり取りが行えるため、何か別の作業をしながらでも状況が確認できます。例えば、医療機関の場合、いちいち看護師やスタッフを呼んで指示をしたり、メモを渡したりするのは双方の時間も取られます。しかし、インカムを導入すれば、診察をしながら別の場所にいる看護師や受付のスタッフに指示を出す、状況報告を受けることが可能。緊急ボタンが配された製品もあり、緊急時の素早い対応にもつながります。

患者さんのストレスも軽減

コロナ禍の今はソーシャルディスタンスを保つことが重要です。そのため、離れた場所にいてもスムーズに情報の共有ができるインカムは、スタッフ間での感染対策としても役立ちます。インカムは建物の構造にもよりますが、だいたい50メートルの範囲内であれば通信可能なため、別室や受付にいるスタッフとも十分にやり取りが可能です。

おすすめのインカムは?

続いて、無線免許不要で手軽に利用できるおすすめインカムを4つご紹介します。

アルインコ「ラペルトーク DJ-PX5」

メーカー定価 オープン価格 ※参考:Amazonで約1万円
重さ 約44g
通信距離 ~150m
  • 装着していても邪魔にならないサイズで医療現場にも最適
  • 無線機本体にマイク内蔵でタイピンマイクとしても利用可能
  • フル充電で約25時間使用可能
  • 送信中の自分の声をイヤホンでモニターできるコールバック機能付き

アルインコ「ラペルトーク DJ-PX5」

ケンウッド「UBZ-M51S」

メーカー定価 オープン価格 ※参考:Amazonで約1万2,000円
重さ 約110g(電池含む)
通信距離 ~200m
  • 送信2チャンネルで看護師用、事務スタッフ用として使い分けができる
  • 受信は5チャンネルで複数の持ち場に対応
  • 他メーカーとのトランシーバーとの互換可能
  • アルカリ電池使用で最大29時間駆動 ※イヤホンマイク使用、エコモード時

ケンウッド「UBZ-M51S」

モトローラ「CL08」

メーカー定価 1万6,000円(税別)
重さ 約120g(電池含む)
通信距離 ~300m
  • 単三アルカリ電池で1本で最大25時間使用可能
  • 薄型軽量ながら堅牢性の高さが特徴
  • デジタルコードスケルチ機能搭載でノイズを軽減
  • 設定を一括で変更できるワイヤレスクローン機能

モトローラ「CL08」

ベアー「Bridgecom-X5」

メーカー定価 9万8,000円(税別)
重さ 約88g
通信距離 ~300m
  • 基地局なしで最大5人まで同時通話可能
  • 最大300mと広範囲仕様で中規模のクリニック向け
  • 最大100人まで同時傍聴可能
  • USB充電で電池不要。最大10時間使用可能

ベアー「Bridgecom-X5」

タイプの異なる4つのインカムをご紹介しました。軽量なタイプなら「ラペルトーク DJ-PX5」、大人数での使用を考えるなら「Bridgecom-X5」と、クリニックの規模や用途によって、導入するインカムを選ぶといいでしょう。

インカムがあれば席を立たずに別のスタッフに指示を出すことが可能。また、コロナ禍の今は、感染予防にも役立ちます。導入にはそれなりのコストがかかりますが、患者さんにより良い医療を提供するためにも、導入を検討してみてはいかがでしょうか?

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診療科目

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クリニック開業ナビ

執筆 コラム配信 | クリニック開業ナビ

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