整体院開業は「儲からない」?整体師として理想の収入を得る方法とは

整体師を目指している人、整体師として整体院などに勤務している人にとって気になることのひとつが、「開業したら理想の収入を得られるかどうか」ということでしょう。

なかには、先輩整体師から「開業しても儲からなかった」と聞いてガッカリしている人もいるかもしれません。では、実際のところ整体師は独立開業しても年収が上がりにくいのでしょうか? さっそくみていきましょう。

整体院などに勤務する整体師の平均年収はどのくらい?

まずは、整体院やリラクゼーションサロンなどに勤務している整体師の平均年収をみていきましょう。整体院などに雇用されている整体師の平均年収は、求人サイトの求人情報を元に算出された額としては、約375万円であることがわかっています。

 

独立して経営者になると平均年収はどう変化する?

では、独立開業すると平均年収はどう変化するかというと、当然ですが、マイナスになることもあればプラスになることもあります。東京商工リサーチの調査によると、2018年には93件の整骨院・接骨院が廃業しているので、実際に経営がうまくいかずに廃業している施術所も多いことがわかります。

しかし一方で、整体院などに雇われている整体師の2倍以上の収入を稼いでいる経営者も大勢いますし、なかには年収1,000万円を超えている経営者もいます。

では、どうして整体師は独立開業しても儲からないイメージが強いのかというと、儲けている経営者に比べて設けていない経営者が多いことが考えられます。

参照: 東京商工リサーチ 2018年「マッサージ業、接骨院等」の倒産状況は過去10年で最多93件に急増、5年連続で前年を上回る

 

整体師経営者として稼ぐためには何が必要?

続いては、稼いでいる整体師経営者と稼げていない整体師経営者は何が違うのかをみていきましょう。

事業計画・資金計画を立てて実行している

事業の目標を実現するための行動指針となる「事業計画」は、立てるだけではなく、実践できているかどうかを定期的に確認して軌道修正していくことが必要です。また、開業にあたって融資を利用しているなら、返済計画通りにきちんと返済していくことも必要ですし、理想の年収を実現するために必要な患者数を算出して、集患方法を考えていくことも大切です。

国家資格を有している

まずは、国家資格を有していることは大きな強みといえます。国家資格がなければ必ず稼ぐことができないというわけではありませんが、「柔道整復師」または「あん摩マッサージ指圧師」の国家資格を有していると、それが売りになりますし、提供できる施術も変わってきます。

保険診療が可能である

「柔道整復師」または「あん摩マッサージ指圧師」の国家資格を有していれば、保険診療をおこなうことができます。健康保険の対象となるメニューが用意されていれば、患者にとっては自費負担額が少なくなるので、そのぶん、患者から選ばれやすくなります。

立地がいい

ターゲットとなる患者が通いやすい場所で開業すれば、集患に有利です。ただしそのぶん競合が多かったり家賃が高かったりするので、慎重に物件を選ぶことが必要です。

宣伝がうまい。SNSなどをうまく使いこなしている

ホームページを充実させることはもちろん、SEO対策、MEO対策もきちんと講じて、より多くの人に自分の店を知ってもらう努力を続けている経営者は、宣伝が上手であるといえます。TwitterやInstagram、tiktokなどのSNSもうまく活用して情報を発信し続けていると、たくさんの人の目に留まりやすくなります。

競合との差別化についても考えている

都心部で競合が多いエリアなら特に、周囲の競合との差別化を図ることが大切です。他施設と比べてすぐれている点がどこなのかを客観視して、そこをアピールする努力を惜しまないことで注目度が高まります。

コミュニケーション力が高い

整体院や整骨院にくる人は基本的に身体に不調を抱えていて、辛いと感じているので、そこに寄り添ってあげることはとても大切。患者が何に悩んでいるのかにきちんと耳を傾け、どんな生活習慣が影響している可能性があるのか、普段の生活で気を付けるべきことなどを一緒に考えてあげることで、「これからもここに通い続けたい」と思ってもらいやすくなります。

一人院長になる

スタッフを雇わず、経営も施術もすべてひとりでおこなう「一人院長」であれは、スタッフに給料を支払う必要がないため、自分のぶんの儲けが大きくなりやすいといえます。また、電気治療器などをうまく活用することで、施術中に次の患者の施術を隣のベッドではじめるとしても、2人以上の施術を同時進行は難しいため広いスペースが必要ではなく、そのぶん家賃も抑えられます。ただし、ひとりだと体調が悪くても休みが取れないなどデメリットもあるので、本当にひとりでやっていけるかどうかは重々考えてから決断したいところです。

 

稼げる確率を少しでも上げるために、いろんな人に話を聞こう!

稼ぐための策をさまざまに講じても、経営がうまくいかない可能性は十分あり得ます。そのため、稼げる確率を少しでも上げるために、経営についてしっかり勉強することはとても大切。先輩整体師だけでなく、コンサルタントや税理士にも話を聞くことで、必要な知識を身につけることがおすすめですよ。

税務会計業務を中心に、さまざまな周辺業務を、専門特化したプロフェッショナルが手掛けています。

特徴

弊社は、京都市南区に本社、大阪市と滋賀県草津市に支社がある税理士法人です。税理士法人を母体とし、グループ会社には社労士法人、経理代行会社、行政書士法人がございます。マナー研修なども行っており、税務・人事・労務などあらゆるお悩みにお答えできるようにワンストップサービスで行っております。 ◇開業ご支援での税理士法人の事業計画書の作成、借入支援、開業申請、税務相談、補助金のご案内等、社労士法人の採用窓口代理業務から雇用契約書まで、医療接遇インストラクターによるマナー研修など、開業前から開業以降も、事業でのご心配・ご不安を解決するお手伝いをしております。

対応業務

会社設立 助成金対応 月次面談・監査 経理代行 記帳代行 税務相談・申告 相続税・資産税 融資・資金調達 給与計算 年末調整 人事・労務手続き 資金繰り相談 経営計画・経営指導 経営コンサルティング 事業計画 節税対策 M&A 事業継承 財務分析

その他特徴

医療業界に強い 事業承継に強い

診療科目

内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管科、小児外科、皮膚泌尿器科、皮膚科、泌尿器科、性病科、肛門科、産婦人科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、気管食道科、放射線科、麻酔科、心療内科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科、、、、
クリニック開業から医業経営・資金調達計画・償還計画・事業承継までワンストップでサポート提供

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医業経営業務・医業経営に精通した経験豊富な専門スタッフがクリニック開業から医業経営、医療法人設立、事業承継、財産承継までワンストップでご支援。 ドクターにとって、かけがえのない「オンリーワンパートナー」として、手厚いサポートを実践いたします。

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人事・労務・総務をサポートし法令遵守業務効率化、コスト削減のご提案!

特徴

当法人はNTS総合コンサルティンググループに所属し、つながる全てに「ありがとう」を の理念のもと、他法人では難しい課題も解決につなげてまいります。 法令遵守、業務効率化、コスト削減を可能とする総合アウトソーシングのご提案をさせていた だき、本業に専念できる環境をお約束致します。

対応業務

住民税関連手続き 人事労務相談 社会保険 手続き代行 就業規則策定 給与規定策定・見直し 助成金 人事制度の策定 退職金 メンタルヘルス 個別労働関係紛争の解決 年金相談 創業サポート

診療科目

内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管科、小児外科、皮膚泌尿器科、皮膚科、泌尿器科、性病科、肛門科、産婦人科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、気管食道科、放射線科、麻酔科、心療内科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科、、、、

執筆 CLIUS(クリアス )

クラウド型電子カルテCLIUS(クリアス)を2018年より提供。
機器連携、検体検査連携はクラウド型電子カルテでトップクラス。最小限のコスト(初期費用0円〜)で効率的なカルテ運用・診療の実現を目指している。


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