看護師の宿命ともいえる「腰痛」。長時間の立ち仕事や患者さんの移乗など、腰への負担は避けられませんよね。
今回は、現役看護師のみなさんに「自分や周りが実践している腰痛対策」を聞いてみました。どれもリアルに使える&すぐ真似できる工夫ばかりです!
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コルセット・サポーターを使う
まずは王道の「コルセット」や「サポーター」での対策。現場では、痛くなる前から“予防的に”使っている人も多いようです。
「コルセットをまく」(ぽぽちゃんex/30代・前半)
「私は腰痛がないのですが、周りにはいます。腰痛ベルトを使っていたり、他は定期的に整体でメンテナンスをしている方もいます。」(はんばーぐ/40代・後半)
「腰が痛くない状況でも、仕事中はコルセットをつけています。患者さんを移乗させるときなどは、腹筋に力をいれてから実施します。」(ナカテン/30代・後半)
「朝、ストレッチ体操やヨガを行っています。また定期的に整体に通い、腰痛予防やケアをおこなっています。自宅では、コルセット(ガードナー)も時折使用し過ごしています。」(Kato/40代・前半)
「痛くなってから使う」ではなく、「普段から支える」意識を持っている人が多いですね。
ストレッチ・筋トレ・ヨガで“支える体”を作る
日々のセルフケアとして多く挙がったのがストレッチやヨガ。中でも「筋力をつけて腰を守る」意識が高い回答が目立ちました。
「腹筋を鍛える。コルセットを使用する。整体に通う。」(ゆうき/40代・前半)
「ストレッチ・軽い筋トレ:腰まわりの筋肉をほぐして負担軽減が一番。重い物は腰ではなく膝を曲げて持ったり、こまめな休憩や体勢の変換したりして、同じ姿勢を続けないよう注意してます。」(ももにゃん/30代・前半)
「仕事中は骨盤補正の着圧スパッツを着用し、お風呂上がりにストレッチをする」(すみ/20代・後半)
「ストレッチポールを毎朝しています。肩こりや腰痛改善におすすめです」(ana/30代・前半)
「YouTubeでストレッチ系の動画を見ながら実践する。体重を減らしてそもそもの腰にかかる負担を減らす。姿勢を正すことで腰にかかる負担を減らす」(Ripo/30代・後半)
「日々のストレッチ+体幹トレーニング」で腰を守るのが定番のようです。中にはYouTubeで動画を見ながら実践している人も!
ボディメカニクスを意識した“動作改善系”
現場でのちょっとした意識も、腰痛予防には大きな効果があります。
「私自身は幸いにもこれまで大きな腰痛に悩まされたことはありませんが、予防の意識は常に持っています。ケアの際はボディメカニクスを意識し、腰だけでなく下肢や体幹を使って支えることを心がけています。また、ケアを始める前には軽く腰を回したりして体の感覚を確かめ、無理のない動作で行うようにしています。
移乗などの場面ではスライディングシートを使用することが多いですが、利用者宅にない場合は、一般的なごみ袋を代用して摩擦を減らすなどの工夫をしています。事業所としても、希望者には社費でコルセットを支給し、腰痛予防や悪化防止に努めています。
日々の小さな意識と準備が、大きなけがを防ぐ一番の方法だと感じています。」(イチノセ/30代・後半)
まさに「腰で持たずに体全体で支える」という看護師の基本を徹底されていますね。ごみ袋で摩擦を減らすという工夫も、現場ならではの知恵です。
器具・体操など“チームで取り組む”腰痛予防
個人の努力だけでなく、職場全体で予防を取り入れているケースもありました。
「患者の移乗時にリフトやボード、スライディングシートを使う。また、腰痛ベルトを装着したり、勤務開始時に院内でラジオ体操が流れるため、みんなでラジオ体操をしている。」(セイチャン/30代・後半)
チームで習慣化することで、無理のない動き方が自然に身につきそうです。
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まとめ
今回のアンケートから見えてきたのは、「腰痛対策=コルセット+ストレッチ+意識づけ」の三本柱でした。
- コルセット・ベルトで支える
- ストレッチやヨガで筋力アップ
- ボディメカニクスを意識して腰を守る
どれかひとつだけではなく、「日々の小さな積み重ね」が一番の腰痛対策。無理なく続けられる方法から、あなたの現場にも取り入れてみてください。
特徴
対象規模
オプション機能
提供形態
診療科目
この記事は、2025年10月時点の情報を元に作成しています。
執筆 CLIUS(クリアス )
クラウド型電子カルテCLIUS(クリアス)を2018年より提供。
機器連携、検体検査連携はクラウド型電子カルテでトップクラス。最小限のコスト(初期費用0円〜)で効率的なカルテ運用・診療の実現を目指している。
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