新人看護師から見た尊敬できるドクター

看護師にとって、お医者さんの多くは尊敬できる存在です。多くの知識と経験で患者さんを診てくれる先生がいなければ看護師の仕事は成り立ちません。

今回は、実際に私が看護師として働いていたときに体験した、尊敬できるドクターのエピソードを紹介します。

目次
  1. 患者さんに好かれている
  2. 採血や点滴がうまい
  3. 患者さんの話を聞くのがうまい
  4. 患者さんへの説明が分かりやすい
  5. 患者さんの変化によく気付く
  6. 丁寧で分かりやすい記録を書いてくれる
  7. 看護師の忙しさを理解してくれる
  8. 看護師にも優しい
  9. オンオフの切り替えがしっかりしている
  10. まとめ

患者さんに好かれている

患者さんに好かれている先生は尊敬できます。患者さんへの対応が優しく、親切で話を聞くのが上手な先生は、患者さんからはもちろん看護師からも好かれています。

医師は業務が忙しく、常に同時進行で動いているため、ついつい患者さんとの約束を忘れてしまったりすることも。患者さんから好かれている先生は、スケジュール管理もうまいですが、もしものときのフォローも上手。患者さんと信頼関係が築けている先生は、医療者としてお手本にしたい存在です。

採血や点滴がうまい

新人看護師にとって採血や点滴などの手技はかなり難易度が高め。勉強のため、先輩看護師や医師の手技を見せてもらうことがありますが、採血や点滴が上手な先生は尊敬できます。

やっぱり、自分にはできないことをさらりとこなす先生はかっこいいですよね。特に静脈内への点滴は難易度が高く、なかなか上手にできません。そんな点滴をさらっと代わってくれる先生はかっこいいなと思います。

患者さんの話を聞くのがうまい

患者さんの話は、正直何を伝えたいのか理解が難しいこともあります。患っている疾患の影響で伝えたいことが上手に伝えられない場合もあり、こちらも汲み取るのに必死です。

そんな患者さん相手に、程よく相槌を打ったり、言いたいことをまとめながら話を進めたりする先生のテクニックには感心してしまいます。患者さんの話を聞くのがうまい先生はさすがだなと思いますし、すごく勉強になります。

患者さんへの説明が分かりやすい

専門的な分野を勉強してきた看護師や医師の説明は、患者さんには分かりづらいこともあります。何気なく専門用語を使ってしまった場合もそうでしょう。

そのため、患者さんに対して優しい言葉で分かりやすく説明ができる先生はさすがだなあと思います。難しい説明は言葉でなくイラストで伝えたり、分かりやすいパンフレットを用意して説明してくれたりする先生なら、安心して治療をおまかせできますよね。

患者さんの変化によく気付く

患者さんの小さな変化も見逃さない先生はさすがだなあと思います。

私が看護師として勤務していたときには、患者さんの膝にできたあざに気付き夜間の転倒を発見した先生がいました。昨日までなかったあざができていたので転んでないか確認したら、患者さんが「そういえば昨日の夜、トイレに行こうとして転んじゃった」と答えたとのこと。

普段から患者さんの身体をよく観察しているからこそ発見できるんだなあと思いました。患者さんの小さな変化に気づく先生は尊敬できます。

丁寧で分かりやすい記録を書いてくれる

看護師も医師も、患者さんの状態はカルテに記載して残しておきます。

患者さんの発言を詳細に記録してくれたり、アセスメントの過程を記載してくれたりする先生はとてもありがたい存在です。(アセスメントとは「患者さんの状態をこう考えた」というような評価のようなものです)

忙しい先生の場合、「変わりなし」とあっさりした記録を書くことも。患者さんの発言や先生から見たアセスメントを知ることは看護のヒントになりとても助かるので、忙しくても丁寧に記録を書いてくれる先生は尊敬できます。

看護師の忙しさを理解してくれる

看護師の仕事は患者さんの検温や相談を聞いたり、検査に連れて行ったりとさまざまです。

患者さんが多いときには検査が立て込んで大忙しなことも多々あります。そんなときに看護師の忙しさも考慮して「〇〇さんの検査は今日中じゃなくても大丈夫だよ」と気遣ってくれたり、「忙しそうだからまた後で顔出すね」とタイミングをズラしてくれたりする医師はすごく素敵に映ります。

医師も大忙しなのに、看護師の状況に合わせて配慮してくれる先生は気遣いができる人なんだなあと思いますし、とても頼りになります。職場にいてくれるとありがたい存在です。

看護師にも優しい

患者さんに優しい先生はすごく尊敬できますが、看護師に対して優しいという点もすごく重要。

私が勤務していた病院には、看護師に対して優しい先生も厳しい先生もいましたが、圧倒的に優しい先生が人気で、頼りにされていました。

優しい先生が当直(夜勤の際に常駐する医師)のときは看護師みんなで喜びました。医師と看護師では医師の方が立場が上だという考え方の人もいますが、だからといって大きな態度を取り、看護師を顎で使うような先生は嫌われてしまいます。

看護師に対しても平等に接してくださる先生は、人としても医師としても尊敬できるなあと思います。

オンオフの切り替えがしっかりしている

新人看護師は社会人になったばかりなので、社会人生活にも不慣れです。毎日緊張の連続で、休みの日も一日勉強することもあれば、疲れ切って寝て終わってしまうこともしばしば。

そんな私たちとは違い、オンオフをしっかり分けている先生もたくさんいます。たとえば私が勤めていた病院にいたのは、休みの日に朝からサーフィンを楽しんでいる先生や、必ずキャンプに行く先生などです。そういった先生は、仕事には熱意を持って取り組み、オフの日にはリラックスするというサイクルが確立しているので、心の余裕も感じられました。

また、オフの日のことを話してくれるなど話題も尽きないので、オンオフの切り替えがしっかりできている先生は一緒にいて楽しく、社会人として尊敬できます。

まとめ

いかがでしたか?

今回は新人看護師から見た尊敬できるドクターの特徴をまとめました。

患者さんや看護師のことを気遣ってくれる先生のことはとっても尊敬できますよね。尊敬できる先生がいる病院では長く働きたいと思います。

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