看護師がドン引きした医師の行動

看護師と医師は同じ職場で働く違う職種のスタッフです。看護師と医師の連携が取れている病院は、医療の質もよく、患者さんからも太鼓判を押していただけます。一方、看護師と医師の関係性が良くないと、職場の雰囲気が悪いこともしばしば。今回は、病院で勤務していた看護師がドン引きした、実際にあった医師の行動を紹介します。

目次
  1. 不思議なA先生
    1. なぜかナースステーションにずっといるA先生
    2. 仮眠室に来たA先生
    3. 以前も看護師の仮眠室で休もうとしていたA先生
    4. 医師の中でも浮いた存在のA先生
  2. 女の人が大好きなB先生
    1. 陽気な性格のB先生
    2. B先生にはある噂があった
    3. 女性の新人医師からの相談
    4. 職権乱用のB先生

不思議なA先生

男性医師のA先生はとっても不思議な先生です。突然ナースステーションを掃除しだしたり、急に姿を消したりすることもしばしば。変わった先生として有名でした。

なぜかナースステーションにずっといるA先生

そんな不思議なA先生は、夜勤中ずっとナースステーションにいます。他の先生は医師専用の仮眠室や控室で休むのですが、A先生は違います。なぜナースステーションに残るのかは分かりませんが、ナースステーションで携帯をいじったり、パソコンをいじったりして過ごしていました。眠くならないのかと看護師はみんな不思議に思っていました。

仮眠室に来たA先生

私が夜勤休憩で看護師専用の控室にいたときのことです。仮眠を取ろうと電気を消して横になっていると足音が聞こえてきました。控室が利用中になっていたら誰か来ることはないはずなので、緊急事態でもあったのかと飛び起きました。

するとA先生が顔を出して、「ここで仮眠してもいいですか?」と聞いてきたのです。私は仰天してしまいました。ここは看護師専用の仮眠室で、医師が入ってきたことはなかったからです。すぐに「えっと。ここは看護師専用の仮眠室なのでA先生は医師の仮眠室がありますよ」と伝えました。するとA先生は「そうですか」と言い引き返していきました。あまりにも衝撃的で眠気も去ってしまったので、すぐに勤務室に戻って同僚に報告しました。

以前も看護師の仮眠室で休もうとしていたA先生

同僚に今起きたことを話すと「え、嘘でしょ。前も同じことがあったんだよ」と教えてくれました。話を聞く、とA先生は以前にも看護師の仮眠室を訪れ休もうとしたとのこと。私はそれを聞いて、A先生の行動が全く理解できず不思議に思いました。看護師専用の仮眠室で、女性しか利用しないと分かっていながらなぜ何回も入ってくるんだろう? 私よりも長くこの病院に勤めているのだからルールは理解しているはずなのにどういうつもりなんだろう? その日はナースステーションの中で休憩して過ごしました。

医師の中でも浮いた存在のA先生

A先生の真意は分かりませんが、看護師長に報告して対策してもらうことになりました。A先生が医師専用の仮眠室や控室を使いたがらない理由はもしかしたら、医師同士の関係が思わしくないからかもしれません。というのもA先生は、その不思議な性格が災いして、他の医師たちから少し距離を置かれていたからです。真相は謎ですが、看護師と一緒に仮眠したがるA先生の行動にはドン引きしてしまいました。

女の人が大好きなB先生

男性のB先生は女の人が好きで有名でした。

陽気な性格のB先生

女性に対して「あの子はキレイだ」「〇〇号室の患者さんは美人」などと容姿を評価するなど、医師にあるまじき行為もしばしば。ですが、陽気な性格のB先生は看護師や医師たちから好かれていました。「〇〇さんは彼氏はいるの?」などと看護師に絡むこともありましたが、B先生の態度には慣れていたのでみんな特に気にしていませんでした。

B先生にはある噂があった

そんなB先生は新人医師の教育担当で、いつも新人医師や研修医とともに仕事をしていました。それに関して、ある噂がありました。女性の新人医師を外の昼食に誘うという噂です。勤務中は病院を離れないというルールがあるので、外食に行くことは禁止されていますし、立場を利用して食事に連れ出すのは卑怯です。この噂は少し前から病院内に流れていましたが真相は分からず、そんなことがあるのかもね、程度で済まされていました。

女性の新人医師からの相談

私たちの病棟には、女性の新人医師の方がいました。すごく可憐な先生で親しみやすく、病棟の看護師とすぐに打ち解けました。病棟の歓迎会にも顔を出してくださり、すごく仲良くさせていただいていました。そんな新人の先生から、あるとき相談を受けました。B先生から食事にしつこく誘われている、という内容でした。院外には出られないと断ってもB先生は引き下がらず、ついにはこんなことを口にしたそうです。「新人の先生はみんな僕と食事に行く決まりだよ。もし行かないと君の学校から新人医師を受け入れないよう伝えることもできるんだよ」と。

職権乱用のB先生

明らかな職権乱用で私たちは衝撃を受けました。なんて卑怯な先生なのかと思いましたし、発言に心底落胆しました。そして、自身の要求を飲まなければ脅すような器の小ささに嫌気が差しました。私たち看護師は看護部長にそのことを伝え、対策をお願いしました。しばらくするとB先生は教育担当を外されることに。愛想がよく評判の良かったB先生でしたが、この一件があってから看護師たちの見る目は厳しくなり、居心地が悪かったのか、翌年度には異動希望を出して病院を去っていきました。女性の新人医師は今でも私たちの病院で勤務しており、B先生が居なくなって安心して働けると喜んでいました。明らかに職権乱用して私利私欲を満たそうとしているB先生には、心の底からドン引きしましたね。まとめ

謎の行動を繰り返す先生や職権乱用する先生には心底がっかりしますし、ドン引きしてしまいます。看護師と医師は一つのチームとして医療を提供する必要があります。連携がうまく取れなければ良い医療は提供できません。医師は看護師から信頼、尊敬される存在であってほしいと心から思います。

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執筆 看護師ライター | rico

国際科高校卒業後、看護専門学校へ入学。その後看護師として入院病棟で勤務経験を元に「看護師あるある」や、病院での体験談を執筆しています。


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