改良の要望にもこまめに対応してもらえたことで
理想の電子カルテで開院できた
CLIUS導入のきっかけを教えてください
『グレイス杉山クリニックSHIBUYA』は、『杉山産婦人科』の運営で4月15日にオープンしたのですが、開業に向けて、理事長の杉山先生がセレクトしてくださったのがCLIUSでした。
わたし自身はクラウド型の電子カルテは使ったことがなかったのですが、オンライン診療にも力を入れていきたいと考えていましたし、幅広い機能を備えているCLIUSに魅力を感じました。
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CLIUSに対して、特に魅力を感じたところを教えてください
『グレイス杉山クリニックSHIBUYA』は卵子凍結とプレコンセプションケアを主軸に、女性たちの未来の可能性を広げ、選択肢を増やすサポートをおこなうことをモットーとしています。
そのため、卵子凍結のスケジュール管理に対応していただけたことは大きな魅力でした。クラウド型電子カルテでこういったスケジュール管理に対応しているものは今までなかったし、CLIUSももともとは対応していませんでしたが、希望を伝えたところすぐに対応してくださり頼もしく感じました。
新規に開発することに対して不安はありませんでしたか?
最初にできあがったものを試用してみたときは、「ここは改良されるともっといいな」という点がいくつかあったのですが、改良希望を伝えるたびに迅速に対応していただいたので、今では快適に使えています。たとえば、血液検査の数値を反映できるようにしてもらったり、薬を後から追加できるようにしてもらったり。何度も改良を重ねてく使いやすさを追求してくださったのがありがたかったです。
スケジュール管理に対応していることは、婦人科やプレコンセプションケアをおこなう
他の産婦人科にとっても魅力となりそうですか?
そう思います。採卵などのスケジュールや注射の内容などを一覧表にして患者さんに渡すこともできるので、患者さんにとっても魅力が大きいのではないでしょうか。
ほかにも気に入っているCLIUSの機能はありますか?
カルテとオーダーを全部セットで登録できるところです。カルテはカルテ、オーダーはオーダーで個別にセットできるカルテはよくありますが、セットでというのはなかなかないですよね。追加項目があるとしても、はじめからある程度登録されているからすごく楽です。
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オンライン診療は既に導入されていますか?
2022年の6月か7月にはスタートします。プレコンセプションケアの一環でピルの処方もおこなっていますが、処方のためだけに来院する負担を減らしてあげられたらと思いますし、そのほか、検査の結果を伝える際などにも有効だと考えています。別の方法で結果を伝えることももちろんできますが、詳しく話を聞きたいという患者もいらっしゃると思うし、オンライン診療を導入することで可能性を広げられると思います。
妊娠しにくかったり不調を感じたりしたことがきっかけで初めて産婦人科を受診する人も多いですよね
そうですね。欧米では産婦人科のかかりつけ医がいるのが当たり前ですが、日本人は問題が出て初めて卵巣や子宮をチェックする人が多いです。たとえば、妊娠しにくいなと思って受診したら子宮筋腫が見つかって、治療して落ち着くまでは妊活を再開できないということもありえます。
そうした事態を未然に防ぐためにも定期的にチェックしてほしいし、女性たちにその重要性に目を向けてほしいので、わたし個人のSNSでも積極的に情報を発信していきたいと考えています。また、今現在なんの問題も抱えていない人にも情報が届くよう、ファッション雑誌など、誰にでも手に取るような雑誌で取り上げてもらうことにも力を入れています。
妊娠の予定や願望がない女性も、定期的に自らの身体をチェックすることが理想でしょうか?
もちろんです。40代に差し掛かると更年期障害の影響が出てくる方もいらっしゃいますし、それが原因で仕事のパフォーマンスが低下することもあります。少なくとも年に一度は定期健診を受けてほしいですし、その結果、数値が良くなかった場合は、たとえばサプリメント摂取で改善が見込めることもあるので、大事に至る前に未然に防ぐための習慣をつけてほしいです。
幅広い年代の女性たちのケアのためにも、CLIUSは役立ちそうですか?
はい。CLIUSは操作性が考えられたUIで、説明書を読まなくてもサクサク使うことができるので、余計なことに頭を悩ませる必要がありません。
婦人科にも役立つので、これから産婦人科での開業を考えている人にはぜひ候補として検討することをおすすめします。