現在、医療現場はもちろん、人が集まる場所にはさまざまな感染症対策が求められています。感染症対策なしには、あらゆるものが実行できない世の中になりました。
特に入口や受付での検温作業が現場の大きな負担になっているのは間違いありません。受付業務の負担が増すばかりではなく、感染してしまうリスクを負います。
そんな課題に対応するため、検温機能付きAI認証カメラ「Ai-Connect Medical」(エーアイコネクトメディカル)が誕生しました。医療現場の人手不足解消をサポートします。
「Ai-Connect Medical」とは
「Ai-Connect Medical」は検温機能付きのAI認証カメラと、医療システムを合体させる、電子カルテ・レセコン連動システムです。
感染症対策の一環として、医療従事者の負担軽減を目的に開発しました。サーマルカメラと顔認識AIエンジンを組み合わせ、検温と同時に個人を識別します。
瞬時に電子カルテやレセコンと照合・連携を行うため、受診患者の待ち時間の短縮や医療従事者の負担軽減が可能です。
「Ai-Connect Medical」の基本機能紹介
「Ai-Connect Medical」の基本機能をご紹介します。
発熱の検知
体表面温度を計測することで、発熱を検知します。カメラシステムには、台湾王手の世界的精密機器メーカー「フォックスコン」の製品を採用。
計測時間は約1秒で、誤差プラスマイナス0.3度の範囲で、対表面温度を測定可能。あらかじめ設定した温度を超えている場合は「体温異常」としてお知らせします。
顔の認識
顔を事前に登録しておくことで、顔のデータを識別、認証できるようになります。高性能知能プロセッサを採用し、ディープラーニング技術に基づく顔認識と、撮影情報抽出により、顔の把握率が大幅に向上しました。なりすましも防止できます。
マスクの検知
データスコープ社のAI顔認証サーマルカメラ「FaceFC」にて、マスクを着用していても個人の識別が可能です。マスクを着用の有無も検知できるので、着用していない場合は音声で着用を促せます。
電子カルテ・レセコンと連携
患者のIDを連携することが可能。顔認証した情報を電子カルテ・レセコンと連動できます。そのため、受付業務の簡略化を実現するのです。
導入後に得られるクリニックのプラスになる効果とは
「Ai-Connect Medical」の導入は簡単です。タブレットサイズの「Face FC」本体を受付や入口に設置し、既存のPCに「Ai-Connect」各アプリをインストールすれば完了します。(Wi-Fi、blue toothまたはLANケーブルで繋ぎます。)
実際に導入した後、どのような効果があるのかをご紹介します。
感染リスクを低減する
検温の際に患者さんと直接接触することがないので、感染リスクを低減させることができるようになります。患者さんにとっても安心です。
コストを削減する
病院やクリニックに設置した場合、検温作業に人員を割く必要がなくなります。検温作業がなくなることにより、受付業務の負担が減り、コスト削減が期待できるようになるのです。
受付時間を削減する
検温や受付に余計な時間をとられなくなるため、受付時間が短縮できるようになります。患者さんにとっても、大きなメリットになる効果です。
勤怠管理に活用する
「Ai-Connect Work」を活用することで、スタッフの出退勤管理ができるようになります。スタッフの顔を登録することで、出退勤と体表温を両方記録。検温記録表としても活用することができます。給与システムと連動させることも可能です。(打ち合わせが必要です)
セキュリティ対策
「Ai-Connect Door」を活用することで、既存の自動ドアやセキュリティゲートを設置しての連動開閉が可能となります。顔が登録され、体表面に異常がなく、マスクを着用している人のみが入場できるようになるので、セキュリティが格段に向上するのです。
ORCA導入の皆様へ
「Ai-Connect Medical」はORCAとの連動はカスタマイズの必要はありませんのでスムーズに導入できます。
導入実例
- 藤本整形外科医院(大分県)・・・・ORCAと連動
- 池田整形外科クリニック(福岡県)・・・・ORCAと連動
- 日本赤十字社長崎原爆諫早病院(長崎県)
- 松田ウイメンズクリニック(鹿児島県)
その他多数の医療施設でご導入いただいております。
特徴
システム提携
その他特徴
対応端末
提供形態
種別
診療科目
この記事は、2021年6月時点の情報を元に作成しています。