【2026年最新】看護師が「楽な職場」とは?負担別・目的別に徹底比較

看護師の仕事にやりがいを感じていても、夜勤や残業などの負担があまりにも大きいと、働き続けることを「辛い」と思うようになって当然です。

そうした心境に陥った際、「周りはみんながんばれているのに、自分だけ辞めたいだなんて言えない……」と悶々とした気持ちを抱えがち。

しかし、今の仕事を「辛い」と感じる理由は、多くの場合、本人ではなく、働いている環境に問題があります。

そこで今回は、「精神的・肉体的に過度な負担を感じずに働ける職場は?」をテーマに、「楽な職場」について考えていきます。

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目次
  1. 「楽に働ける職場」への転職は、看護のプロとしての“環境調整”
  2. 看護師が求める「楽」の4類型
    1. 身体的・肉体的に「楽」楽さ
    2. 精神的・心理的に「楽」
    3. 時間的・環境的に「楽」
    4. 認知的・求められるスキル的に「楽」
  3. 【アンケート結果紹介】看護師にとっての「楽な職場」とは?
    1. 「健診センター」が楽だと考える理由
    2. 「高齢者施設」が楽だと考える理由
    3. 「皮膚科」が楽だと考える理由
    4. 「人工透析室」が楽だと考える理由
  4. 楽そうに見えて「地雷」な職場3選
    1. 療養型病棟
    2. 有料老人ホームなどの介護施設
    3. 小児科外来
  5. 失敗しない「楽に働ける職場」の探し方・3ステップ
    1. 自分の「嫌いなこと」「やりたくないこと」をリストアップする
    2. 求人票の「アットホーム」「やりがい」などの言葉は無視する
    3. 転職エージェントは「情報収集機」ととらえて上手に活用する
  6. まとめ:あなたの人生を「看護」に捧げすぎないために

「楽に働ける職場」への転職は、看護のプロとしての“環境調整”

実際のところ、看護師として働き続けることを「辛い」と感じている人はたくさんいます。

もちろん、仕事柄、「激務になりがち」「命に関わる重圧感」などの要素を完全に払しょくすることはできないので、ある程度は仕方のないことであるといえます。また、大変さやリスクがあるからこそ、患者を救えたときの喜びや達成感が大きいという、表裏一体な側面もある仕事であることは間違いありませ。

しかし、お互いが協力し合う体制が整えられていることなどから、スタッフが「働きやすい」と感じられる職場も存在します。「働きやすい環境」の定義は人によって異なるので、まずは、自分にとってはどんな職場・どんな診療科が「働きやすい」のかを考えることで、理想の職場への転職を実現しやすいでしょう。

転職によって理想の職場に入職することができたら、長く働き続けられる可能性が高くなります。その結果として、より多くの患者をサポートすることが叶うので、楽な職場への転職は、決して“逃げ”ではなく、看護のプロとしての“環境調整”であるといえます。

看護師が求める「楽」の4類型

前述の通り、「働きやすい環境」「楽に働ける環境」は人によって異なりますが、大まかに、看護師が求める「楽」は次の4類型にわけられます。

  • 身体的・肉体的に「楽」
  • 精神的・心理的に「楽」
  • 時間的・環境的に「楽」
  • 認知的・求められるスキル的に「楽」

それぞれ詳しくみていきましょう。

身体的・肉体的に「楽」楽さ

看護師が、身体的・肉体的に「辛い」と感じる第一の原因は、夜勤対応や不規則な勤務形態によって疲れが抜けにくいことでしょう。十分な睡眠時間を確保することができなければ、疲れが蓄積されて、日に日に辛さが増していくこともあります。

また、肉体疲労の大きな原因としては、移乗や体位変換も挙げられます。体力や腕力に自信のない看護師にとっては、特に辛いことの一つかもしれません。訪問看護ステーションで働いている場合などは、入浴介助などの肉体的にしんどい業務が多いこともあるでしょう。

つまり、睡眠時間を十分に確保できることや、移乗や体位変換などで体力・腕力を求められることが少なければ、「楽」と感じやすいということになります。

精神的・心理的に「楽」

精神的・心理的に「辛い」と感じることはいくつか挙げられます。

項目具体的な状況精神的負担の内容
急変・看取り退院予定だった患者の容態が急変する
看取りを担当する
突然の状態悪化に対するショックや無力感。
感情の整理が追いつかず、
強い喪失感を抱くことがある。
モンスター
ペイシェント対応
理不尽な要求や強いクレーム対応
家族対応
認知症患者への対応
強い口調や理不尽な言動により精神的に消耗。
認知症患者からの暴言・暴力など、
悪意がなくても被害を受けるケースがある。
オムツ交換排せつ介助時に
患者が恥ずかしがる・拒否する
介助行為そのものよりも、
患者の羞恥心や拒否反応を見ることに心が痛み、
心理的負担になる場合がある。
人間関係など上司・同僚との関係、
職場の雰囲気
看護業務以外のストレス
(人間関係・職場環境)が原因で、
働き続けること自体が
苦痛になるケースがある。

上記の要素が少ない職場であれば、精神的・心理的負担を感じにくいでしょう。

時間的・環境的に「楽」

残業・夜勤・土日出勤が多い職場で働き続けることも、「看護師として働き続けるのがしんどい」と感じる原因となり得ます。「これだけ長いこと残業に対応してもこれだけしか手当がつかないの?」という不満・ストレスなどもあるでしょう。

時間的・環境的要素に負担を感じやすい場合、夜勤や残業などがない職場を選ぶことが望ましいと考えられます。

認知的・求められるスキル的に「楽」

難しい処置が多い職場だと、辛さを感じやすくなる場合があります。そうしたタイプは、ルーティンワークメインの職場だと、比較的楽に感じやすいでしょう。

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【アンケート結果紹介】看護師にとっての「楽な職場」とは?

株式会社Donutsが独自におこなったアンケートの結果、「看護師として働くうえでもっとも楽な診療科あるいは施設を教えてください」の質問への回答は、70%が「健診センター」という結果でした。

なお、そのほかの回答としては、「高齢者施設」「皮膚科」「人工透析室」がありました。

「健診センター」が楽だと考える理由

「健診センター」が楽だと答えた看護師からは、以下のような「理由」が上がっております。

「健診利用者は基本的に介護の必要がなく(看護師の)身体への負担が少ないため」(30代女性)

「予約制のため、1日に対応する人数がわかっているから」(30代女性)「夜勤がなく、基本的にルーティンワークをこなせばいいから」(30代女性)

「複雑な医療機器操作や適切な手技が必要な処置がない」(30代男性)

「高齢者施設」が楽だと考える理由

「高齢者施設」が楽だと答えた看護師からは、以下のような「理由」が上がっております。

「医療行為少なめ、介護なしなどで働ける職場があるため」(30代女性)

「皮膚科」が楽だと考える理由

「皮膚科」が楽だと答えた看護師からは、以下のような「理由」が上がっております。

「傷の処置などは慣れれば比較的簡単で、アセスメントも外科と比べると難しくないため」(30代女性)

「人工透析室」が楽だと考える理由

「人工透析室」が楽だと答えた看護師からは、以下のような「理由」が上がっております。

「人工透析室は、透析開始時と終了時は忙しいですが、透析中は患者の状態観察や機械の操作のみなので余裕があります。

そのため、私が勤務していた病院の透析室スタッフは、透析中、座って読書やおしゃべりをしていました。ただし、大規模施設の場合、患者数が多くて大変なケースもあるかもしれません」(50代女性)

楽そうに見えて「地雷」な職場3選

「楽に働ける職場」を選ぶ際、身体的・肉体的に「楽」、精神的・心理的に「楽」、時間的・環境的に「楽」、認知的・求められるスキル的に「楽」の4つの観点などを重視するのが基本です。

ただし、「どれだけ楽か」のみに注目すると、大きなデメリットを見落としてしまうことがあります。

デメリットを見落としがちな代表的な職場は次の通りです。

  • 療養型病棟
  • 有料老人ホームなどの介護施設
  • 小児科外来

それぞれの職場について、見落としがちなデメリットは次の通りです。

療養型病棟

療養型病棟では、医療的処置は少ないものの、介助が必要な患者が多いため、身体への負担が大きいことが第一のデメリットとして挙げられます。体位変換、食事介助、オムツ交換、清拭、吸引、経管栄養管理などさまざまな介護業務が生じることから、「介護職に近い」と感じる人も多いでしょう。

そのため、急性期スキルの維持・向上が難しく、理想の転職が叶いにくくなる可能性があります。

特に、急性期病院への転職時に不利になることや、ICU、ERなどへの復帰に不安を感じる場合などがあるでしょう。しかも、ルーティンワークが中心であることから、「刺激が少ない」「業務が単調でやりがいが感じられない」という不満を抱く人もいます。

また、寝たきりで回復見込みが低い患者が多いことも、やりがいを感じにくい要因です。看取りも多いことから、精神的モチベーションを保ちにくい場合があります。

こうしたデメリットがありながらも、急性期加算や夜勤手当がつきにくいため、給与が低い傾向にあることも、マイナス要素と感じられるかもしれません。

有料老人ホームなどの介護施設

有料老人ホームなどの介護施設では、医療行為が限定されます。

看護師に任される主な業務は、バイタル測定や服薬管理、軽度な処置程度で、点滴管理や医療機器管理、急患対応の高度な処置などはできません。そのため、急性期スキルを維持しにくいといえます。

また、多くの介護施設では医師が常駐していないため、医師不在時の判断負担が大きくなります。特に、救急搬送の判断などは大きなプレッシャーとなりやすいですし、家族対応も看護師に一任される場合があります。

さらに、療養型病棟同様、施設によっては介護業務が多くなります。排泄介助、食事介助、移乗、入浴介助などに関わる割合が高くなると、医療中心で働きたいと考えている人には物足りなく感じられるでしょう。しかも、介護報酬中心ということになるため、給与水準が病院より低い傾向にあるといえます。

また、民間企業が運営する有料老人ホームなどの場合、入居率低下、介護報酬改定、人員不足などの経営上の影響を受けやすいことも大きなデメリットとなり得ます。

小児科外来

「子どもが好きだから楽しく働けそう」と考えて小児科外来を希望する看護師は多いです。しかし、小児科外来で相手にするのは子どもだけではありません。

小児科外来では、「子ども+保護者」のセットでの来院となるため、保護者対応の負担が大きくなります。保護者のクレーム対応に追われることもあれば、診療方針に納得できない親の説得に心が折れそうになることもあるでしょう。

また、多くの小児科外来はワクチン業務が中心となるため、予防接種の準備、スケジュール確認、副反応説明、接種後の経過観察などの単調な業務が多く、物足りなさを感じる看護師もいます。ワクチンなので、当然、泣いたり暴れたりする子どもも多く、その対応で肉体的・精神的に消耗することも多いでしょう。

また、インフルエンザ、RSウイルス、ノロウイルス、手足口病、溶連菌などに看護師自身が感染したり、ウイルスを持ち帰ってしまって家族が感染してしまったりというリスクも考えられます。

こうしたリスクがあるものの、小児科クリニックなどは診療単価が低いことから、給与水準は高くありません。そのため、給与面に不満を抱くことも考えられます。

失敗しない「楽に働ける職場」の探し方・3ステップ

楽に働ける職場探しに失敗したくない場合、次の3ステップを実践することが大切です。

  1. 自分の「嫌いなこと」「やりたくないこと」をリストアップする
  2. 求人票をチェックする際は、「アットホーム」「やりがい」などの言葉は無視する
  3. 転職エージェントは「情報収集機」ととらえて上手に活用する

それぞれ詳しく解説していきます。

自分の「嫌いなこと」「やりたくないこと」をリストアップする

第一に実践すべきは、自分の「嫌いなこと」「やりたくないこと」のリストアップです。排泄介助、点滴、夜勤など、「これだけは絶対にやりたくない」ということをリストアップすることによって、転職先候補を絞ることができます。

このステップを省いて転職活動を始めると、後々、転職エージェントから理想にあわない案件を紹介されて、渋々面接を受けなくてはならなくなることが考えられます。

また、案件を紹介された後に「こういう業務はやりたくない」という流れになると、転職エージェント側から、「なんで先に言ってくれないの?」と不信感を抱かれかねません。

求人票の「アットホーム」「やりがい」などの言葉は無視する

求人票をチェックする際には、「アットホーム」「やりがいがある」などの謳い文句はすべてスルーして、平均残業時間、給与など、自分にとって重要な項目のみをチェックします。

また、離職率が高いことは、働きにくさと直結しやすいので、離職率については必ずチェックすることをおすすめします。

転職エージェントは「情報収集機」ととらえて上手に活用する

転職エージェントは、求人票からでは得られない情報を得るために賢く使うことが肝心です。「求人先にお局看護師はいるのか」「前任者はなぜ辞めたのか」など、現場のリアルをできるだけ聞き出すことを意識しましょう。

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まとめ:あなたの人生を「看護」に捧げすぎないために

先に解説した通り、どういった要素がある職場が「楽な職場」であるのかは人によって異なるので、「楽な職場」を探すにあたっては、自分が「何に耐えられないか」にきちんと目を向けることが大切です。

その過程において、「こんなことに耐えられないなんて看護師失格では?」と自分を責めたり、「これに耐えられないとなると働ける職場が限られてしまう」と妥協しそうになったりすることがあるかもしれません。

しかし、「辛い」「耐え難い」という仕事を続けると、結果的に心身の健康を損ねてしまい、看護師として社会に貢献すること自体が難しくなってしまうことが考えられます。そうした事態を防ぐためにも、自分にとっての「働きやすさ」を追求することはとても大切です。

今現在、「仕事が辛い」と感じているのなら、早急に、「自分は何が辛いのか」「どうなれば辛いと感じなくなるのか」を分析することをおすすめします。

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対象規模

無床クリニック向け 在宅向け

オプション機能

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提供形態

サービス クラウド SaaS 分離型

診療科目

内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管科、小児外科、皮膚泌尿器科、皮膚科、泌尿器科、性病科、肛門科、産婦人科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、気管食道科、放射線科、麻酔科、心療内科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科、、、、

執筆 CLIUS(クリアス )

クラウド型電子カルテCLIUS(クリアス)を2018年より提供。
機器連携、検体検査連携はクラウド型電子カルテでトップクラス。最小限のコスト(初期費用0円〜)で効率的なカルテ運用・診療の実現を目指している。


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