
クリニックの清潔感を保つためには、毎日の掃除はもちろん、数か月に一回などの定期的なスパンで大掃除するのが理想的。大掃除でやるべきことは、日々の清掃ではなかなか手が回らない天井や窓の拭き掃除をはじめさまざまにありますが、そのうちのひとつがワックスがけです。ただし、床材などによってはワックスがけが不要なことも。では、ワックスがけしたほうがいいのはどんな場合? 早速解説していきます。
- なぜ床にワックスをかけるの?
- ワックスをかけられない床材はある?
- どんなワックスを選べばいい?
- 形状も4タイプある
- ワックスがけを任せられる業者は?
- 「ウルトラフロアケア」で美観を長期間! 『株式会社アドバンスサービス』
- 施工の様子をSNSでも発信! アットホームで親しみを感じられる『クリニックメンテナンス専門店 光クリーン』『クリニックメンテナンス専門店 光クリーン』
- 全国の清掃会社34社がエリアごとの清掃に対応する『skc清掃管理センター』
- 「床洗浄ワックス」「表面剝離清掃ワックス」「完全剥離洗浄ワックス」に対応『クリニック清掃ドットコム』
- 開業1年未満のクリニックのためのお得なプランも用意『有限会社エン・コーポレーション』
- 最先端のフロアコーティング剤による「ソリッドシール施工」が人気『病院清掃 クリニック清掃のアスター』
- ワックス特有のニオイを抑えて施工する『株式会社アールアップサービス』
- 定期清掃契約がおすすめ『BIG SPACE』
- リアルな口コミも参考にしたいなら業者検索・仲介サイトを利用するのも◎!
なぜ床にワックスをかけるの?
まずは、床にワックスをかけると良い理由を説明します。
床材の保護
医療機関にも使われることが多いPタイルや塩化ビニールシートなどの床材は、比較的耐久性が高いとされていますが、それでも経年劣化はします。土足OKのクリニックであれば、靴裏の汚れが付着することもありますし、什器などを動かした際に傷がつくこともあるでしょう。しかし、事前に床にワックスを塗っておけば、汚れや傷がつきにくくなるため、床材をしっかりと保護できます。
美しい見た目の維持
ワックスを塗り込んで表面の凹凸を埋めた床は、見た目に美しく、クリニックの印象をよくしてくれます。
毎日の掃除が楽
ワックスが塗り込まれたことで小さな凸凹がない状態の床は、モップが滑りやすく、毎日の掃除がとても楽です。
ワックスをかけられない床材はある?
前述した通り、Pタイルや塩化ビニールシートなどの床材は、ワックスをかけることで長持ちしやすくなります。一方で、ワックスをかけられない床材も存在します。
無垢材
クリニックの床材として採用されることはほとんどないと考えられますが、天然の木をそのままスライスしただけの床材は、ワックスが浸み込んでしまうため塗ることができません。
ノンワックスフローリング(ワックスフリーの床材)
表面にUVコート膜などの特殊加工が施された床材です。ワックスを塗っても密着しづらく、すぐに剥がれてしまうため、一般的なワックスを塗ることは推奨されていません。ただし、専用ワックスを用意しているメーカーが多いため、これを利用することで表面加工を保護することができます。
どんなワックスを選べばいい?
ワックスをかけられる床材であれば、どんなワックスを使ってもいいかというとそうではありません。たとえば、白木であれば白木専用のワックスが適しています。床材の種類に合った適切なワックスを選ぶことが必要なので、まずは自院の床材を確認することからスタートしましょう。また、万が一自院の床材がわからないなどの場合は、どんな床にも使える万能タイプのワックスを選ぶのも一手です。
また、クリニックで使うものを選ぶにあたってもっとも気を付けたいことは、「滑りにくいもの」を選ぶことです。その他、お盆や年末年始以外のタイミングでもワックスがけをしたいなら、翌日も診療でも気軽に使える「速乾性があるもの」を選ぶことなども重要です。
形状も4タイプある
ワックスは形状によって4タイプに分かれています。
液体タイプ
もっとも種類が多いのは液体タイプ。他のタイプと比べてフローリングをしっかりコーティングできるのが魅力です。
スプレータイプ
フローリングに直接スプレーした後、雑巾などで拭き取るだけでワックスがけできるためお手入れが楽。待合室などをこまめにお手入れしたいクリニックには向いているかもしれません。
シートタイプ
スプレータイプよりさらに簡単に掃除できるのがシートタイプ。掃除用ワイパーに取り付けてフローリングを滑らせるだけなので、試しにワックスがけしてみたいという人にもうってつけ。
クリームタイプ
はちみつなどの天然成分を使って作られている商品が多く存在します。赤ちゃんやペットがいる家庭などで使われることが多いですが、業務用としての販売はないので、クリニックで使うにはコスパが悪いです。
ワックスがけを任せられる業者は?
ワックスがけは、自院でもできなくはありませんが、日々の診療で多忙なことを考えると、業者に任せるのが得策といえます。そこで続いては、おすすめの業者を紹介します。
「ウルトラフロアケア」で美観を長期間! 『株式会社アドバンスサービス』
沖縄エリアから北海道エリアまでを網羅。創業以来30年間、医療機関の清掃に力を入れている業者です。ワックスを塗り重ねることによって初期の光沢を高めるという従来のワックス清掃とは異なり、「薬品や摩擦熱によって適度な艶を維持しながら美観を長期間にわたって維持させていく」という「ウルトラフロアケア」を採用しています。
施工の様子をSNSでも発信! アットホームで親しみを感じられる『クリニックメンテナンス専門店 光クリーン』『クリニックメンテナンス専門店 光クリーン』
クリニックのメンテナンスを専門としている、東京都の業者です。床洗浄およびワックス塗布の作業工程は、YouTubeでも事例として紹介されているので、依頼を検討したいクリニックはぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?
全国の清掃会社34社がエリアごとの清掃に対応する『skc清掃管理センター』
同管理センターに登録している清掃会社34社が、関東エリア、東海エリア、関西エリアの清掃に対応。クリニックの巡回清掃や定期清掃もおこなっています。
「床洗浄ワックス」「表面剝離清掃ワックス」「完全剥離洗浄ワックス」に対応『クリニック清掃ドットコム』
東京、埼玉、神奈川、千葉の一都三県に対応。床を洗浄後にワックスを塗布する「床洗浄ワックス」のほか、毎回、剥離作業を伴う「表面剥離洗浄ワックス」、床洗浄ワックスで落ち切らなくなった汚れや黒ずみのあるワックス層をすべて取り除く「完全剥離洗浄ワックス」などのプランも用意。
開業1年未満のクリニックのためのお得なプランも用意『有限会社エン・コーポレーション』
一都三県をカバー。深夜や早朝でも作業をお願いすることができます。床洗浄込みでの依頼も、クリーニング・ワックス掛けのみの依頼も請け負ってもらえます。開業1年未満のクリニックのためのお得なプランも用意されているので、開業仕立てもしくはこれから開業を検討しているクリニックにはぴったりです。
最先端のフロアコーティング剤による「ソリッドシール施工」が人気『病院清掃 クリニック清掃のアスター』
200平米以下の個人開業医のクリニックをターゲットとした、神奈川県の清掃会社です。ワックス洗浄は、100平米で42,000円が見積もりの基本と明朗。通常のワックス清掃、剥離清掃、表面剥離清掃のほか、2018年に開発された最先端のフロアコーティング剤を使った「ソリッドシール施工」も提供。
ワックス特有のニオイを抑えて施工する『株式会社アールアップサービス』
香川、岡山エリアのハウスクリーニング業者です。医療機関でのワックスがけには、「抗菌ワックス」を使用。黄色ブドウ球菌・大腸菌・緑膿菌などの気になる菌を抑制・シャットアウトして衛生的な床面を保つだけでなく、ワックス特有のニオイも抑えられているため、入院患者がいるクリニックでも安心です。
定期清掃契約がおすすめ『BIG SPACE』
愛知、岐阜エリアのハウスクリーニング業者です。定期清掃を依頼しているクリニックも。2度目以降のワックスがけの場合、前に塗ったものの剥離作業から手掛けて床の状態を復活させます。
リアルな口コミも参考にしたいなら業者検索・仲介サイトを利用するのも◎!
クリニックの清掃を専門で手掛けている業者に関しては、一般ユーザーが口コミを書き込むことがないため、Googleビジネスプロフィールなどでも口コミが見当たりにくいでしょう。利用するならその前に口コミを確認したい! という場合は、『ダスキン』や『おそうじ本舗』なら担当エリアの口コミを確認しやすいですし、もしくは『くらしのマーケット』なら一般消費者の口コミも確認できるため、特に小規模なクリニックであれば、こうした業者検索・仲介サイトを利用するのもいいかもしれませんね。
特徴
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診療科目
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この記事は、2022年9月時点の情報を元に作成しています。