処方箋のサイズに決まりはある? 明細書と一枚にまとめることは可能?

クリニックの開業にあたっては、医療機器以外に、パソコンやオフィス家具など、自院で使うさまざまなツールを購入またはレンタルしなくてはなりません。そのなかのひとつにプリンターおよび用紙などの備品も含まれますが、処方箋や明細書を印刷する紙のサイズにまでこだわって導入するものを決める人は少ないかもしれません。しかし、処方箋、明細書ともに基本的に毎日出力するものなので、最初にきちんと納得していなければ、後から仕様を変えたくなることもあるかもしれません。そこで今回は、処方箋や領収書について事前に知っておきたいことをみていきます。

目次
  1. 処方箋の基本サイズはA5
  2. 実際はA4でプリントアウトしているクリニックも多い
  3. 領収書と明細書は一枚にまとめることができる
  4. 電子カルテを選ぶ際に対応用紙についても確認しよう!

処方箋の基本サイズはA5

まずは処方箋のサイズに関する規定からみていきましょう。

処方箋のサイズに関しては、「保健医療機関及び保険医療養担当規則」第23条で「保険医は、処方せんを交付する場合には、様式第2号又はこれに準ずる処方せんの様式に必要な事項を記載しなければならない」と規定されています。

ここに書かれている「様式第2号」とはA5サイズのこと。つまり、基本的にはA5サイズの用紙が望ましいということになりますが、「これに準ずる様式」との表記のもと具体的な範囲を示しているわけではないので、おおむねA5程度であれば問題ないと、一般的には解釈されるでしょう。

参照:保険医療機関及び保険医療養担当規則 第二十三条(処方箋の交付)より一部抜粋

実際はA4でプリントアウトしているクリニックも多い

基本サイズはA5であっても、実際のところは、A4サイズでプリントアウトしている医療機関はとても多いです。なぜかというと、プリントアウトにもっとも多く使う用紙はA4であるため、処方箋や領収書のために別途A5サイズまたはその他のサイズの用紙を用意しなくて済むためです。

領収書と明細書は一枚にまとめることができる

また、会計時に、処方箋、領収書、明細書の3枚の紙を出力しなければいけないことを手間だと感じているクリニックも意外と多いかもしれませんが、領収書と明細書は一枚にまとめられるので、これまで別々に発行していたなら、エコのためにも一枚にまとめてはいかがでしょうか?

たとえば、レセプトソフトにORCAを使っているなら、プリントアウトする用紙の選択も、領収書と明細書を一枚にまとめることも簡単にできます。

用紙を変えた場合や一枚にまとめた場合にどんな見た目になるのかは、以下のページでも確認することができます。

参照:ORCA 帳票サンプルリスト

また、操作方法に関しては以下でも確認できます。

参照:CLIUS「領収書・明細書・処方箋の再発行(ORCA)」

電子カルテを選ぶ際に対応用紙についても確認しよう!

上記に説明した通り、CLIUSやORCAでなら領収書や明細書をまとめて印刷することもできますが、プリントアウトに関する仕様は電子カルテによっても異なるので、より便利な方法で印刷したいと考えている人は、一度、お使いの電子カルテのメーカーに問い合わせてみることをおすすめします。

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提供形態

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診療科目

内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管科、小児外科、皮膚泌尿器科、皮膚科、泌尿器科、性病科、肛門科、産婦人科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、気管食道科、放射線科、麻酔科、心療内科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科、、、、