医療機関へのQRコード決済導入のメリットやデメリットは?

手軽かつスマートに会計が済ませられるとして、飲食店をはじめとして「QRコード決済」の導入が増加しています。病院やクリニックなど医療機関への導入も徐々に増えており、導入を考えている医師も多いでしょう。しかし、導入する前に「QRコード決済導入のメリット」や「注意点」を把握しておきたいところです。QRコード決済事業を展開する『PayPay株式会社』に、QRコード決済導入のメリットや注意点を取材しました。

目次
  1. 医療機関への『PayPay』導入も増えている
  2. 患者さんの利便性の向上に貢献
  3. サポートツールを活用することで安心して利用できる

医療機関への『PayPay』導入も増えている

――クリニックへのQRコード決済導入の現状を教えてください。

『PayPay』全体での加盟店数は2022年3月時点で366万カ所を超えております。具体的にどれだけの医療機関に導入しているのかはお答えできないのですが、クリニックなど医療機関への導入数も順調に増えている状況です。

――クリニックにおけるQRコード決済の導入数は今後増加していくのでしょうか?

キャッシュレス決済におけるQRコードの利用率は年々上昇しており、『PayPay』もユーザー数が4,900万人(2022年7月時点)を超えるなど、多くの方にご利用いただいております。今後もQRコード決済をはじめとして、キャッシュレス決済の利用がさらに拡大すると見られています。クリニックにおける導入も増加傾向にあり、今後もますます増えていくでしょう。そのため、我々としてもクリニックなど医療機関への導入を促進していきたいと考えています。

患者さんの利便性の向上に貢献

――QRコード決済を導入することのメリットを教えてください。

QRコード決済はお会計をスムーズに行えるのが特徴です。クリニックの場合、お会計待ちの時間を減らすことにもつながるため、「患者さんの利便性の向上」に貢献します。また、『PayPay』をはじめとするQRコード決済は、専用の機器が不要で手軽に導入が可能です。これも大きなメリットなのではないでしょうか。

――実際に『PayPay』を導入する場合はどのような流れになりますか?

法人の場合、本人確認書類と法人番号、店舗写真を用意し、申し込みフォームから仮登録をしていただきます。申し込み案内メールが届くので、必要書類と一緒に審査に必要な情報を送信します。申し込み後、約2営業日で審査結果が出ますので、審査に通った場合は1週間ほどでスタートガイドをお送りします。ガイドの案内に沿って初期設定をすれば導入完了です。

『PayPay』導入の流れ

サポートツールを活用することで安心して利用できる

――手軽に始められるQRコード決済ですが、どのような点に注意すればいいでしょうか?

QRコード決済を導入する際に重要となるのが、ユーザー・加盟店へのサポートや不正利用に対する補償です。万が一の際に、どのような対応になるのか事前に把握しておくことで安全、安心にサービスを導入、利用することができます。『PayPay』の場合、システムや専任スタッフによる不正利用の未然防止、24時間365日相談可能な窓口を設置するといったように、万が一の場合も安心の補償制度を用意しています。

――QRコード決済導入で起こりがちなトラブルと解決方法を教えてください。

トラブルというよりも、初めのうちは「正しく決済できているのか」というご不安はあるかと思います。お客さま自らが金額を入力して決済を行う「ユーザースキャン方式」のQRコード決済では、お客さまの端末上で決済完了画面が表示される形です。そのため、決済がきちんとできるか、金額の差異が発生しないかと心配をされるオーナーがいらっしゃいます。

『PayPay』では、決済時に確認がしやすいようアプリの金額確認画面を(お店側が見やすい方向に)反転する、加盟店向けアプリ『PayPay for Business』に決済の通知をするといった機能を設けています。決済前に画面をよく確認させていただくよう、利用者に依頼するツールも用意しているので、是非活用していただきたいと思います。

――最後に開業医などクリニックへのメッセージをお願いいたします。

前述の通り、PayPayは手軽に導入いただくことができ、また現金の受け渡しがないことから患者様の利便性向上、スタッフ様の業務負担軽減やオペレーションの向上にもつながると考えています。PayPayの導入についてご不明点などあります際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

――ありがとうございました。

『PayPay株式会社』にQRコード決済の現状や導入のメリットなどを聞きました。新型コロナウイルスの影響で「非接触でのサービス提供」が進み、紙幣や硬貨の受け渡しが発生しないQRコード決済の注目度も高まっています。非接触化だけでなく、会計をスムーズに行えるなど利便性向上にもつながりますから、開業の際は導入を検討してみてはいかがでしょうか?

取材協力:『PayPay株式会社』

Mac・Windows・iPadで自由に操作、マニュア ルいらずで最短クリック数で診療効率アップ

特徴

1.使いやすさを追求したUI・UX ・ゲーム事業で培って来た視認性・操作性を追求したシンプルな画面設計 ・必要な情報のみ瞬時に呼び出すことが出来るため、診療中のストレスを軽減 2.診療中の工数削減 ・AIによる自動学習機能、セット作成機能、クイック登録機能等 ・カルテ入力時間の大幅削減による患者様と向き合う時間を増加 3.予約機能・グループ医院管理機能による経営サポート ・電子カルテ内の予約システムとの連動、グループ医院管理機能を活用することにより経営サポート実現 ・さらにオンライン診療の搭載による効率的・効果的な診療体制実現

対象規模

無床クリニック向け 在宅向け

オプション機能

オンライン診療 予約システム モバイル端末 タブレット対応 WEB予約

提供形態

サービス クラウド SaaS 分離型

診療科目

内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管科、小児外科、皮膚泌尿器科、皮膚科、泌尿器科、性病科、肛門科、産婦人科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、気管食道科、放射線科、麻酔科、心療内科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科、、、、

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執筆 コラム配信 | クリニック開業ナビ

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