クリニックに設置するおむつ交換台のおすすめは?

産婦人科や小児科に関わらず、患者が子ども連れで受診することを考えたら、おむつ交換台があると喜ばれることは間違いありません。では、おむつ交換台を導入するとして、どんな観点で選べばよいのでしょうか? チョイスの際のポイントやおすすめのメーカーをみていきましょう。

目次
  1. おむつ交換台を設置するメリットは?
  2. おむつ交換台を設置するデメリットは?
  3. おむつ交換台を選ぶポイントは?
    1. 安全性
    2. サイズ
    3. 形状
    4. お手入れの方法
  4. クリニックにおすすめのおむつ交換台は?
    1. あたたかみあるデザインの「据置型おむつ交換台 オムツっ子NR」
    2. マザーズバッグをひっかけて使える「オムツっ子V1スタンドセット」
    3. おむつ交換台の下に手荷物置きスペースが設置されている「業務用おむつ交換台 G-001」
    4. 清潔感溢れるデザインで掃除もラクな「YKA25S」
    5. 車椅子の患者も使いやすい「横型おむつ交換台OK21WK車いす対応」
  5. おむつ交換台ではなくベビーベッドを用意するのもあり

おむつ交換台を設置するメリットは?

まずは、クリニックにおむつ交換台を設置するメリットをみていきます。

産婦人科や小児科にとってはおむつ交換台の設置はマストであっても、その他のクリニックにとっては絶対に必要とはいいきれません。それでもおむつ交換台を設置することにどんなメリットがあるかというと、赤ちゃんがいる患者から選ばれやすくなることです。赤ちゃんを預ける先がないお母さんお父さんは、出かけるにあたっておむつ交換台がある場所を把握しています。そのため、たとえば居住エリアに内科が2つ以上あったとして、そのうちひとつがどんなに腕がたつと評判であったとしても、利便性を考えると選ぶことはないでしょう。

反対に、ドクターの経歴などは競合に引けを取るとしても、おむつ交換台があれば「患者想いのクリニック」だとしてよい口コミがつきやすくなるでしょう。

ただし、クリニックによっては、敢えて子連れではない患者を優先しているところもあるでしょう。たとえば、センシティブな状態の患者が多い診療科であれば、院内に小さな子どもがいることが患者から敬遠される場合もあります。自院がどちらの路線でいくのか、また、イレギュラー対応はどのようにしていくのかも事前に考えておけば、いざというときの対応がスムーズでしょう。

おむつ交換台を設置するデメリットは?

デメリットはなんといっても場所を取ることです。院内におむつ交換台を設置しようと思ったら、トイレをユニバーサルトイレにするか、またはおむつ交換台を設置できる授乳室などを別途設けることになりますが、敷地面積が狭ければ難しい場合もあるでしょう。

おむつ交換台を選ぶポイントは?

続いては、おむつ交換台を選ぶ際のポイントを説明します。

安全性

一番の基準はなんといってもこれ。どんなに安いものでも安全性に考慮していないということはあり得ませんが、そのなかでもより安全性に配慮しているものを選びたいところ。たとえば、赤ちゃんの転落防止の柵がついているタイプとついていないタイプがありますが、カバンからおむつを出す一瞬の間に寝返りする可能性があることなどを考えると、転落防止の柵がついたものをチョイスするのが賢明かもしれません。

サイズ

院内の限られたスペースに設置する場合、サイズチェックは重要なポイントです。おむつ交換台の周りにもある程度スペースがないとおむつを交換しにくいので、ゆとりを持って設置できるよう工夫したいところです。さらに、おむつ替えをするときは腰に負担がかかるので、患者が女性中心であれば女性の平均身長に合わせたものを、男女ともに子連れで来院する可能性が高いならその点も考慮に入れて選ぶのがいいでしょう。

形状

一般家庭で使われているおむつ交換台は、基本的に据え置きがほとんどですが、業務用のおむつ交換台のなかには、使うときにベッド部分を倒して、使い終わったら再び立ち上げる“収納式”もあります。このタイプだと、おむつ交換台を使わないときはスペースを広く使えます。

お手入れの方法

おむつ替えの最中に赤ちゃんがおしっこなどをして汚してしまうことは、珍しいことではありません。そのため、汚れてもさっと拭き取れる素材のものを選ぶのが賢明。おむつ替えをしているお母さんお父さんにある程度拭き取ってもらえるよう、そばにウェットティッシュなども設置しておきましょう。

クリニックにおすすめのおむつ交換台は?

続いては、クリニックにおすすめのおむつ交換台をみていきましょう。

あたたかみあるデザインの「据置型おむつ交換台 オムツっ子NR」

施設への育児環境整備のサポートや、子ども連れの家族に快適な育児環境を提供している 「omoio(オモイオ)」には、デザインやカラー、サイズ違いのおむつ交換台がとりどりにそろっています。ベーシックな据置型は、幅550mmのコンパクトサイズでシンプルなデザインなので、どんな内装にもしっくりマッチ。据置タイプなので、買ったらすぐにそのまま使えるところもうれしいですね。

参照:omoio(オモイオ)「据置型おむつ交換台 オムツっ子NR」

マザーズバッグをひっかけて使える「オムツっ子V1スタンドセット」

「オムツっ子NR」と同じメーカーですが、こちらは収納式。サイドウォール(両サイドの柵)が高めに設定されているので安心です。また、耐荷重30キロで、マザーズバッグなどをかけられる荷物かけ付きなので、おむつ替えの際、荷物を床に置く必要がありません。

参照:omoio(オモイオ)収納式おむつ交換台(縦型)「オムツっ子スタンドセット」

おむつ交換台の下に手荷物置きスペースが設置されている「業務用おむつ交換台 G-001」

本体フレームに赤松集成材を使用した、洗練デザインのおむつ交換台です。寝台の前面、側面は曲線になっているので、赤ちゃんが寝がえりをうってぶつかっても痛くありません。万が一のための転落防止ベルト付き。おむつ交換台の下に、手荷物が置ける収納棚が付いているのも魅力です。

参照:ヤマサキ「業務用おむつ交換台 G-001」

清潔感溢れるデザインで掃除もラクな「YKA25S」

省スペースで設置できる開閉式のおむつ交換台。身体の接触を考慮して、シート全面をクッションで囲んだデザインに仕上げています。また、凹凸が少ないため掃除がラクなのもうれしいポイント。白一色で清潔感があるので、こまめに掃除して衛生面も万全に保ちたいですね。

参照:TOTO「YKA25S」

車椅子の患者も使いやすい「横型おむつ交換台OK21WK車いす対応」

車椅子でのアプローチのしやすさを考慮してデザインされたおむつ交換台。クッションの高さが720mmで、車椅子乗車時の膝がおむつ台の下に入るので、無理なくおむつを交換することができます。片手操作の横ずれ防止ベルト、荷物掛け用フック付き。

combi「横型おむつ交換台OK21WK車いす対応」

おむつ交換台ではなくベビーベッドを用意するのもあり

おむつ交換をメインの目的とするならおむつ交換台の用意が最適ですが、基本的には子連れの患者は少なく、もしも子連れ患者が来院したときのための準備を整えておきたいと考えるのなら、おむつ交換台ではなくベビーベッドを用意しておくといいでしょう。ベビーベッドであれば、患者が診察中に赤ちゃんを寝かせておくこともできるので、患者が安心して診療を受けることができます。実際、ベビーベッドを置くことでおむつ交換台としても使っているクリニック も多いので、ぜひ検討してみてくださいね。

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特徴

1.使いやすさを追求したUI・UX ・ゲーム事業で培って来た視認性・操作性を追求したシンプルな画面設計 ・必要な情報のみ瞬時に呼び出すことが出来るため、診療中のストレスを軽減 2.診療中の工数削減 ・AIによる自動学習機能、セット作成機能、クイック登録機能等 ・カルテ入力時間の大幅削減による患者様と向き合う時間を増加 3.予約機能・グループ医院管理機能による経営サポート ・電子カルテ内の予約システムとの連動、グループ医院管理機能を活用することにより経営サポート実現 ・さらにオンライン診療の搭載による効率的・効果的な診療体制実現

対象規模

無床クリニック向け 在宅向け

オプション機能

オンライン診療 予約システム モバイル端末 タブレット対応 WEB予約

提供形態

サービス クラウド SaaS 分離型

診療科目

内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管科、小児外科、皮膚泌尿器科、皮膚科、泌尿器科、性病科、肛門科、産婦人科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、気管食道科、放射線科、麻酔科、心療内科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科、、、、