オンライン診療どうやって支払いを行うか徹底解説

新型コロナウイルス感染症拡大による特別措置として、厚生労働省がオンライン診療による初診を期間限定で解禁しました。そのため、今後はオンライン診療の需要がさらに増すと見られています。ただ、対面とは勝手が異なるため、例えば「診療費の支払い」はどのような形で行われるのかよく分かっていないクリニックも多いでしょう。今回は、オンライン診療の「支払い」についてまとめてみました。

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目次
  1. オンライン診療での支払い方法
    1. オンライン診療によるクレジット決済導入例
    2. Remote Doctor
    3. ポケットドクター
    4. CLINICS(クリニクス)
    5. curon(クロン)
    6. CARADAオンライン診療
    7. YaDoc
    8. SOKUYAKU
  2. 導入が進んでいるキャッシュレス決済
  3. キャッシュレス決済が利用できない層もカバーすべき

オンライン診療での支払い方法

オンライン診療での支払いには、主に以下の方法が用いられています。

  1. クレジットカード
  2. モバイル決済
  3. 銀行振り込み
  4. 銀行引き落とし
  5. 来院時に窓口決済

Remote Doctor』や『ポケットドクター』など代表的なオンライン診療アプリの場合は、基本的にクレジットカード決済となります(一部アプリは後払いも可能)。

オンライン診療によるクレジット決済導入例

Remote Doctor

クレジット決済(PayPal利用)

Remote Doctorはこちら

ポケットドクター

対面決済、クレジット決済(1回払いのみ)

ポケットドクターはこちら

CLINICS(クリニクス)

クレジット決済

CLINICS(クリニクス)はこちら

curon(クロン)

クレジット決済

Curonはこちら

CARADAオンライン診療

クレジット決済

CARADAオンライン診療はこちら

YaDoc

対面決済、クレジット決済

YaDocはこちら

SOKUYAKU


コンビニ後払い、クレジット決済

SOKUYAKUはこちら

参考:処方薬の配送までしっかり手厚い!オンライン診療ツール『SOKUYAKU』

また、専用のアプリではなく、LINEのビデオ通話機能などを用いて、独自のオンライン診療を実施しているクリニックでは、『PayPay』などモバイル決済を導入している例も散見されます。

しかし、お年寄りなど、キャッシュレス決済はよく分からないという人も多くいます。そのため、銀行振り込みや銀行引き落とし、来院時払いなど、キャッシュレス決済が難しい人でも利用しやすい方法を設けている医療機関も多くあります。オンライン診療を導入する場合は、こうしたキャッシュレス決済以外の対応方法も検討すべきでしょう。

導入が進んでいるキャッシュレス決済

ほとんどのオンライン診療アプリはクレジットカード払いが利用できますが、クレジット決済は「クレジットカード会社」や「クレジット決済代行業者」が行います。

クレジットカード会社と個別に契約する場合もありますが、非常に面倒なため多くのクリニックではクレジット決済代行業者を利用しています。もし契約していない場合は、オンライン診療アプリ導入時に新たに契約するといいでしょう。

オンライン診療アプリでクレジットカード決済を行う場合、クリニック側は請求金額を入力する必要があります。その後、患者さんが請求金額を確認し、カード番号などの必要項目を入力。正常に決済が行われれば、これで支払いが完了となります。クリニックへの入金は、クレジット決済代行業者との契約に基づいて行われます。

モバイル決済の場合も同様で、クリニック側から請求した後、患者さん側が支払い方法を選択して決済が行われます。モバイル決済はクレジットカード払い、キャリア決済、コンビニ入金、銀行口座引き落としなど、支払い方法をユーザー側が選べるため、クレジットカードを持っていない患者さんなどにも幅広く対応可能です。

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キャッシュレス決済が利用できない層もカバーすべき

オンラインでのキャッシュレス決済がよく分からないという患者さんのために必要なのが、「銀行振り込み」「銀行引き落とし」「窓口決済」の方法です。銀行振り込みは請求金額を提示し、いつまでにどの口座に振り込むかを案内する方法。患者さんはその案内に基づいて診察料金を振り込みます。「窓口決済」の場合は、複数回の診療費をまとめ払いできる方法を採用しているクリニックもあります。

クリニック側としてもオンライン決済システムを導入する手間がないのはうれしい点ですが、入金タイミングがつかみにくいのがデメリット。また、処方せんの発送は入金が確認された時点となるため、薬が手元に届くのが希望するタイミングより遅くなる可能性もあります。

「銀行引き落とし」もオンライン決済システムを必要としないため、クリニックとしては導入しやすいシステム。ただし、病院側が引き落とし手続きを行う必要があり、患者さん側にも事前に引き落とし口座などを登録してもらうなど手間がかかります。処方せんが出ないリハビリや医療相談などに適している方法だといえます。

オンライン診療アプリの『ポケットドクター』や『YaDoc』では「対面決済」も用意されています。患者さんが来院する必要はあるものの、クレジットカードを持っていない患者さんや、オンライン決済が苦手という人も安心して利用できるでしょう。

オンライン診療の「支払い」は、専用アプリの場合は基本的にクレジットカード払いとなり、一部のアプリで対面での支払い方法が用意されています。アプリの機能だけでなく、支払い方法で選ぶのもいいでしょう。また、クリニックで独自にオンライン診療を導入しているケースでは、個別にオンライン決済サービスと契約しているほか、銀行振り込みや引き落としを採用している例も見られます。クリニックを利用している患者層に合わせて導入するアプリや決済方法を選ぶといいかもしれません。

日本初のオンライン診療・オンライン服薬指導・処方薬宅配のワンストップ・プラットフォームを提供

特徴

1.患者さん会員登録による最寄りの医療機関を紹介する集患機能 2.予約からオンライン診療・服薬指導・処方薬宅配迄、ワンストップで提供 3.初期費用・月額費用が0円 4.処方薬は全国配送体制実現(大都市圏は即日配送対応)

システム提携

電子カルテ レセコン CTIシステム 会計システム

オンライン診療機能

診療予約 ビデオチャット受信 クレジットカード決済 メモ 診察メニュー管理 診察時間設定 決済管理 ファイル共有 オンライン問診 スタッフ管理 宛名ラベル印刷 患者招待 処方箋送信

診療科目

内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管科、小児外科、皮膚泌尿器科、皮膚科、泌尿器科、性病科、肛門科、産婦人科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、気管食道科、放射線科、麻酔科、心療内科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科、、、、
Mac・Windows・iPadで自由に操作、マニュア ルいらずで最短クリック数で診療効率アップ

特徴

1.使いやすさを追求したUI・UX ・ゲーム事業で培って来た視認性・操作性を追求したシンプルな画面設計 ・必要な情報のみ瞬時に呼び出すことが出来るため、診療中のストレスを軽減 2.診療中の工数削減 ・AIによる自動学習機能、セット作成機能、クイック登録機能等 ・カルテ入力時間の大幅削減による患者様と向き合う時間を増加 3.予約機能・グループ医院管理機能による経営サポート ・電子カルテ内の予約システムとの連動、グループ医院管理機能を活用することにより経営サポート実現 ・さらにオンライン診療の搭載による効率的・効果的な診療体制実現

対象規模

無床クリニック向け 在宅向け

オプション機能

オンライン診療 予約システム モバイル端末 タブレット対応 WEB予約

提供形態

サービス クラウド SaaS 分離型

診療科目

内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管科、小児外科、皮膚泌尿器科、皮膚科、泌尿器科、性病科、肛門科、産婦人科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、気管食道科、放射線科、麻酔科、心療内科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科、、、、
初期・月額無料!さらに、どこにも負けない手数料率で貴院をサポートします。

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対応業務

オフライン決済 オンライン決済

決済種類

クレジットカード決済 デビッドカード決済 電子マネー決済 QRコード決済 決済代行(後払い、掛け払い) スマートフォン端末決済 コンビニ決済

その他特徴

決済端末有料提供 決済端末月額無料利用

診療科目

内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管科、小児外科、皮膚泌尿器科、皮膚科、泌尿器科、性病科、肛門科、産婦人科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、気管食道科、放射線科、麻酔科、心療内科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科、、、、
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・Full-HDの高画質ライブ伝送が可能(エコー検査動画/手術ライブ動画なども) ・セキュリティ担保の上、インターネット回線利用でありながら、遅延は実測0.3秒 ・直感的で使いやすいデザイン(マニュアルなしでもすぐ使えます) ・ブラウザ通信で行え、専用ソフトインストール不要です。 ・画面上で文字や絵を上書きできるアノテーション機能は説明に便利

オンライン診療機能

ビデオチャット受信 クレジットカード決済

診療科目

内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管科、小児外科、皮膚泌尿器科、皮膚科、泌尿器科、性病科、肛門科、産婦人科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、気管食道科、放射線科、麻酔科、心療内科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科、、、、
予約、事前問診、ビデオチャットでの診察、決済、薬・処方箋の配送をワンストップで完結することが可能に

特徴

CLINICSオンライン診療は、2016年にいち早くリリースし、医療機関の導入実績NO.1。(※) 院内のオペレーションなど、実施におけるノウハウやサポートも充実、セキュリティについてもISMSクラウドセキュリティ認証を取得した安心のシステムです。 予約、事前問診、ビデオチャットでの診察、決済、薬・処方箋の配送をワンストップで完結することが可能です。※「2020年 医療ITのシームレス化・クラウド化と医療ビッグデータビジネスの将来展望 No.1 医療IT・医療情報プラットフォーム編」(富士経済、2020年1月7日発刊)

オンライン診療機能

診療予約 ビデオチャット受信 クレジットカード決済 診察時間設定

システム提携

電子カルテ

診療科目

内科、精神科、神経科、神経内科、呼吸器科、消化器科、、循環器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管科、小児外科、皮膚泌尿器科、皮膚科、泌尿器科、性病科、肛門科、産婦人科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、気管食道科、放射線科、麻酔科、心療内科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科、、、、

クリニック開業ナビ

執筆 コラム配信 | クリニック開業ナビ

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