この記事では、予約管理システムを導入するメリット、そしておすすめの予約管理システムを紹介していきます。
美容クリニックが予約管理システムを導入するメリットは?
美容クリニックが予約管理システムを導入するメリットはいくつかあります。
業務の効率化につながる
電話で予約に対応しなくてよくなるため、電話対応の時間を他のことに充てられます。
ダブルブッキングなどのミスがなくなる
予約に電話で対応していたら、ダブルブッキングしたり、人数調整を誤って同じ時間帯に予約を集中させたりすることがあります。
また、クリニックが伝えた日時を患者がメモし間違えていて、「こちらが正しい」と主張されたとき、電話であれば記録が残っていませんが、予約システムであればシステム上に記録が残っているので安心です。
電子カルテ、レセコンと連携できる
電子カルテ連携機能を使えば、診察当日に自動的に電子カルテが用意され、患者が受付するとそのことを記録できます。さらに、レセコンと連携することで、診療報酬の金額が自動で算出されるものもあります。
再来受付がスムーズ
専用端末を院内に設置することで、再来受付できる予約システムもあります。
治療や検査の準備がスムーズ
「治療と治療器具」「検査と検査室」など、関連した項目を予約時に自動登録できる機能がある予約システムもあります。さらに、治療器具の滅菌時間なども計算してアラートを出してくれる予約システムもあります。
患者満足度が向上する
クリニックの営業時間外でもネットやLINEから予約できるとなると、患者満足度が向上します。その結果、よい口コミが増える効果も期待できます。
無断キャンセルを抑止できる
メールやLINEで予約の前日などにリマインドを送ることができる予約システムを導入すれば、患者が予約したことを忘れて無断キャンセルする可能性が低くなります。
また、予約システムを導入していれば、予約の変更や取り消しをweb上で行えることから、直接電話してキャンセルする気まずさがなく、心理的にキャンセルしやすくなるというのも理由です。
キャッシュレス決済がスムーズ
患者がクレジットカードを登録していれば、予約システムで予約をとる際に決済できる機能を備えた予約システムもあります。
美容クリニックにおすすめの予約管理システム
続いては、美容クリニックにおすすめの予約管理システムをみていきましょう。
自由診療に特化した「キレイパスコネクト」
「24時間365日スマホやPCから予約できる」「LINE公式アカウントのリッチメニューを見て予約できる」など、患者目線で使いやすいのはもちろん、「VIP」「インフルエンサー」などの任意の属性ラベルを患者に付与できるなど、クリニックにとって使いやすい機能も満載です。
また、ひとつの予約に対してオーダーや部屋を複数紐づけられるので、カウンセリングと脱毛を異なる部屋で30分置きにおさえたいときなども便利です。スタンダードコースの月額利用料は税込44,000円。そのほか、プレミアコースやカスタマイズコースがあります。
常にアップデートを続けている「Kwin Choice(クイーンチョイス)」
LINEとの自動連携や患者へのリマインド機能で、受付やカウンセリングにかかる時間を削減してくれる、自由診療に特化した予約システムです。
電子カルテとの連携機能、予約集計機能などの便利な機能も搭載しています。また、導入しているクリニックからの意見を取り入れて、随時機能をアップデートしています。初期費用40万円、月額利用料19,800円。
美容整形外科に特化した予約システムを選べる「RESERVA(レゼルバ)」
あらゆる診療科にとっての使いやすさを追求した結果、診療科ごとに個別の予約システムを提供している「RESERVA(レゼルバ)」。
カテゴリー別の予約機能を搭載しているので、メニュー別に予約をとることもできます。料金プランは細かく6種類に分かれていますが、まずは基本機能のみ使える無料のフリープランで試してみるのもいいかもしれません。
「メディカル革命by GMO」
RESERVA同様、診療科ごとに個別の予約システムを提供している「メディカル革命 by GMO」。クリニックに電話がかかってきた際、患者情報が自動表示される「CTIシステム」搭載。そのまま予約入力画面に移れるので、電話受付業務が効率化されます。利用料は要問合せ。
最新ICT×専門コンサルタントがサポート「MEDICALPASS」
“最新ICT×経験豊富な専門コンサルタントが理想のクリニック運用をサポートする”をテーマとした、クラウド型診療予約システムです。予約は最短10秒で完了。26,000万件超えの受付実績を有しています。スタンダードプランは初期費用税込495,000円、月額利用料税込19,800円。
参照:UnKnot株式会社(アンノット)「MEDICALPASS」
クリニック専用ネット予約システム「アポクル予約」
時間帯予約・順番待ち予約の2種類に対応しているため、当日予約にも対応できるのが魅力です。1日の制限数・枠数などを設定可能。患者の待ち時間短縮につなげられます。
初期費用無料。アポクル予約の利用のみの場合月額利用料は2万円、Calooプレミアム掲載併用プランの場合は月額1万円。ただし、3か月間の無料お試し期間が設定されています。
LINE簡単予約システム「リピッテ」
LINE公式アカウントを利用した自動予約管理システムです。患者はスマホカメラでQRコードを読み取るだけで友だち登録できるため、気軽に登録してもらえるので、リピーターの獲得にもつながります。
LINE公式アカウントの一斉配信を活用してキャンペーンなどのお知らせを配信して、そのままLINE画面から予約してもらうこともできるので、増患が期待できます。初期費用は税込10,780円、月額利用料は税込8,800円。
「CLINICSカルテ」と連携OK「CLINICS予約」
株式会社メドレーが提供する電子カルテ「CLINICSカルテ」と連携できる予約システムです。患者データの転記が不要なので、業務の効率化が測れます。
また、予約専用ページ作成だけでなく、オンライン診療・服薬指導アプリ「CLINICS」に掲載も可能。電子カルテがCLINICSカルテのクリニックにとってはいいことづくめです。利用料は要問合せ。
60日間無料お試し可能「診療予約2022」
画面構成のわかりやすさと操作性のよさを追求した予約システムです。順番待ち、時間帯予約の2種類が使えるほか、複合利用も可能です。
順番予約の場合、患者は自宅などから予約して、診察順番が近づく時間に合わせてクリニックへ向かうことができます。時間帯予約はシステムによる24時間受付が可能です。初期費用無料。無料で60日間試した後、気に入って使い続けたい場合は、月額1万円で利用できます。
参照:「診療予約2022」
3種類の予約方法を活用できる「ドクターキューブ」
時間予約、順番予約、時間枠予約の3種類を活用できる予約システムです。システムの併用や途中からの変更にも対応可能。また、院内表示ディスプレイをドクターの好みに合わせてフルカスタマイズできます。院内で予約をとってもらうためのインターフェイスとして、タッチパネルも用意。利用料は要問合せ。
参照:「ドクターキューブ」
予約機能を有した電子カルテを選ぶという手もある
予約システムは単独で導入ももちろん可能ですが、電子カルテに予約機能がついているなら、別途、予約システムを導入する必要はありません。たとえば、電子カルテ「CLIUS」のオプション機能である予約機能は、追加料金無料で利用できます。
これから電子カルテを導入するクリニック、もしくは既に導入している電子カルテのオプションに予約システムが用意されている場合は、ぜひ詳しい使い方をチェックしてみてくださいね。
特徴
提供システム
システムとの提携
対応言語
予約・受付機能
その他機能
診療科目
特徴
対応言語
システムとの提携
予約・受付機能
提供システム
診療科目
特徴
提供システム
予約・受付機能
対応言語
システムとの提携
その他機能
診療科目
この記事は、2023年5月時点の情報を元に作成しています。
執筆 CLIUS(クリアス )
クラウド型電子カルテCLIUS(クリアス)を2018年より提供。
機器連携、検体検査連携はクラウド型電子カルテでトップクラス。最小限のコスト(初期費用0円〜)で効率的なカルテ運用・診療の実現を目指している。
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