【例文あり】円満退職と転職成功につながる退職理由とは? 「看護観の違い」をどう伝える?

看護師が職場を退職したいときには、適切な言葉で職場に退職理由を伝える必要があります。また、転職希望先に送る履歴書でも、その後の面接でも、前職の退職理由を適切に伝える必要があります。しかし、引っ越しや妊娠、介護などののっぴきならない理由ではなく、職場に不満があって転職を希望している場合、言葉選びが難しいと感じるかもしれません。そこで今回は、「適切な伝え方」とはどのような伝え方なのかを詳しく解説していきます。

目次
  1. 退職理由は必ず説明する必要がある?
  2. 退職理由を伝えるにあたっての注意点は?
    1. 嘘はつかない
    2. 「ネガティブ」を「ポジティブ」に変換する
  3. 円満退職および転職成功に導く「看護観の違い」とは?
  4. 【退職する職場に対して】「看護観の違い」をフィーチャーして退職理由を伝える場合
    1. (例文1)仕事内容などに不満があった場合
    2. (例文2)人間関係に不満があった場合
    3. (例文3)働き方が合わない場合
  5. 【転職希望先に対して】「看護観の違い」をフィーチャーして前職の退職理由を伝える場合
    1. (例文1)仕事内容などに不満があった場合
    2. (例文2)人間関係に不満があった場合
  6. 伝え方に気を付けることは社会人としての大切なマナー

退職理由は必ず説明する必要がある?

まず、そもそも退職理由は必ず説明する必要があるのかをみていきます。

退職理由は人によってさまざまで、その理由を説明するのがイヤだと思うかどうかも人によって異なります。では、退職理由は説明しないといけないのかというと、基本的には、退職したい職場に対しても、転職希望先に対しても説明すべきです。しかし、社内の人間のパワハラやセクハラなどが原因の場合をはじめ、「言えない」「言いたくない」ということはあるでしょう。その場合は、退職したい職場に対しては、退職理由を「一身上の都合」とするといいでしょう。

ただし、転職希望先に対しては違います。スタッフを募集している医療機関や施設からすると、履歴書に前職の退職理由が「一身上の都合」と書かれていたら具体的にどういう理由なのかが気になりますし、「書けないような問題行動を起こしたのだろうか?」と勘繰られて面接に呼んでもらえない可能性だってあり得ます。もしくは、面接に呼んでもらえたとしても、さすがに面接の場でも「一身上の都合」を押し通したら、先方からよくは思われないでしょう。

退職理由を伝えるにあたっての注意点は?

続いては、退職理由を「一身上の都合」とすることなく、きちんと説明するにあたっての注意点をみていきます。注意点は大きく2つ挙げられますが、2つとも、退職する職場に対して退職理由を伝える場合にも、転職希望先に退職伝える場合にも共通して大切であることです。

嘘はつかない

「本当の退職理由を言ったら、よくない印象を持たれそう」などと考えて、嘘の退職理由を用意する人も多いでしょう。しかし、嘘の退職理由を伝えるのは基本的にはNGです。ただし、前述の通り、ハラスメントに悩んでいて、本当のことを言った結果トラブルに逢いそうな場合などは、少なくとも退職する職場に対して本当の気持ちを言う必要はありません。そこに関しては「一身上の都合」で通しましょう。ただし、転職希望先に対しては真実を伝えることが重要です。もちろん、自分の考えや経験したことのすべてをあからさまに話す必要はありませんが、真実とはかけ離れた嘘の理由で伝えた結果、後々それが嘘だとバレたら先方から信頼されなくなってしまいます。

「ネガティブ」を「ポジティブ」に変換する

「嘘をつくべきではない」とはいっても、たとえば「院長が嫌いだ」「給料に不満がある」などのネガティブな理由で退職したい場合、それをそのまま伝えることは問題があります。なぜなら、退職する職場の人間がイヤな思いをする可能性が高いからというだけでなく、「そういうことなら改善するから退職は取りやめにしてくれ」と提案される可能性があるからです。そうなった場合、「退職する気満々なのにいまさらモチベーションを取り戻せない」という場合も多いでしょう。

では、転職志望先に対してはネガティブな退職理由をそのまま伝えていいかというとそれもご法度。なぜなら、たとえば「職場内の人間関係が悪く働き辛かった」「残業が多く不満だった」などと伝えたところ、「うちで働き始めても、イヤなことや不満があればすぐに辞める人なのだろう」と判断される可能性が高いからです。

では、ネガティブな退職理由であっても、嘘をつくことなくポジティブに変換するにはどうすればいいかというと、たとえば、不満点には触れることなく、「これまで学んだことを武器に新たな分野でチャレンジしたい」「もっと視野を広げたいと考えるようになった」など、将来を考えての退職であることを強調するのも一手です。

円満退職および転職成功に導く「看護観の違い」とは?

ネガティブをポジティブに変換するにあたって、覚えておくと役立つのが「看護観の違い」という考え方です。

「看護観」とはなにかというと、「看護師として患者にどのような看護を提供するか」に関する考え方で、一人ひとりが思い描く理想の看護師像です。そのため、看護観に「正解」はありません。

つまり、職場に対してどんな不満があったとしても、「このままここで働き続けていては理想の看護を提供することができない」を「このクリニックの人たちは私とは看護観が違う」に変換して相手に伝えると、「それならしょうがないよね」と納得してもらいやすいと同時に、相手の看護観を否定することにもならないため、相手から悪い印象を持たれにくいといえます。

【退職する職場に対して】「看護観の違い」をフィーチャーして退職理由を伝える場合

続いては、退職したい職場に対して退職理由を伝える文章において、「看護観の違い」をフィーチャーさせると際のポイントをみていきます。

(例文1)仕事内容などに不満があった場合

「〇〇クリニックで働きながら多くの患者様からお話を伺うなかで、自宅での医療を必要としている人が思った以上に多い現実を知ったことで、訪問看護の道を志したいと考えるようになりました。そのため、まずは訪問看護ステーションに転職して、地域の皆様の役に立っていきたいです」

(例文2)人間関係に不満があった場合

「△△病院での仕事はとてもやりがいがありましたが、急患が多く、常に周りのスタッフ同様スピーディに対応することが自分には向いていないことに気づかされ、もっと小規模なクリニックで、患者様一人ひとりとしっかりコミュニケーションをとりながら働きたいと考えるようになりました」

(例文3)働き方が合わない場合

「年齢を重ねていくなか、徐々に夜勤の肉体的負担が大きくなっていることを実感せざるを得なくなり、このままでは周りのスタッフにも迷惑をかけると考え、退職を決意しました。今後は夜勤がないクリニックで働くことを希望しておりますが、××病院で身に着けた知識やスキルを武器に、地域の皆様の健康と安全をサポートしていきたいと考えています」

「職場での経験があったからこそ、看護師としての理想の働き方を含めて、自分のなかで新たな看護観が確立された」という流れにすれば、退職する職場からも「それなら応援したい」と思ってもらいやすくなります。

【転職希望先に対して】「看護観の違い」をフィーチャーして前職の退職理由を伝える場合

続いては、転職希望先に対して、前職の退職理由を伝えるときポイントをみていきます。

(例文1)仕事内容などに不満があった場合

「前職では、内科クリニックの看護師として幅広い世代の患者様の看護を担当させていただきました。そのなかで、患者様から、病気やケガが原因で不安な気持ちになっていると相談されることも多く、ひとりひとりともっと密にコミュニケーションをとることで、患者様の心の支えになりたいと考えるようになり、訪問看護の道を志すことに決めました

(例文2)人間関係に不満があった場合

「前職は、総合病院に10年ほど勤務していました。大変働きやすい職場ではあったのですが、看護師だけでも相当な人数が勤めていることから、多職種の皆様と意見交換しながら新しい文化を取り入れていくことなどは難しく、“思いついたことを形にするチャンスがある職場なら、もっと自分らしく働けるかもしれない”と考えるようになりました。そのため、貴院のSNSでの発信を拝見して、看護師同士、また他職種の皆様とも意見を交換し合って仕事できる環境であることに強く惹かれました」

「前職で学んだことを活かして仕事したい」「前職の仕事もやりがいがあったが、それとは違う魅力がある働き先だと感じて応募した」という伝え方をすると、「看護についてしっかり考えているからこそ、自分の看護観に合った働き方を求めて自院に辿り着いたのだな」と思ってもらいやすくなります。

伝え方に気を付けることは社会人としての大切なマナー

職場を退職するときに限らず、自分の意思や考えを相手に伝える際には、伝え方に気を付けることがとても大切です。選ぶ言葉ひとつで、相手をイヤな気持ちにさせることもあれば、相手がこれからも自分の味方でいたいと思ってくれることもあります。職場が嫌いで退職したい場合は。「相手がどう思おうが知ったこっちゃない!」「こっちのことをどう思われてもいいからすぐに辞めたい!」と思うかもしれませんが、人からネガティブな印象を持たれることは、人生において決してプラスに働きません。たとえば、不満をストレートに伝えて退職した場合、どこからかその情報が洩れて医療業界内に知れ渡り、「失礼な人だな」と思われる可能性もゼロではありません。そうした状況はあなたにとってなんの得にもならないので、社会人として最低限のマナーは守って退職するようにしてくださいね。

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