看護計画のOP・TP・EPとは? 意味・書き方・具体例を分かりやすく解説

看護計画の精度を上げることは、患者に質の高い看護を提供することにつながります。では、どのようなポイントをおさえれば、より適切で具体的な看護計画を作成することができるのでしょうか? 詳しく解説していきます。

目次
  1. 看護計画とは
  2. 看護計画と併せて考えるべき「看護過程」とは?
    1. アセスメント
    2. 看護診断
    3. 看護計画
    4. 看護介入
    5. 看護評価
  3. 看護計画に記載する項目と書き方のポイント
    1. 看護診断
      1. 看護診断の優先順位を決めるポイント
    2. 看護目標
    3. 観察計画(OP)
    4. 援助計画(TP)
    5. 教育計画(EP)
  4. 看護計画の記載例
    1. 「観察計画(OP)」「援助計画(TP)」「教育計画(EP)」をバランスよく組み合わせることも大切
  5. 症例別! 看護計画立案のポイント
    1. 患者の出産後の心身回復が遅れている場合
    2. 患者が産後の母乳育児に悩んでいる場合
    3. 患者が心臓カテーテル治療を受ける場合
    4. 患者に呼吸困難が生じている場合
    5. リンパ浮腫のリスクがある患者の場合
    6. 排便コントロールを実施する患者の場合
    7. 睡眠時無呼吸症候群が原因で不眠症状が出ている患者の場合
    8. 認知症が原因で誤嚥性肺炎が生じている患者の場合
  6. 看護計画の立案は、日々の業務に関わる大切なプロセス

看護計画とは

看護計画とは、看護を必要としている患者が抱えている問題を解決するために、患者が達成すべき目標や、そのために必要な行動をまとめた計画書を作成することを指します。

看護計画が誕生したのは1940年代のアメリカです。もともとは、看護師ではない他職種に対して、患者へのケアを指示するために作られたという背景があります。その後、渡米した看護師が看護計画に関する知識を日本に持ち帰ったことで、日本の医療現場でも作成されるようになりました。

現代における看護計画は、患者中心のケアを実現するための設計図であると同時に、多職種で構成されるチーム内で、看護の方向性を共有するための重要なコミュニケーションツールとなっています。また、提供した看護の根拠を示して、看護実践の質を保証する上でも不可欠なものとなっています。

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看護計画と併せて考えるべき「看護過程」とは?

看護計画は、単体で考えることはできません。なぜかというと、看護計画は「看護過程」の5つの要素のうちの1つだからです。「看護過程」は次の5つの要素から成り立っています。

①アセスメント
②看護診断
③看護計画
④看護介入
⑤看護評価

それぞれの要素をどのようなものであるのかを解説していきます。

アセスメント

患者の現状を把握するために、患者に関する情報を収集および整理・分析・吟味して判断する過程を意味します。これには、面接や観察、フィジカルアセスメント、検査データの解釈などが含まれます。得られた情報を点ではなく線で捉え、関連図などを用いて全体像を把握することが重要です。

看護診断

アセスメントの情報をもとに、患者が既に抱えている問題や、これから治療・療養を進めていくにあたって抱えることになる可能性が高い問題を抽出する過程のことです。NANDA-I看護診断などを活用して、P・E・S(問題・原因/関連因子・症状/診断指標)の枠組みで診断を明確に記述することで、問題の本質を捉えやすくなります。また、問題の原因となり得る関連因子や危険因子を明らかにすることも大切です。

看護計画

看護診断で抽出した問題を解決するために、「観察計画(OP)」「援助計画(CP)」「教育計画(EP)」を考えていくことを指します。なお、「観察計画(OP)」「援助計画(CP)」「教育計画(EP)」を含む看護計画に関しては、詳しくは後述します。

看護介入

看護計画で立案したケアを、患者に対して実践する段階を意味します。計画に基づきつつも、その時々の患者の状態や反応を観察して、必要に応じて柔軟に対応することが求められます。また、実施するケアは、可能な限り最新のエビデンスに基づいて選択・提供することが重要です。

看護評価

看護介入の段階で患者に対して提供したケアによって目標を達成することができたかどうか、できていない場合はどのようにケアしていくことが必要であるのかを考えることを指します。目標達成度だけでなく、ケアのプロセスや患者の反応、新たな問題の発生なども含めて多角的に評価して、その結果を次のアセスメントや計画修正に活かすことが、看護の質向上につながります。

上記①~⑤のプロセスは、一周すれば完了するわけではありません。立案した一つひとつのケアを実践しながら、患者の経過を観察して、アセスメントや看護計画立案などを繰り返しおこなっていくことが重要です。

看護計画に記載する項目と書き方のポイント

続いては、本題である「看護計画」にテーマを戻して解説していきます。

看護診断で抽出した問題解決のために作成する看護計画には、次の5つの項目を落とし込んでいきます。

  • 看護診断
  • 看護目標
  • 観察計画(OP)
  • 援助計画(TP)
  • 教育計画(EP)
  • それぞれ詳しくみていきましょう。

    看護診断

    看護過程の2つめの過程である「看護診断」でどのような問題が浮き彫りになったのかを、看護計画にもしっかり記します。問題がいくつもある場合は、優先度の高いものから順番に記します。また、前述の通り、患者が抱えている問題は定期的に見直すことが大切です。

    なお、看護診断が複数ある場合は、それぞれの看護診断の頭に「#(ナンバー)」をつけます。そして、介入・解決すべき優先順位が高い順から、「#1 誤嚥のリスク」「#2 食欲低下」などと列挙していくとわかりやすいでしょう。また、それぞれの看護診断ごとに看護計画を立てることが理想ですが、看護診断の内容によっては、たとえば#1と#2の看護計画が重複する場合なども考えられます。

    看護診断の優先順位を決めるポイント

    複数の看護診断のあり、優先順位を決めなければならない場合、次の3点に該当するかどうかを考えることによって、優先順位を決めていくといいでしょう。

    ①生命に影響を与える問題であるかどうか
    ②その時点で解決しなければ、別の多くの問題を引き起こしかねないという状況にある問題であるかどうか
    ③その問題を解決することによって、波及して多くのことが解決していく問題であるかどうか

    つまり、①~③のすべてに該当する看護診断であれば、優先順位がかなり高いということになります。

    看護目標

    看護計画に基づいた看護を提供することによって、どのような目標を達成したいかを記します。看護目標は1つである必要はありません。また、長期目標と短期目標の両方を打ち出すことが大切です。長期目標は、看護診断で浮き彫りになったメインとなる問題の解決で、短期目標は、問題を構成する関連因子の解決ということになります。ケアを実施することによって一つひとつの短期目標をクリアしていきながら、最終的に長期目標をクリアすることが、看護目標における理想の形であるといえます。

    なお、長期目標・短期目標の両方に関して、「問題解決日(評価日 )」を設定することと、どの程度達成できているのか評価しやすいような内容にすることが肝心です。目標は、「SMARTの原則(具体的・測定可能・達成可能・関連性・期限付き)」を意識して設定すると、より明確になります。問題解決日は、無理のない範囲で設定することも大切ですが、あまりゆとりを持たせないことも大切。たとえば、手術後の離床目標であれば、「術後2日目までには離床してトイレまで歩行できる」などの短期目標を設定したほうがいい場合も多いです 。

    また、もうひとつ重要なことは、看護目標には看護師の「こういう状態にまで持っていきたい」という考えではなく、患者自身がどうなりたいかの希望を記すことが大事だということです。そのため、患者やその家族とコミュニケーションをとりながら、一緒に目標を考えていくことが不可欠です。いうまでもなく、「看護目標」として看護計画に落とし込む際には、主語を看護師ではなく患者やその家族にすることになります。

    観察計画(OP)

    観察計画とは、看護婦による患者の観察項目を列挙したものです。英語にすると「Observation Plan」であることから、頭文字をとって「OP」と表記されることもあります。OPでは、看護診断で特定された問題やリスク、設定した目標に関連して、患者さんの状態変化を捉えるために必要な観察項目を具体的に挙げます。単に項目を羅列するだけでなく、「何を」「どのような視点で」「なぜ」観察するのかを明確にすることが重要です。

    具体的には、次のような項目を記します。

  • バイタルサイン(体温、脈拍、血圧、呼吸数)
  • 血液検査のデータ
  • 尿検査のデータ
  • 呼吸状態・呼吸音
  • 皮膚や爪の状態(発赤、浮腫、褥瘡の有無など)
  • 食事摂取量と水分摂取量
  • 排泄状況(回数、量、形状など)
  • 下痢・嘔吐の有無
  • 睡眠状態(時間、質、中途覚醒の有無など)
  • 痛みの程度とその変化
  • 気分や情動の変化
  • 援助計画(TP)

    援助計画とは、患者が抱えている、もしくはこれから抱える可能性のある問題を解決するために、看護師が実施すべき看護ケアのことです。英語にすると「Treatment Plan」であることから、頭文字をとって「TP」と表記されることもあります。また、「Care Plan」の英語表記から「CP」と略されることもあります。TPには、看護診断で特定された問題を解決・軽減するため、あるいは目標達成を支援するために実施する具体的な看護ケアを記述します。ケア内容は、患者の個別性(価値観、生活スタイル、セルフケア能力など)を最大限に尊重して、可能な限り科学的根拠に基づいて選択します。

    援助計画には、具体的には次のような看護ケアを記します。

  • 排泄介助(トイレ誘導・おむつ交換・導尿など)
  • 栄養管理(食事介助・食事内容の調整・経管栄養の実施)
  • 清潔介助(清拭・入浴介助・口腔ケアなど)
  • 移動の援助(車いすへの移乗・歩行介助)
  • 疼痛管理(鎮痛剤の投与・非薬物療法の実施)
  • 褥瘡予防(体位変換・エアマットレスの使用)
  • リハビリテーション(ROM運動・筋力トレーニングの補助)
  • バイタルサイン測定
  • 輸血管理
  • 環境整備
  • 傾聴
  • 教育計画(EP)

    教育計画とは、患者に自身の健康状態を認識してもらうことを目的におこなう、教育や指導について記すものです。英語では「Education Plan」となるため、頭文字をとって「EP」と表記されることもあります。EPでは、患者やその家族が疾患や治療、セルフケアについて理解を深め、主体的に療養生活に取り組めるよう支援するための指導・教育内容を計画します。患者の理解度や学習準備状況、意欲などをアセスメントして、個別的で効果的な指導方法を選択することが重要です。(例:パンフレットの活用、デモンストレーション、ティーチバック法など)

    具体的には、次のような項目が教育計画にあたります。

  • 病態の説明
  • 薬の管理についての説明
  • 退院後の生活に関する指導
  • インスリン自己注射の必要性の説明
  • 自己導尿などの手技の指導
  • 予防行動の重要性の説明
  • 家族指導
  • 看護計画の記載例

    続いては、看護計画の記載例を紹介します。今回は、看護診断を「がん性疼痛」としたうえで看護計画を作成してみます。患者ががん性疼痛を抱えている場合、痛みをコントロールして、患者のQOLを向上させることが大きな目標となります。また、その目標を達成するために必要な看護計画、援助計画、教育計画を考えていくこと重要です。

    看護診断 がん性疼痛
    ・食欲不振
    ・気力の減退
    看護目標 【短期目標】
    ・痛みの緩和
    ・痛みによって睡眠が阻害されないことを目指す
    ・痛みがあるときもトイレまで自力で歩く

    【長期目標】
    ・3月にお子さんの卒業式に出席する
    ・7月に家族旅行

    観察計画(OP) ・バイタルサイン
    ・血液検査、画像検査
    ・痛みに関する発言および行動
    ・痛みの部位やその部位の状態
    ・痛みの持続時間
    ・安静時および体動時の痛みの程度
    ・食欲の有無
    ・悪心・嘔吐・便秘などの有無
    ・普段の睡眠状態・痛みが強い場合の睡眠状態
    ・鎮痛薬の使用状況
    ・鎮痛薬の効果
    ・使用薬剤の副作用の有無や発生回数
    ・日常生活への悪影響の有無
    ・表情
    ・気力
    ・家族との関係
    援助計画(TP) ・安楽な体位をとる
    ・医師の指示に従って薬剤管理をおこなう
    ・鎮痛薬の使用についての患者自身の考えを確認する
    ・食事形態を工夫する
    ・排便コントロールをおこなう
    ・患者の話を傾聴して、共感的態度で接する
    ・タッチングやマッサージを実施する
    ・何が患者の気分転換になるのかを考え、実践のためにサポートする
    ・患者とその家族と一緒に、長期目標の実現のために必要なことを話し合う時間を設ける
    教育計画(EP) ・麻薬製剤についての正しい知識を薬剤師から伝えてもらう
    ・痛みがあるときは、我慢せずに看護師に伝えるよう説明する
    ・病状などの情報を患者およびその家族と共有して、医師や看護師の認識との間にずれがないようにする

    なお、最終的に症状が落ち着いて退院を目指せる看護診断である場合は、退院後の食事管理などについても教育計画に盛り込むなど、患者一人ひとりに合わせて看護計画を作成していくことが大切です。

    「観察計画(OP)」「援助計画(TP)」「教育計画(EP)」をバランスよく組み合わせることも大切

    先に紹介した看護計画の記載例の通り、「看護診断」および「看護目標」は、アセスメントを通してある程度確定されますが、「観察計画(OP)」「援助計画(TP)」「教育計画(EP)」については、患者の状態や目標に応じてベストな組み合わせを考えながら、柔軟に調整していくことが大切です。

    また、前述の通り、計画の評価や見直しを定期的に実施することもとても大切です。患者の状態が当初よりよくなっているなら「さらによい状態に持っていくためには?」を考えて「観察計画(OP)」を再度落とし込んで、「援助計画(TP)」「教育計画(EP)」を練り直すことが大事ですし、患者の状態が当初より悪くなっていれば、なぜ計画通りにいっていないのかを考えて、新たに計画を立て直しましょう。

    症例別! 看護計画立案のポイント

    続いては、症例別の看護計画立案のポイントをみていきましょう。

    患者の出産後の心身回復が遅れている場合

    産褥期の身体的回復の促進および積極的に育児ができるようになることを看護目標に据えます。援助計画(TP)としては、後陣痛や縫合部痛に対するケアや子宮底の輪状マッサージなどをおこなうと同意に、患者の不安を傾聴することも大切にします。また、心身回復のためには十分な休息と睡眠、食事が大切であることを説明して、体調回復を優先してもらえるよう努めます。

    患者が産後の母乳育児に悩んでいる場合

    知識やスキル不足、心身の疲労などが原因で母乳育児がうまくいかないことに悩んでいる患者に対しては、乳房マッサージ、温罨法・冷罨法などの乳房の状態に応じたケアや、縫合部痛、後陣痛ケアをおこなうと同時に、不安や訴えを傾聴することを援助計画(TP)に盛り込みます。また、状況によっては人工乳へと切り替えることも必要でしょう。教育計画(EP)では、乳房緊満、乳頭痛、乳腺炎などの乳房トラブルの予防法と早期対処法などを説明することに加えて、母親自身が休息や栄養バランスのいい食事をとることの重要性についても説明します。

    患者が心臓カテーテル治療を受ける場合

    心臓カテーテル治療を受けることでADL(日常生活動作)が制限される患者の場合、看護目標としてADLの向上を据え、援助計画(TP)では、モニターや心電図の波形の継時的な確認や、医師の指示に基づいた薬剤投与、酸素投与を続けると同時に、疼痛やADLに応じた療養環境を整えることも大切です。教育計画(EP)では、疼痛の要因やリハビリの必要性についてもしっかり説明していきます。

    患者に呼吸困難が生じている場合

    呼吸困難を生じることなく生活できるよう、睡眠や安静がとれるような環境作り、医師の指示に基づく薬剤の使用・酸素療法などを援助計画(TP)として、教育計画(EP)で酸素療法の必要性の説明などをおこなっていきます。

    リンパ浮腫のリスクがある患者の場合

    がんなどに起因したリンパ浮腫が生じるリスクがある患者の場合、できるだけ浮腫が生じないよう生活できる状態にすることを看護目標として据え、浮腫や皮膚の状態に応じた清潔ケアや、医師の指示に基づく薬剤の使用などを援助計画(TP)に盛り込みます。また、浮腫の要因について説明して、皮膚や浮腫に対してのセルフケアの方法を伝授できるような教育計画(EP)を立てます。

    排便コントロールを実施する患者の場合

    長期臥床によって便秘が生じていて、排便コントロールを実施する患者の看護目標は、基本的には「自分なりに排便コントロールできるようになること」となります。この実現のために、排便環境を整えることや、ADLやセルつけ兄応じて排泄方法を考えること、可能な範囲で食事や水分摂取の方法を工夫することなどを援助計画(TP)に盛り込み、食事や水分と便秘の関係性についての説明や、治療を通して大腸の機能が変化する可能性があることを説明することなどを教育計画(EP)に盛り込みます。

    睡眠時無呼吸症候群が原因で不眠症状が出ている患者の場合

    睡眠時無呼吸症候群が原因の不眠に悩んでいる患者の場合、看護目標を「不眠による随伴症状の軽減」と掲げ、睡眠に関する環境を整えていくことが大切です。援助計画(TP)では、必要に応じて寝具や寝衣の調整を検討して、教育計画(EP)では、覚醒時におこなう作業はできるだけ就寝前におこなわないようにすべきであることなどを説明します。

    認知症が原因で誤嚥性肺炎が生じている患者の場合

    誤嚥によって呼吸状態が悪化している患者に対しては、呼吸状態の改善およびADLの向上を看護目標として、援助計画(TP)には、呼吸状態に応じた解除方法の絵検討、ADLや認知機能に応じて療養環境を整えることなどを盛り込みます。また、教育計画(EP)に関しては、治療の必要性、呼吸困難感と酸素投与についての説明、誤嚥性肺炎の要因についての家族への説明などを盛り込みます。

    看護計画の立案は、日々の業務に関わる大切なプロセス

    看護計画を立案した後は、その内容に沿って日々の業務をおこなっていることになるため、質の高い看護を提供するためにも、しっかりとした看護計画を立てることが重要であるといえます。なかには、「学生時代以降、看護計画を立案する機会がないから、やりかたを忘れてしまった」という人もいるかもしれませんが、転職先で看護計画の立案を求められることも考えられますし、そもそも、普段の業務で看護計画を立案することがないとしても、「看護診断」「看護目標」「観察計画」「援助計画」「教育計画」の5つの要素を紐づけて考えることそのものは常に大切にしたいことです。

    また、多くの医療機関では、業務効率を考慮して看護計画がマニュアル化されているので、普段はそれに沿って看護計画を立案しているとしても、この機会に、「看護計画の精度を上げるにはどうすればいいだろう?」と考えてみることが大切です。それによって、患者へのより良いケアの提供が可能になることはもちろん、看護師自身の臨床判断能力や問題解決能力を高め、キャリアアップにつながっていくはずです。日々の看護実践の中で、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

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