医療機関で働いていると、医師や事務長などの病院関係者から色んな差し入れがあると思います。今まで自分が貰って嬉しかったもの、これはいらないんじゃないかな?と思ったもの、看護師ってこういうのを貰うと嬉しいなど、たくさん紹介できればと思います。
看護師専門転職サービス「CLIUS看護」
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病院関係者から貰うもの
先輩や後輩、医師や上司など色々な方々から、旅行や学会に行った際にお土産や差し入れをもらうことがあります。お土産編・差し入れ編に分けて、話をしていこうと思います。
お土産編
まずは、お土産で何をもらうことが多いのかを上げていきます。
- せんべい、スナック菓子
- クッキーなどの焼き菓子
- お菓子ではない、特産品を加工したもの
- 生菓子(和菓子・洋菓子ともに)
この4点が多いと思います。まず、この中で看護師が実はNGと思っているものが2つあるので、説明していこうと思います。
お菓子ではない、特産品を加工したもの
1つ目がこれ。なぜNGなのか?それは、特産品がお菓子になっていれば食べやすいですが、加工したものだと手をつけづらいのです。困ったものを詳しく挙げていくと、
(ニンニクを加工したもの)
- 休憩時に食べてしまうと、匂いが気になってしまうため食べられない
- 家に持って帰ったが、いつのタイミング食べていいかがわからない。そのまま家で放置状態になっていることが多い
- 休憩時に食べてリラックスできる効果がない
(ふりかけや漬物などのご飯のお供)
- どのような味なのかが想像できないため、食べづらい
- 自分が用意したもので食べたい
- 好みの味付けではない
- そもそも、ご飯を食べない
2つに絞って書きましたが、それぞれの理由で食べづらく、最後まで残るといったことがあります。ふりかけや漬け物などは、今の若い世代の方は、手をつけない傾向にあります。仕事中に眠くなるため、炭水化物は食べないようにしていることがあるためです。ウケ狙いで買ってくる人もいますが、結構困ってしまうことが多い印象にあります。
生菓子(和菓子・洋菓子ともに)
次に2つ目。えっ!?思われることが多いと思いますが、実は困る代表に入ります。その理由を挙げていきます。
(困る理由)
- 好みのものがない
- 和菓子が苦手
- 出勤者の人数分ない。数が少ない
- 生菓子のため、そのときに食べないといけない
- 夜勤の人にはない場合がほとんど
- 和菓子に関しては、冷蔵庫に入れてはいけないものもあるため、そのまま置いておくことができない
- 洋菓子に関して、ホールケーキやロールケーキなどは自分たちで切らないといけない
- 切った後の片付けが面倒
実際に聞かれた理由です。貰うと誰でも嬉しいですが、特定の人にしか手に入らないものや保管や処理が面倒であると、貰っても困ると感じる人が多いようです。お土産は、個包装になっていて後処理が楽なもの、量が多く入っているもの、その日にいない人でも後から貰って食べられるようなものが好まれるようです。
次は差し入れ編をお話ししたいと思います。
差し入れ編
お土産とは別に、勤務途中などふとしたときに差し入れを貰うことがあります。これも貰うものを挙げていきます。
- せんべい、スナック菓子類
- チョコレート
- 飴
- エナジードリンク(オロナミンCなども含まれる)
- 果物類
差し入れ編では、困るものはないように思えます。しかし、この中で困るものが2つあります。それはなにか?をお話しします。
実は…スナック菓子類!
これまた、なんで?と思う方も多いかもしれません。理由として、
- まだ仕事が残っているのに手が汚れてしまう
- パッと口に入れて仕事をしたいのに、結局喉が乾くため飲み物が必要になる
差し入れでは、仕事をしながらつまむことができるものが好まれるようです。手を洗う、結局は飲み物が必要となるなど、その都度手を止めてしまわないといけなくなります。微々たる時間ですが、仕事の進み具合にも影響してきます。
2つ目…果物類!
果物類は、院長や師長・主任などの上司が差し入れることが多いと思います。なぜ困るのか?お話しします。
- 包丁、まな板まで出して切るのが面倒
- 誰が切って、皮を剥くのか
- 同僚とはいえ、人が触ったものを口にはしたくない
- 切ってしまったらその日に食べてしまわないといけない
- 切れてないから誰も手をつけない
果物類、確かに納得する回答です。私の個人的な意見は、人が切ったものを口にするのは嫌なので、貰っても困るかなぁっと思います。病棟にと差し入れしてくれているので、丸々を持って帰ることは失礼だと思うので、それはやらないほうが良いと思います。
色々なものを挙げていきました。結果なにが良いのか?を、書いてみました。
結果~総合的に好まれるものは?~
看護師がお土産・差し入れで喜ばれるものは、手軽に食べられるもの、数が多いもの、個包装になっているものが良いと思います。
- 個包装クッキーなどの焼き菓子
- 個包装になっているせんべい類
- 某パークなどのお土産にある、クランチチョコレート系(板チョコはNG)
- 手軽に口に入れられる、飴類
お土産・差し入れをする際は、手軽に食べられるものを考えて持っていくとよいのではないかと思います。
次に番外編として、夜勤の人への差し入れについて話していこうと思います。夜勤の人って意外とお土産を個人的に貰わない限り、手元には残らないことがほとんどです。
番外編
夜勤の人への差し入れと、クリスマス・大晦日・忘年会・正月などの行事で貰って嬉しかったものをお話ししていきます。
- コンビニスイーツ
- 持ち帰りのおにぎり
- ピザ
- 某有名な焼肉屋の弁当
- 居酒屋などの焼鳥
- 飲み物
夜勤のときは、夕食を手軽に済ませることが多く、21時過ぎにはやや小腹が空いてきます。そんなとき、たまにですが、突然スタッフが訪れてお土産を持って来てくれることがあります。
手軽にいけるもの代表!コンビニスイーツとおにぎり
コンビニスイーツはやや疲れた体が糖分を欲するので、かなりポイントが高いです。おにぎりも同じですが、手軽に食べられるため朝食に回したりも出来ます。どちらも、食べられなくても家に帰って食べることも出来るのでありがたいです。
イベントのときに夜勤だったときのラッキー差し入れ!
まずは、ピザ。クリスマスや正月などのイベントで夜勤をしていたとき、いつも病院の事務長さんが差し入れで置いていてくれました。それも、夜勤の手薄の時間を目掛けて配達してくれたので、アツアツを食べられるという幸せでした。
次に、某有名な焼肉屋の弁当。忘年会の夜勤のときはいつもコレ!忘年会に行けないスタッフに院長からの差し入れでした。これが、食べたいがために夜勤を希望するスタッフが多くいました。
最後に、居酒屋の焼き鳥や飲み物。個人的にスタッフが持って来てくれて嬉しかったです。しかし、お酒類を飲みたくなる……。けど、そこで炭酸飲料を一緒に添えて来るスタッフもいました。よくわかってるなーっと思いながら食べていたことを思い出します。
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理想はあるけど、お土産や差し入れは基本的に全部嬉しい
色々とこれがいい、あれが良かったなど載せましたが、1番は手軽に食べられて、手が汚れにくいものが好まれる傾向にあります。しかし、結局はなにを貰っても嬉しいし、感謝しかないのです。個人的には、
- 病棟全体の人数
- 病棟の年齢層
- 今まで貰ったものの嗜好
- 夜勤のメンバーは誰か
- その日の夜勤の忙しさ
などを気にかけて、お土産・差し入れを持っていくようにしています。自分が貰う側・差し入れをする側になり、参考になれば良いなと思います。
特徴
対象規模
オプション機能
提供形態
診療科目
この記事は、2021年9月時点の情報を元に作成しています。