
どこの病院でも1人や2人はいる、“機嫌にムラのある医師”や“高圧的な態度をとる医師”。こちらに非がなくても、理不尽に怒られたり、話しかけるのに気を遣ったり……看護師として日々の業務に支障が出る場面もありますよね。
今回は、現役の看護師たちから寄せられた、「高圧的・不機嫌な医師」への対処法をまとめてご紹介します。同じような悩みを抱える方のヒントになりますように!
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基本は「業務連絡のみ」最小限のコミュニケーション
まず多かったのが、“必要なことだけ伝えてそれ以上は深入りしない”というスタンス。無理に関係を深めようとせず、あくまで仕事の一環としてドライに対応するという意見です。
「適宜連絡を入れるのではなく、まとめて一度に報告し、指示を確認するようにしています。業務に関することだけを淡々と、必要最低限の関わりに留めています」― Vivi/40代前半・男性
「最小限の挨拶等の声かけに徹し、医師が医局に戻るまで嵐が過ぎ去るのを待ちます」― ちょこ345/30代後半・女性
余裕がないだけ? “あえてスルー”の精神
理不尽な態度や言動に対して、いちいち受け止めず「気にしない」「スルーする」ことで自分を守る、という考え方も。
「この人は余裕がないんだな…可哀そうに…と思うようになり、自分が悪くないことはスルーしようと思えるようになりました」― まりも/40代前半・女性
「怒られても一瞬だけで怒りは収まるので、こちらは気にせず対応していました」― ケイシー/40代後半・男性
あえて“褒める・聞き役になる”
ちょっと上級者向けですが、あえて自慢話や愚痴を聞いて“いい気分にさせる”ことで関係が改善されたという声もありました。
「医師の自慢話をずっと傾聴し、褒めていくことで気分よく仕事を進めてくれるようになりました」― ケイシー/40代後半・男性
日頃から関係性を作っておく
普段からのちょっとした挨拶や会話、ちょっとした心配りが、いざというときの空気を和らげる効果に。
「普段から挨拶を欠かさず、気軽な世間話や旅行のおみやげを渡すなど関係を作っておくことで、夜間や多忙なときでも比較的対応がスムーズです」― 上間かな/20代後半・女性
場面を選んで“はっきり言う”のもアリ
ときには、きちんと線を引く姿勢も大事。看護師側が毅然とした態度をとることで、相手の態度が軟化することもあるようです。
「『私は何も決めてないし確認をしているだけです。誰が診察されるんですか?』と堂々と返答。医長は『○○先生』とだけ答えて大人しくなりました」― もも/30代前半・女性
「飲み会で『先生いつも怖すぎます、話しかけづらいです』とはっきり言った看護師がいて、次の日から医師の態度が一変して柔和になったことがありました」― たんたん/20代後半・女性
周囲と共有・相談する
自分ひとりで抱え込まず、仲間に相談することで気持ちがラクになるという声も多数。
「ある先輩に相談したら『あのDrは、私たちにもそうだから何かあったら愚痴ってね』と言ってもらい救われました」― まりも/40代前半・女性
「小児科看護師の先輩に相談して、話を聞いてもらうことで『むかつくなあ』と気持ちを吐き出せてストレス軽減につながっていました」― もも/30代前半・女性
限界を感じたら“病院や環境を変える”のも選択肢
ハラスメントレベルの高圧的な態度や、病院全体の体質に問題がある場合は、我慢しすぎず“環境を変える”ことを考えるのも大切です。
「麻酔科医で高圧的な言動があった際、病院に直訴しましたが対応完了まで1年近くかかりました。場合によっては環境を変えるのが早いかもしれません」― まる/30代後半・男性
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高圧的な態度を取られるのは…
医師の不機嫌や高圧的な態度に振り回されるのは、本当にしんどいこと。でも、それを「自分のせい」と抱え込む必要はありません。
先輩や仲間に相談したり、心の距離をとったり、堂々とした態度で対応したり。あなたに合ったスタイルで、自分を守りながら乗り越えていきましょう。
特徴
対象規模
オプション機能
提供形態
診療科目
この記事は、2025年5月時点の情報を元に作成しています。
執筆 CLIUS(クリアス )
クラウド型電子カルテCLIUS(クリアス)を2018年より提供。
機器連携、検体検査連携はクラウド型電子カルテでトップクラス。最小限のコスト(初期費用0円〜)で効率的なカルテ運用・診療の実現を目指している。
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