現役ナースに聞いた「仕事ができない看護師の特徴」―職場で見えてきた共通点とは?

「仕事ができない看護師」と聞くと、どんな人を思い浮かべますか?
忙しい現場でチームワークを大切に働く看護師にとって、「誰かのミス」や「報連相の抜け」は、患者さんの安全にも直結する大きな問題です。

今回、現役看護師の方々に「これまでの経験から思う、仕事ができない看護師の特徴」についてアンケートを実施しました。
リアルなエピソードとともに、その共通点を紹介します。

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目次
  1. 「言われたことしかできない」指示待ち
  2. 「報連相ができない」「コミュニケーションが取れない」
  3. 「優先順位がつけられない」「時間管理ができない」
  4. 「学ばない・挑戦しない」成長意欲の欠如
  5. 「感情をコントロールできない」
  6. まとめ:「できない」の裏には“考えない・学ばない・伝えない”

「言われたことしかできない」指示待ち

最も多く挙がったのが、「言われたことしかできない」「先読みができない」タイプ。

「入院が決まったらやることは決まっているのに、毎回“言われないとやらない”。結局フォローが必要で、チーム全体が振り回されてしまう。」(40代・女性)

「次は何をしたらいいですか?と毎回聞いてくる人。自分で仕事を探して動けない人は、いつまで経っても成長しないと思う。」(50代・女性)

こうしたタイプは一見「真面目」に見えても、業務の全体像を理解しておらず、他スタッフの負担を増やしてしまいがち。
看護は“自分で考えて動く力”が求められる職種だからこそ、指示待ちでは立ち行かなくなる場面が多いようです。

「報連相ができない」「コミュニケーションが取れない」

どの回答者からも共通して挙がったのが「報連相不足」。
患者の異変や処置の進捗など、小さな情報共有が命を左右することもあります。

「モニターのアラームが鳴っても見ない人、報告しない人。急変に気づくのが遅れてしまうのは致命的です。」(30代・女性)

「声が小さくて返事ができない、相談もできない。何を考えてるかわからないから、チーム全体が動きづらい。」(30代・女性)

また、**「人の話を聞かない」「自分はできていると思い込んでいる」**タイプも危険です。
本人は“コミュニケーションできている”つもりでも、周囲からは「協調性がない」「話が通じない」と受け止められてしまいます。

「先生は自分のことを理解してくれているのに、他の人は理解してくれないと言う人がいました。結局、周りとの関係が悪くなり、業務にも支障が出ていました。」(50代・女性)

コミュニケーションは、単なる「会話」ではなく、“チームとしての連携を生み出す力”。
「話す」「聞く」「伝える」の基本が欠けると、結果的に「仕事ができない人」と見られてしまいます。

「優先順位がつけられない」「時間管理ができない」

現場では「時間との勝負」も多いもの。
点滴、検査出し、食事介助…限られた時間の中で動くには、優先順位をつけるスキルが欠かせません。

「決まった時間に行う処置があるのに、別の仕事を優先してしまい遅れてしまう。何が先かを判断できていない。」(30代・男性)

「ナースセンターで雑談している間に2時間経過。検温も入浴介助も終わってないのに、同じ話をしている主任を見て呆れました…」(40代・女性)

スケジュール管理が苦手な人は、いつの間にか業務が後ろ倒しになり、他のスタッフの残業や患者対応にも影響します。
「あとでやります」が口癖の人ほど、結局“あとで”が来ない――そんな声もありました。

「学ばない・挑戦しない」成長意欲の欠如

医療現場は日々進化しています。
新しい機器や治療法が導入される中で、「学ぶ姿勢」がないと、知識もスキルも取り残されてしまいます。

「10年以上経験がある先輩でも、向上心がなく“なんとなく仕事をこなしているだけ”という人がいました。根拠を理解せず感覚で動いているのは危険です。」(30代・女性)

「新しい処置があると“やったことないので”と逃げる後輩がいました。結局見学にも来ず、信頼されなくなって辞めてしまいました。」(30代・女性)

また、「メモを取らない」「取っても活かせない」タイプも多くの看護師が“できない人”と感じていました。

「教えたことをメモしても、自分なりにまとめられない人は同じミスを繰り返します。メモは“書く”だけじゃなく“使う”ことが大事です。」(50代・女性)

「感情をコントロールできない」

人手不足や緊迫した現場では、ストレスも多くなります。
しかし、感情を業務に持ち込むことはリスクに直結します。

「機嫌の悪い日に拘縮のある患者さんを無理にオムツ交換して骨折させてしまった人がいました。感情に左右されるのは看護師として致命的です。」(30代・女性)

「焦ると怒鳴る人。自分に余裕がないから怒るんです。冷静に対応できる人ほど、信頼される先輩だと思いました。」(30代・女性)

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まとめ:「できない」の裏には“考えない・学ばない・伝えない”

仕事ができない看護師の特徴をまとめると、以下のような傾向が見えてきました。

  • 言われたことしかできない(指示待ち)
  • 報連相ができない・コミュニケーション不足
  • 優先順位をつけられない・時間管理が苦手
  • 学ばない・挑戦しない
  • 感情に流される・冷静さに欠ける

どれも「看護技術の未熟さ」よりも、姿勢や考え方の問題が中心です。
現場で信頼される看護師とは、“自ら考えて動き、伝え、学び続ける人”。
小さな積み重ねが、最終的に「仕事ができる看護師」への道を作っていくのかもしれません。

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執筆 CLIUS(クリアス )

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