看護師として働く中で、診療科ごとの特徴や職場環境がストレス要因となることは少なくありません。今回は現役看護師の皆さんにアンケートを行い、「どの診療科目が最もストレスがかかるのか?」を徹底調査しました。
具体的なストレスの理由についてもリアルな声を集めていますので、転職や科目選択の参考にしてください。
第1位:外科
今回のランキングで1位となったのは、「外科」でした。医師や看護師間の関係性、業務の特性がストレスの要因となっているようです。実際の看護師の声をいくつかご紹介します。
「神経質で細かい先生が多く、いつ何時でも患者さんの状態が変わればすぐに報告してほしい先生が多い。そのため他の科より細かくタイムリーに報告をするようにしている。」(空丸/30代後半)
「医師たちがプライドが高く、病棟では冷たいですが、飲み会になると少しセクハラっぽい人が多い。」(フランボワーズ/30代後半)
「外科の看護師は、性格がキツい人が多い傾向がある。」(かつこ/50代前半)
第2位:内科
第2位は「内科」です。患者対応の多さと、医師の態度が問題視されることが多いようです。
「(総合内科について)科自体が緊急入院も多く、非常に忙しい部署なので殺伐としている。とても気を遣う。」(さくさく/30代後半)
「医師は看護師に厳しく、患者には優しい。」(mijinco/40代前半)
「医師は、看護師の意見を聞き入れない頑固な傾向がある。」(かつこ/50代前半)
第3位(同率):脳神経外科
同率で第3位となったのは、「脳神経外科」です。業務量の多さや人間関係の複雑さがストレスの要因となっています。
「神経質で曲者の先生が多いです。感情の起伏も激しい人が多いのでかなり顔色を見ます。」(shiokoro/30代後半)
「ダントツで忙しい。介助量が多い。」(ぽーみ/20代後半)
「不倫率高く、この看護師はこの先生のと決まっている。」(はむ/20代前半)
第3位(同率):循環器科
同じく第3位の「循環器科」では、医師や看護師間の特徴的な性格や関係性が注目されました。
「医師はナルシスト多め。指示の出し方が自分中心。」(mijinco/40代前半)
「看護師間の関係がどろどろしている。」(ぽーみ/20代後半)
「看護師はお高くとまっている印象。モニターが読めるため、他を見下す。」(回答者:りん/30代後半)
その他
特定の診療科目ではありませんが、次のような意見も寄せられました。
泌尿器科:「よくわからないところで怒ってくる先生が多い。大雑把な先生が多い印象。関わりにくい。」(たき/30代後半)
消化器科:「先生の態度がでかい。威圧的。」(すずちゃん/20代後半)
まとめ
診療科ごとに異なる特徴がストレス要因として挙げられる結果となりました。特に医師や看護師同士の人間関係、業務の負担感が主なストレス要因のようです。
自分に合った環境を見つけるためにも、転職や診療科選びを検討する際には、こうしたリアルな声を参考にしてみてはいかがでしょうか。
この記事は、2024年11月時点の情報を元に作成しています。