クリニックのホームページ(以下、HP)作成は、クリニックの名前を多くの人に知ってもらうため、集患の面で必要不可欠です。しかし、どのホームページ作成サービスを選べばいいのか分からないという院長先生も多いでしょう。今回は、ホームページ作成サービス選びの参考になるよう、低コスト高パフォーマンスが特徴の『Wevery!(ウェブリィ)』をご紹介します。
『Wevery!』の特徴
『Wevery!』は以下の特徴を備えたホームページ作成サービスです。
- 要望に応じた幅広いプラン
- ベーシックプランは初期費用0円
- クラウドシステムで常に最新にアップデート
- Google検索で表示されやすくるするなどの高いSEO対策
- 更新のしやすさ
- スマートフォンにも対応
『Wevery!』は簡単にいえば「HPの土台」を提供するサービスです。土台といってもHPとして必要十分な要素を満たしているため、「とにかくHPを作りたい」「検索すれば出てくる程度でいい」という場合はシンプルな形で公開できます。一方、「凝ったHPにしたい」「多くの人に見てもらえるHPにしたい」といった、作り込みたいという場合には、土台の上にコンテンツを重ねていき、満足する形に仕上げていくことも可能。この「幅広いニーズに対応できること」が本サービスの特徴です。
初期費用は3パターン、月額費用はクリニックで2パターン、病院で2パターンを用意(後述)。写真の撮影や、先生のオーダーに応じてプロのライターがライティングするなどのオプションが用意されていますが、基本的には選びやすい金額での提供となっています。また、クラウド型のため常にバージョンアップが行われます。クリニックのHPによくあるフルバージョンのまま放置ということはないとのこと。加えて、クラウドという観点からGoogleに強いのも特徴。Googleがアップデートすれば、それに合わせてアップデートを行うなど、SEO対策を施しているのも強みです。
初期費用は3プラン
『Wevery!』の初期費用は以下の3プランです。
ベーシックプラン
- 初期費用:0円
- 作成期間:1週間程度
- 用意されているテンプレートを自分で組み、データを入力して編集を行うなど、アップデート以外の全ての作業をクリニック側で行うプラン。
初期作成代行プラン
- 初期費用:9万7,900円(税込)
- 作成期間:2週間~
- ひな型のテンプレートを用い、クリニック側の指示に従って『Wevery!』側がHPの作成代行をするプラン。
オリジナルデザインプラン
- 初期費用:26万4,000円(税込)
- 作成期間:4週間~
- テンプレートを使わずにオーダーメードでオリジナルのHPにするプラン。
いずれのプランも独自ドメイン、検索エンジン対策、電話サポートがセットになっています。また、写真撮影は3プランとも医療機関側で行います。
月額料金はクリニックの場合2プラン
月額料金は、クリニックの場合以下の2つのプランがあります。
①基本プラン
- 月額料金:5,500円(税込)
- HPの更新:医療機関
- メールアドレス:なし
②おまかせプラン
- 月額料金:1万6,500円(税込)
- HPの更新:『Wevery!』スタッフ
- メールアドレス:10個まで
『メディキャスト株式会社』によると、98%のクリニックが5,500円のプランを選んでいるとのこと。また、オプションも充実しており、例えば以下のようなサービスが用意されています。
オプション
- メールアドレス作成
- ライティング
- プロカメラマンによる写真撮影
- Googleビジネス プロフィール登録代行
- ロゴ作成代行
料金など詳細はHPをご覧ください。
サポート
3プラン全てで電話によるサポートを受けることができます。サポート時間は以下のとおりです。
サポート時間:平日9:00~18:00
また、同サービスではコンサルタント業務は行っていません。しかし、高度なSEOやMEO対策を施したい、広告を出したいといった専門的な部分での手助けが必要な場合は、その分野の業者とのマッチングサポートを受けることができます。
他システムとの連携
予約ページへのリンクをメニューなどに追加することで連携が可能となっています。
実際に利用しているクリニックの声
『Wevery!』の創設者である、『メディキャスト株式会社』河村伸哉さんに、本サービスを利用しているクリニックからの評価を聞いたところ、「本サービスは自分で更新できるため、業者任せではなく自分のタイミングで情報の更新や修正が可能な点が高く評価されている」とのこと。更新作業も簡単なため、使い勝手の良さが大きな魅力のようです。
ほかにはGoogleに強いなど集患の面も本サービスが評価されているポイント。これまでに1,750件のサービスを提供しており、現在も月に30~40件ずつ、利用するクリニックが増加しているといいます。
ただ、多くの患者さんに見てもらえるHPにするには、院長先生の努力も必要。HPの作成を代行する場合でも、ページの文章など「中身」を作るのは院長先生自身で、これが大変な作業になります。河村さんによると、「コンテンツ作成も全て請け負う業者もあるが、Googleの検索基準がサイトのオリジナル性を重視しているため、代行業者に全て頼むとオリジナル性がなくなる可能性がある」とのこと。自ら考えて努力して作っているHPはGoogleにも高く評価され、患者さんも多く見てくれるそうです。
クリニック側の工夫次第で好きなように作り上げていくことができる、『メディキャスト株式会社』のホームページ作成サービス『Wevery!』をご紹介しました。河村さんによると、「安かろう悪かろうと思う人も多いが、本サービスは手軽なプランであっても作り方や手の掛け方次第で良いものが作れる。安いからと避けないで、選択肢の一つとして考えてほしい」とのこと。業者に全てお任せするのではなく、自らもコンテンツを積み上げていきたいという院長先生は、一度『Wevery!』のHPをご覧になってはいかがでしょうか。
取材協力:メディキャスト株式会社
特徴
対応業務
その他特徴
診療科目
この記事は、2022年1月時点の情報を元に作成しています。