看護師に聞いた「お局様対策」は?ランキング形式で紹介

看護師として働く中で避けて通れないのが職場での人間関係。その中でも特に「お局様」との関わり方に悩む方は多いのではないでしょうか?

本記事では、現役看護師を対象に実施したアンケート結果から「お局様対策」のランキングを発表します。実際の看護師のリアルな声をもとに、職場でのストレスを減らしながらうまく対応するためのヒントをご紹介します!

目次
  1. 第1位:なるべく関わらない
  2. 第2位:挨拶をする
  3. 第3位:相手の機嫌を取る
  4. 第4位:あえて積極的に関わる
  5. その他:あえて相手のタメになることをして、感謝させる
  6. まとめ

第1位:なるべく関わらない

今回のランキングで1位となったのは、「なるべく関わらない」です。多くの看護師が「お局様」と適度な距離を保つことが最も有効と答えています。

実際の看護師の意見としては、以下のようなものがありました。

「お局に期待しない。何か嫌味を言われても気にしない。極力関わらない。」(りち/20代後半)

「出来る限り近づかない。嫌味などは聞き流す能力を身につける。」(えり/30代後半)

「必要最低限のコミュニケーションで関わるようにしています。女性の職場のため、話が大袈裟になったり、すぐ噂が広がったりしてしまうため、余計なことは話さないようにしています。」(フランボワーズ/30代後半)

一方、「なるべく関わらない」と回答したものの、こんな意見もありました。

「「相手にしない」に尽きますね。周囲も近づかないのはみんな一緒ですから。仕事上の付き合いと思って、割り切ります。ただ、一度わざと周囲が驚くくらいキレてやったことがあります。それ以降相手が静かになって、やりやすくなった荒療治の経験もあります」(北のおっさんナース/40代後半)

第2位:挨拶をする

2位には「挨拶をする」がランクインしました。基本的なマナーを守ることで、お局様との関係が円滑になるという意見が多く見られました。

「前々効果を感じたことがないのですが、はっきりと挨拶をする、考えを伝えるようにしています。」(さくさく/30代後半)

「職場の雰囲気が良くなるので、挨拶を忘れないようにしています。」(石ちゃん/20代後半)

「笑顔で接するが持ち上げたり機嫌を取ろうとはしないが、最低限の挨拶はする」(抹茶ぷりん/40代後半)

第3位:相手の機嫌を取る

3位は「相手の機嫌を取る」でした。お局様との間で波風を立てないために、相手の気持ちを配慮する工夫をしているという声が多く挙がりました。

「とりあえず、その人に合わせる。戦わない。「そうですよね。」を多用する。とりあえずもちあげる。」(みっき/40代前半)

「話を聞く時には患者さんに対してと同じようになんでも共感的な態度で話しを聞いていました。」(ユーん/30代前半)

「笑顔で対応し、(お局の)テンションを上げまくる。その状態だと仕事が捗る。」(mijinco/40代前半)

第4位:あえて積極的に関わる

意外にも「あえて積極的に関わる」という意見が4位に入りました。避けるのではなく、正面から向き合うことで関係を改善しようとする看護師もいるようです。

「あえて積極的に喋りかける。」(ぽーみ/20代後半)

「私のお局さんと関わる上で、心がけていることになりますが、「あえて積極的に関わる」です。
お局だなと思って避けていると、苦手意識が芽生えてしまう。それよりも、あえて積極的に関わり、仕事の話に限らず、世間話やプライベートな話もする。それにより、良好な関係性を構築できるようにする。関係性さえ築けば、こちら意見も通りやすくなったりする。」(ClimbingNurse/30代後半)

その他:あえて相手のタメになることをして、感謝させる

その他の意見の中には、「あえて相手のタメになることをして感謝させる」というユニークな対応策もありました。熱のこもったエピソードでしたので、なるべく全文を掲載します。

「自分がお局から嫌われている時にやるのですが、嫌いなしかも格下相手にありがとうと言わないといけないのって苦痛ですよね?
なので、自分に余裕がある時にお局の仕事をやってあげるのです。
あ、ありがとう、、と困惑した表情で言われると、ねぇ?どんな気持ち?と内心思ってます。
余計なことをしないで!と言われる可能性があるので、その人が苦手としているところをやるのがコツかなと思います。

実際やってかなりスカッとしたのが、私は看護師としては、エクセルが使える方なので、お局が作らないといけない何かの資料を2週間以上格闘しているのを見て、目の前で5分で作って差し上げたことがあります。

ちなみにですが看護に対するプライドが高いお局タイプの看護業務には手を出しません。だけど、委員会や係、看護研究など、看護業務以外のことが好きな人はほとんどいないので、その辺をやっといてあげると、お礼を言わざるを得ない状況になります。
他には早く帰りたい系のお局にはサマリーや退院準備などやっておいてあげたりとか。
これによりもしかしたらこの子使えるとなると態度が軟化することもあります。
お局を甘やかす可能性もありますが、私としては心理的に優位に立ちたいので、この方法を取っております。
新人さんには高度な技術になるので、看護師3年目以降の対処法かもしれません。」(りん/30代後半)

まとめ

お局様との関係に悩む看護師は少なくありませんが、その対応策はさまざまです。今回のランキングを参考に、自分に合った方法を取り入れてみてはいかがでしょうか?

職場環境を少しでも良くするために、小さな工夫が大きな変化を生むかもしれません。