病院長の年収は高い?役職なしの医師との差はどの程度?

年収が高い医療従事者の中でも、特に高い年収を得ていると予想されるのが病院長。長く働いていたり、責任ある仕事を任されたりしているのですから、役職なしの医師と比べて高いのは当然とも思えますが、実際のところどのくらいの差があるのでしょうか?早速みていきましょう。

目次
  1. 医師全体の平均年収はどのくらい?
  2. 病院長の平均年収はどのくらい?
  3. 病院長の平均年収は約2,675万円
    1. 2018年の病院長平均年収
  4. MS法人によってさらに高年収になる可能性も!?
  5. どういった勤務先でどういった役職につけばいくら稼げるのか。目安は知っておいて損はなし!

医師全体の平均年収はどのくらい?

病院長の年収についてみていく前に、まずは医師全体の平均年収を知りましょう。日本の統計が閲覧できる政府統計ポータルサイト「e-Stat」によると、2019年の医師の平均年収は以下の通りです。

企業規模 所得内給与額 年間賞与その他特別給与額
10人以上 805.5千円 772.3千円
1,000人以上 612.0千円 806.8千円
100人~999人 1082.4千円 753.2千円
10人~99人 1401.7千円 490.3千円

もっとも平均年収が高いのが、企業規模10人~99人の医療機関で働く医師。ちなみに、同規模の医療機関で働く医師の平均年齢は55.3歳。所定内実労働時間は159時間で、超過実労働時間は1時間との結果が出ています。

参照:政府統計の総合窓口「e-Stat」

病院長の平均年収はどのくらい?

では続いて、病院長の平均年収をみていきましょう。人事院が公表している、2019(平成31)年に実施した職種別民間給与実態調査によると、2019(平成31)年4月分の病院長の平均支給額に関するデータは以下の通り。

平均年齢 決まって支給する給与(A) うち時間外手当(B) (A-B) うち通勤手当
61.7歳 1,751,788円 32,402円 1,719,386円 8,349円

賞与などを考慮せず、単純にA×12で計算したところ、病院長の平均年収は21,021,456円となります。もちろん、これに賞与などが加わるため、実際の平均年収はもっと上ということになります。

参照:2019(平成31)年職種別民間給与実態調査の結果 表5「職種別従業員数、平均年齢及び平均支給額」より一部抜粋

病院長の平均年収は約2,675万円

さらに詳しくみていきましょう。厚生労働省が公表している第22回医療経済実態調査によると、賞与を加味した病院長の平均年収は以下の通りです。

2018年の病院長平均年収

施設別 平均給料(1) 賞与(1) (1) +(2))
国立 14.408.414 4.774.885 19.183.299
公立 17.532.722 3.781.452 21.314.174
公的 18.493.987 3.920.727 22.414.714
社会保険関係法人 13.469.050 8.058.623 21.527.673
医療法人 29.996.785 426.639 30.423.424
医療法人その他 23.540.696 1.358.773 24.899.470
法人その他全体 25.064.817 1.669.748 26.734.565
全体 25.079.885 1.667.447 26.747.332

上図の通り、病院長の平均年収は勤務先の形態によっても大きく異なります。高収入を狙って、医療法人の病院長を目指したいと考える人もいるかもしれません。

参照:第22回医療経済実態調査(医療機関等調査)の報告―令和元年実施― p.271~p.273 一部抜粋

MS法人によってさらに高年収になる可能性も!?

勤務先の形態別に見た病院長平均年収からわかる通り、開設者が医療法人の場合、平均年収はかなり高くなります。しかも実は、医療法人が開設している病院の場合、“実際の年収は”これよりさらに高い可能性があります。

なぜかというと、医療法人は、院内の売店や薬局の運営などをおこなうMS法人(メディカルサービス法人)を設立して、利益をMS法人に吐き出していることがあるためです。どうしてそのようなことをしているかというと、医療法人は利益が出ていても剰余金を配当してはいけないルールになっているため、利益剰余金がどんどん貯まったがために、事業承継の際に莫大な相続税が課せられることを防ぐためです。

MS法人を設立すると家族に役員報酬を出すことができるため、家族の人数分の所得に対して税金を抑えられるメリットもあります。

どういった勤務先でどういった役職につけばいくら稼げるのか。目安は知っておいて損はなし!

「より高い年収を狙う方法」「税金を抑える方法」などを把握したうえで将来を考えると、進みたい道がはっきりしやすいという人もいるかもしれません。年収だけがすべてではありませんが、納得いく収入を得られるということも大切な要素のひとつ。高収入であることを重視したい人は、どうすればより高い収入を得られるのか考えてみるのもいいかもしれませんね。

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